熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

何が変わったのでしょうね、今回の解散総選挙

2014-12-16 05:25:47 | 日常の出来事・雑感
選挙前から大義なき解散総選挙と揶揄されていましたが、選挙結果を見ると正にその通りになりました。
自公合わせて1議席増、野党は各政党ごと増減はあるものの合わせて6議席減、国会内での与野党の勢力図は選挙前とほとんど変わりません。

更には、全閣僚は留任するとのこと。閣僚が次々と交代することには反対なので留任すること自体、それはそれで良いとは思いますが、それにしても、与野党の勢力図は変わらず、閣僚の顔ぶれも変わらず、政策も特に変わったわけでもなく。一方で、投票率は過去最低の52%台。
このような選挙に600億円を超える税金が使われたことを考えると、何となく虚しくなってしまいます。
安倍首相はアベノミクスに対し信任を得たと自信満々のようですが、野党に不意打ちを食らわすかのような状況下での解散選挙、加え過去最低の投票率で果たしてそこまで断言できるのか、甚だ疑問が残ります。首相の立場としては、断言せざるを得ないのでしょうが。

一方、烏合離散を繰り返し、自公の対抗勢力として結集できない野党に対しては不甲斐なさを感じます。野党再編に期待したいところですが、今の野党各党を見る限り、余り期待できそうにもありません。やはり、皆さん、お山の大将になりたいのでしょうかね、それが裏山程度の小さな山であっても。
暫くは自公安泰の時代が続きそうです。



コメント
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