うるはしき まことのわれの さいはひを 知らず積みゆく いつはりの山
*今週も、一首も歌が詠めませんでした。このスランプ、深刻ですね。表現力のアンテナを頭から全部押さえつけられていて、言葉が何も思い浮かんでこない。苦しいです。
なので、表題の歌は、一年前に詠んだものです。このころもスランプの最中だったのですがね、今よりひどくはない。まだ少し余裕がありました。馬鹿の邪魔はだんだんひどくなるような気がします。その分、彼らの方が、つらいことになってきているんでしょう。
話は変わりますが、さっきネットのニュースでアフガニスタンの実情を学びました。タリバンが、女性の大学進学を禁止したというニュースに触れたのです。なんと馬鹿なことを。女性の教育はとても大事なことなのに、馬鹿な人たちは何も知らず、間違ったことを平気でやる。
イスラームでは、女性は男性より低いものと決められているそうですが、神は事実上、男性が女性より偉いなどということを言ったことはありません。女性も男性も、神が創ってくださった、すばらしい存在なのです。ですが未熟な男性たちは、どうしても弱い女性をいじめて、一段低いものとして定義したがる。
女性を家畜のように囲い込み、自分の好きにできるものにしたがるのです。
それは間違いです。女性は神がすばらしい資質を込めて創ってくださった、すばらしい存在。女性を豊かに育て上げれば、社会を美しく整えてくれる、それは美しい愛になるのです。
女性から学びの機会を奪い、低い教養レベルに押しとどめれば、かえって社会に害をなす。馬鹿な男たちはそれがわかっていない。何も知らないからです。世界の真実を、何も知らないということほど、恐ろしい罠はない。
自分自身の真実ということがわかれば、高い愛を学び、人を豊かにしていくことが、いかに大事なことかがわかるのですが、それを知らない人は、いろんな誤りに巻き込まれて、嘘偽りの山を築き上げていく。それがどんなに人間世界を苦しめることか。
この世界の偽りの山を、少しでも低めるために、わたしたちは真実を広げていかねばなりません。