200727裏 小包第4期 5 Krona 目打ちシフト

200727裏 小包第4期 5 Krona 目打ちシフト

到着印: VUKOVAR 920 JUL 28 N11 G (1920年7月28日)、ハンガリー型
引渡し印: VUKOVAR 920 JUL 31 N3 E (1920年7月31日)、ハンガリー型
受取人サイン日付: 未記載
備考: クロアチアの東部のスラヴォニアの主要都市であるヴコヴァルでも、1920年7月28日及び31日になってもハンガリー型の消印をそのまま使用し、全くユーゴ化していません。
スロヴェニアやボスニア・ヘルツェゴビナの都市では1919年の前半からほぼ完全にユーゴ化しているのに比べると、クロアチアのユーゴ化の進展が異常に遅いのがはっきり分かります。

小包第4期 クロアチアZagrebからスラヴォニアVukovar宛て

小包第4期 クロアチアZagrebからスラヴォニアVukovar宛て
小包送票：ユーゴスラヴィアPOŠTNA SPREMNICA、左上に角に数値記載無し、スロヴェニア語、灰白紙、代金引換のない小包送票
小包ラベル：ZAGREB 1 1571
料金手書き：6.40 (1.6 Dinar)

切手：スロヴェニア40 vinar (Mi.106凸版)、50 vinar (Mi.107) 2枚、5 Krona (Mi.111目打ちシフト)、合計6 Krona 40 vinar (1.6 Dinar)
備考：40 vinar凸版はタイプ2

料金計算：
重量料金2 kg---1.5 Dinar (6 Kronen)
価格表記(保険)料金---無し
代金引換料金---無し
通知料金---10 para (40 vinar)
合計1.6 Dinar (6.4 Kronen) (料金手書き、貼り付け切手と一致)

消印： ZAGREB 920-JUL 27.-N9 G1G (1920年7月27日)、ハンガリー型
クロアチアの首都のザグレブでは、1920年7月27日になってもハンガリー型の消印をそのまま使用し、全くユーゴ化していません。スロヴェニアやボスニア・ヘルツェゴビナの都市では1919年の前半からほぼ完全にユーゴ化しているのに比べると、クロアチアのユーゴ化の進展が異常に遅いのがはっきり分かります。