熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

R1250RT 車検の光軸検査は1灯式、2灯式、どちらを選択?

2021-12-16 16:24:08 | BMW R1250RT
R1250RTの前照灯は左右にハイビームと中央にロービームが配置されています。
外観上ハイビームは2灯式ですが、構造上は左右ハイビームとロービーム一体型で個別に光軸調整出来ません。右ハイビームを中央に合わせると左ハイビームは左側に、左ハイビームを中央に合わせると右ハイビームは右側にずれてしまいます。


ユーザー車検の経験者談を拝見すると、右ハイビームを中央に合わせて左ハイビームとロービームを隠して1灯式で合格した、左右別々に検査して2灯式で合格したなど様々。

そこで最寄りの車検場に確認すると、一体型の場合、1灯式とみなし左右ハイビームとロービーム、全て同時点灯した状態で検査するとの事。理にかなっています。何しろ左右個別に調整出来ない訳ですから。ディーラーでも、中央で調整しているようです。

何故ロービームを隠さないのか、隠さないと一番明るい箇所(最高光度点)がぼけてしまいそうな気がしますが、ここの車検場は検査機が自動で1灯か2灯かを判断するため、中央のロービームを隠すと検査機が勝手に2灯式と判断してしまうためかも知れません。以前は検査ラインの手前に1灯と2灯の選択ボタンがありましたが、今は無いようです。
若しくは、ハイビーム点灯時でもローが消灯しない場合は、ロー点灯状態で測定する決まりになっているのか、確認していないので定かではありません。

結論としては、ハイ・ロー全て点灯した状態で最高光度点が中央に来るように光軸調整する必要があります。
因みに上下調整は前輪の上部にあるスイベルレバーか左カウル内にある直径2cm程の白い樹脂製の部品。左右は恐らく(回していないので未確認)右ハイビームとロービームの丁度中間辺りにある直径2㎝程の黒色の調整ツマミ。下から手を伸ばし、ランプユニットの裏側を探ると有ります。

ハイビーム2灯の一体型ヘッドライトのバイクが少ないせいか、車検場や検査官によっても判断基準がまちまちなようなので、ユーザー車検を受ける際は事前に確認しておくと安心です。
万一、2灯式で検査すると言われたら、左右が各々すれすれでも合格範囲に入るよう調整する必要がありますが、出来ない時は車検場の検査官に説明して、一体型=1灯式で納得して貰う以外ありません。
因みに、自分のRTをテスター屋で診て貰ったら、出来ませんでした。左右ハイビームが重なった最高光度点は中央でした。

いずれにしても、ハイビーム2灯の一体型ヘッドライトの光軸調整・検査は少々厄介です。


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