上海で、野菜と食材の生産・卸し&デリバリーをしていらっしゃる
Kate&Kimiのスタッフの方とともに、
料理企画をスタートさせました。
そして、本ブログを通して、私自身がおいしいと思った食材についてご紹介してきました。
☆Kate&Kimiのウェブサイトは
こちら
☆コラボ企画 第一弾（ウィークリー食材紹介）
第一回目、
第二回目、
第三回目、
第四回目←それぞれリンクを貼っております
コラボ企画第二弾は、
「楽しみながらつくる、テーマのある食卓」と題しまして
毎月1回、異なるテーマに沿った食事風景をご紹介していきます。
もちろん、Kate&Kimiのおいしい食材をたくさん使わせていただいています♪
第一回「旬の野菜を取り入れた、初夏のモダン和食パーティー」は
こちら
第二回「夏バテ解消！ヘルシー＆カラフルなタイ料理ランチ」は
こちら
料理のレシピはもちろん、盛り付けの仕方、お酒との合わせ方だったり
そのほか簡単なテーブルコーディネートのポイントなどについても
できるだけ参考にしていただけるよう、いつもより詳しく書くつもりです。
普段の食事はレシピを見ずに、材料を計らずに料理することが多いので
分量や手順についてはあくまでも参考程度にしていただけたらと思います。
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第三回のテーマは、
「秋を先取り！おうちでワイン＆スペインバル」です。
後日、プライベート編もお送りいたします♩
《メニュー》
・タパスプレート
（にんじんのガスパチョ風、たことオリーブ、海老のピンチョス、生ハムバゲット）
・オレンジとモッツァレラチーズのサラダ
・きのことベーコンのアヒージョ
・サーモンとほうれん草のトルティージャ（スパニッシュオムレツ）
・チョリソーのスペイン風煮込み
素材の味を生かしたシンプルな味つけが多く、ヨーロッパの料理のなかでも日本人の味覚に合いやすいといわれるスペイン料理。これからの季節に向けて、きのこや根菜などの野菜＆魚介を使ったバルメニューをつくってみました。居酒屋さん感覚でいろいろつまんでいると、いくらでもワインが飲めてしまいそうです。
《テーブルコーディネートのポイント》
晩夏～初秋を意識して、ぬくもりを感じるオフホワイト、ブラウンをベースに、引き締め色のブラックを加えたベーシックな色使いの器をチョイス。差し色にはクリームがかったレモンイエローをきかせて、ふんわりナチュラルなイメージでまとめてみました。ランチョンマット、イエローの方はスタジオエムのオリジナル柄「ミモザチェック」。鳥モチーフのペーパーナプキンや小皿ともぴったりのトーンで、とってもお気に入りです。
それでは、順番にレシピを公開していきますね。
・タパスプレート
（にんじんのガスパチョ風、たことオリーブ、海老のピンチョス、生ハムバゲット）
スペインバルといえばやっぱりタパス。
おもてなしには、ワンプレートにして少しずつ盛り合わせるのも素敵です。
この組み合わせさえ覚えておけば、ガスパチョに使う野菜やピンチョスの具材、
バゲットにのせるものを変えるだけで、レパートリーが無限に広がります。
☆にんじんのガスパチョ風
《材料（4人分）》
にんじん 1本（中サイズ）
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
コンソメスープ 300ml
豆乳（無糖） 200ml
ナツメグ（粉末タイプ） 適量
ブラックペッパー 適量
グレープシードオイル（サラダ油でもOK）
《作り方》
1.フライパンにグレープシードオイル、玉ねぎ＆にんにくの薄切りを入れて弱火で炒める。
2.具材がしんなりしたら、スライスしたにんじんを加えてさらに炒める。
3.コンソメスープを2に加えて10分くらい煮込み、火を止めてそのまま冷ます。
4.ミキサーで3を撹拌して小鍋に流し込み、豆乳を入れて火にかける。
5.塩、こしょうで味を調えて、ナツメグを振って軽く混ぜ合わせる。
※食べる直前にナツメグとブラックペッパーをトッピングすると、風味がさらにアップ。
☆たことオリーブ、海老のピンチョス
《材料（4人分）》
たこ（一口大、茹でたもの） 8かけ
オリーブ 8個
海老（茹でて半分に切ったもの） 4匹分
塩、ブラックペッパー 適量
《作り方》
1.たこと海老に塩、ブラックペッパーを振ってもみこむ。
2.爪楊枝にバランスよくたこ、オリーブ、海老を刺していく。
☆生ハムバゲット
《材料（4人分）》
バゲット（薄切り）8枚
生ハム 1～2枚
バターヘッドレタス（他のレタス類でもOK） 数枚
マスタード 適量
ブラックペッパー 適量
《作り方》
1.バゲットの表面にマスタードを塗る。
2.レタス、生ハムの順にのせて、ブラックペッパーをひと振りする。
※バゲットがレタスの水分を吸わないよう、マスタード（またはバターでも）で表面をコーティングします。
・オレンジとモッツァレラチーズのサラダ
さっぱりとした口当たりのフルーツ＆チーズでつくるサラダは、
味つけしだいでおつまみにもデザートにもアレンジできてとっても便利です。
今回は、スペイン名産のマンダリンオレンジと同種ながら、
