Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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ジュニア・ジャパンオープン2023名古屋のサッカーの競技結果(WSL)

2023-07-19 | RoboCup2023

注 あくまで、サッカーの素人による、個人的な分析や感想です。

さて、今度はWRLを見てみました。
WRLはの参加は全部で68チーム・・・ふぅ

WRLは本来は9試合が計画されていたようなのですが、諸事情で7試合になってしまいました。
それは、仕方が無いのですが・・・その7試合を終えて・・・全勝チームが3チームもある! (なんで?)
スイス方式なら、少なくとも全勝チームがつぶしあって、7試合目には(少なくとも全勝は)1チームになっているはずです。
ということで、やっぱり試合の組み合わせが正しく設定されていない感じです。

で・・・以下は地道に試合結果をエクセル表に打ち込んで解析した結果です。

さすがに68チームを見ることはできないので、全勝した3つのチームに注目します。

まず1位の 「Edge」 です。(下で言っている順位は①勝ち点、②得失点差、③総得点、④総失点による評価での、その時点での順位)

第一試合 「国士無双」と対戦し5-0で勝って14位になります。
第二試合 15位の「RAIZOU」と対戦し4-1で勝って10位になります。
第三試合 自分は10位なのですが、今度の対戦相手は24位の「宗中ペテルギウス」です。(勝ち点は、自4 vs 相2) 11-1で勝利して4位に浮上します。
第四試合 今度は16位「RB-E233」との対戦。(勝ち点は、自6 vs 相4)11-0で勝って2位に・・・
第五試合 2位になった対戦相手が・・・なぜか64位の「未来アカデミー①」
(勝ち点は、自8 vs 相1)この組み合わせは、絶対おかしいですよね。9-0で勝って1位になります。
第六試合 今度の対戦相手は57位の「twilight」。(勝ち点は、自10 vs 相3)6-1で勝って1位をキープです。
第七試合 最後の試合は44位の「KH2」。(勝ち点は、自12 vs 相5)これも 11-0で勝って、全勝をキープ、1位もキープです。

こんな感じで、第二試合まではまともな(順位の)対戦相手でしたが、なぜか第三試合以降は格下の相手(下位のグループ)とばかり組み合わされてます。

次が2位の「Oi_DENGIKEN」を見てみます。
第一試合 「極無」と対戦し8-0で勝利。7位になります。
第二試合 6位の「neutron」と対戦し10-0で勝利し2位に浮上します。
第三試合 次の対戦相手は・・・なんと68位の「TX」です。なんで2位と68位を対戦させるの? (勝ち点は、自4 vs 相0)8-0で勝利して、1位になります。
第四試合 対戦相手は3位の「Reversi」。まともな相手に戻りました。(笑)(勝ち点は、自6 vs 相6) 2-0で勝ちますが3位になります。
第五試合 次は1位「Crescent (Re)」との対戦。またまた、まともな組み合わせです。(勝ち点は、自8 vs  相8) 6-2で勝利して2位に・・・
第六試合 相手は14位「SpeeD ShooteaR」。(勝ち点は、自10 vs 相7) 7-1で勝って2位をキープ!
第七試合 最後は21位「team O」と対戦。(勝ち点は、自12 vs 相7)5-2で勝って2位をキープ

とまあ、こんな感じです。二、四、五試合目はまともな組み合わせですが、特に第三試合は「何だ?」という感じです。それから、六、七試合目あたりで、どうして全勝チーム同士の潰しあいをしていないのか不思議です。

さて、最後は3位の「デンソー工業学園」です。
第一試合 「日駒β」は対戦して 4-0 で勝って19位になります。
第二試合 18位の「三田学園物理部チーム「antiB」」と対戦します。7-1で勝って7位に
第三試合 11位の「TeamTakahamaM・K・M」と対戦します。(勝ち点は、自4 vs 相4) まともな組み合わせですね。 5-0で勝って5位に
第四試合 14位の「宗高おにぎり」と対戦します。 (勝ち点は、自6 vs 相4) ここらへんから、この組み合わせ変じゃない・・・ 8-0で勝って4位に
第五試合 4位の相手が、なぜか48位「twilight」。(勝ち点は、自8 vs 相3) 8-0で勝って3位に
第六試合 対戦相手は37位「KSKT」。(勝ち点は、自10 vs 相5) 7-0で勝って3位キープ
第七試合 対戦相手は22位「SpeeD ShooteaR」 (勝ち点は、自12 vs 相7)4-1で勝って3位キープです。