さらに鮮やかな色味のタンジェリンオレンジを使用してみました。
《材料（4人分）》
タンジェリンオレンジ 1個
モッツァレラチーズ 100g
オリーブオイル 適量
塩、ブラックペッパー 適量
《作り方》
1.皮をむいたオレンジとモッツァレラチーズはスライスする。
2.オレンジとモッツァレラチーズをお皿に交互に並べて、オリーブオイル、塩、ブラックペッパーを振りかける。
※お好みではちみつを加えたり、ミントなどのハーブを添えても◎。
・きのことベーコンのアヒージョ
作り方はかんたんなのに、ごちそうに見えるのが嬉しいアヒージョ。
魚介のほか、野菜やお肉などいろいろな具材で試してみてくださいね。
きのこ類は熱を入れるとグッとかさが減るので、器に並べるときは山盛りにしてOK。
バゲットを浸しながらいただくと、さらにおいしいです。
《材料（4人分）》
きのこ（マッシュルーム、しめじなど好きなもの） 好きなだけ
ベーコン（薄切り） 1～2枚
にんにく 1～2かけ
塩、ブラックペッパー 適量
唐辛子 1本
オリーブオイル 適量
パセリ、オレガノ 適量
《作り方》
1.耐熱容器にきのこ＆細切りにしたベーコンを並べて、みじん切りのにんにく、唐辛子を
トッピング。塩、ブラックペッパーを強めに振ってオリーブオイルをひたひたに注ぐ。
2.180℃に熱したオーブンで、きのこがしんなりするまでぐつぐつ煮る。
3.オーブンから耐熱容器を取り出した後、パセリとオレガノを振りかける。
・サーモンとほうれん草のトルティージャ（スパニッシュオムレツ）
子どもから男性まで、みんなが喜ぶボリュームたっぷりの一品です。
定番の具材はじゃがいもメインのことが多いですが、
鮭＆ほうれん草を主役にしてちょっぴり秋仕様に。
物足りないときは、ケチャップを別皿に添えて、つけながら食べても美味。
《材料（20cmのフライパンで1枚分）》
サーモン 100g
ほうれん草 100g
にんにく 1かけ
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも 中1個
卵 3個
塩、ブラックペッパー 適量
オリーブオイル 適量
《作り方》
1.、ほうれん草は3cm程度にカット、にんにくと玉ねぎはみじん切り、じゃがいもは一口大にカットして下ゆで。サーモンは1cmの角切りにしておく。
2.オリーブオイルをひいたフライパンでにんにくと玉ねぎを炒めて、サーモン、ほうれん草、じゃがいもを順番に投入。軽く炒めながら、塩、ブラックペッパーで味つけする。
3.溶き卵（塩、ブラックペッパー入り）を流し込み、蓋をして弱火で焼く。
4.表面に焼き色がついたら裏返して、反対側も同様に焼く。
・チョリソーのスペイン風煮込み
作り方はいたってシンプル、具材を炒めてただ煮込むだけ。
真っ赤な見た目とスパイシーなハーブの香りが食欲をそそります。
チョリソーやベーコンのだしが溶け込んだ、旨みたっぷりのスープも一緒にどうぞ。
ちなみに伝統的なレシピでは、豆類やじゃがいもが入っていることも多いです。
《材料（4人分）》
チョリソー 500g
玉ねぎ 1個
しめじ 1袋
ベーコン（薄切り） 2～3枚
にんにく 1かけ
トマトピューレ 200ml
白ワイン100ml
水150ml
ブーケガルニ 1袋
ローリエ 1～2枚
塩、ブラックペッパー 適量
オリーブオイル 適量
《作り方》
1.鍋にオリーブオイルをひき、みじん切りのにんにくと玉ねぎを炒める。
2.細切りのベーコン、半分にカットしたチョリソー、しめじを加えて全体に油がまわるようにする。
3.トマトピューレ、白ワイン、水、ブーケガルニ、ローリエを加えて、20～30分ほど中火で煮込む。
4.塩、ブラックペッパーで味をととのえる。
《合わせたお酒》
スペイン気分を盛り上げるなら、ビール＆ワインもスペイン産にこだわってみて。
ビールは北ガリシア地方で飲まれているという「ESTRELLA GALICIA」をチョイス。
ワインは赤白2本ずつ、いろいろな地方のものを集めてみました。
もちろん、スペインのスパークリングワイン「カヴァ」で乾杯するのもおすすめです！
これらは上海のワインショップ、輸入スーパー（一部日系スーパーでも）などで手に入ります。
お酒以外のほぼすべての材料について、Kate&Kimiで扱っているものを使わせていただいています。
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夫婦そろってお酒好きなこともあり、全体的に味つけは少し濃いめです…
薄味がお好きな方は、調味料を若干少なめにしていただけると良いかと思います。
私自身、レシピはあってないようなものなので、日々改良しているところです。
また、後日修正を加える場合もありますのでご了承くださいませ。
ほとんどの料理が、前日から準備しておけるものばかり。
手が込んでいそうに見えるメニューも、意外とかんたんに作れちゃいます！
気になる料理があれば、ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね。
次回もどうぞお楽しみに！
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