こんな感じで・・・三試合目まではまともな組み合わせですが、四試合目以降は格下(中位のグループ)の相手との組み合わせになっています。

「Edge」14-10-7-2-1-1-1位
「Oi_DENGIKEN」7-2-1-3-2-2-2位
「デンソー工業学園」19-7-5-4-3-3-3位
と、後半順位が安定しているにも関わらずこの3チーム同士が対戦していないのが、最大の謎ですね。

3チームが全勝で勝ち点が並んだので、世界大会推薦順位は「ポスター審査」と「ソルコフ値」で評価されます。
このソルコフ値、「Edge」だけ異様に低いです。(他のチームは90、80なのに、このチームは50) これは、対戦相手が弱かったということなのでしょう。「対戦相手が弱かったから全勝できたのだろう」という想像もできますが、「強い相手にあたっていれば、もっとソルコフ値をかせげたのに」という想像もできます。(真実はわかりません) 上で書いたように、「Edge」は後半の対戦相手が、なぜか下位チームでしたので、ソルコフ値が低いのだと思います。(これについては、運営側が決めた対戦相手によって順位が決められてしまった! とチームからクレームが来てもおかしくないように思いますが・・・)


あと・・・かわいそうだなぁ・・・と思ったのが
「TX」
最初の試合で負けて68位になった後・・・
第二試合で2位の「Toin Sigma」と対戦させられます。その結果68位
第三試合でも2位の「Oi_DENGIKEN」と対戦させられます。その結果68位
第四試合でも2位の「Crescent (Re)」と対戦させられます。その結果68位
これ、何か、呪われてませんか?(笑)
第五試合から、ちょっとまともになって58位の「宗中ナスタチウム」と対戦し
て、引き分けて67位に
第六試合では66位の「未来アカデミー①」と対戦し、引き分けて67位キープ
第七試合で64位の「私のチーム」に勝って60位になりました。
後半はまともな組み合わせなのですが・・・前半が・・・

ということで、今回のスイス方式の組み合わせは遺恨を残す感じです。
ツールの利用者(ジュニアジャパン? 技術委員会?)は、使用するツールについて十分な運用テストを実施していないということでしょうか?

一応順位の遷移のグラフも作成したので掲載しておきます。


もう、細かくて、模様にしか見えませんけど・・・
このグラフから・・・
Round2 の組み合わせは比較的まともに見えます。中位から上位へ1本、下位から上位へ1本、この2本だけ謎です。
Round3は半分くらいはまともなのですが、残りの半分は大きく上下してしまっています。
Round4は下半分はまともな感じですが、上半分は上位と中位の組み合わせになってしまっています。
Round5以降は・・・なぜか、下位と上位の組み合わせになっています。(本来のスイス方式だと、ありえない・・・)
で・・・上位グループの中での対戦がなされていないのが分かります。


ジャパンオープンの結果について・・・
サッカー技術委員会のブログの2023/4/13の記事に以下のように書かれています。
★不自然なスイス式の組み合わせについて 
 ~
しかしながら本大会では、何件かご指摘もいただいておりますが、上記のルールに沿った組み合わせが行われませんでした。
「なぜルールに沿った組み合わせが行われなかったのか」、「具体的にどのようなルールで組み合わせが行われたのか」については、現在調査中となっております。
このように、チームの組み合わせが正しくなかった。と認めていて、「原因を調査する」とかかれているにもかかわらず、その後の記載が全くありません。
本来なら、原因調査⇒原因究明⇒対策検討⇒是正 を実施して、次回は同じ失敗は繰り返しません・・・となるはずですが、なにも公開されていないので、原因が分かったのか、分からないのかすら分かりません。

こんなので、いいの? (笑)
これ、参加したチームの人たちは、疑問を感じていないのでしょうか?

コメント
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