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熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

中禅寺湖の宿 「ホテル四季彩」

2014-09-24 09:08:04 | 国内旅行
先日の日光一泊旅行では、中禅寺湖の「ホテル四季彩」に宿泊しました。
宿予約サイトのクチコミ評価を参考に決めました。
竜頭の滝2キロほど手前の高台にある宿で部屋数36室とこじんまりした宿です。


ピアノが置かれたロビーは広くて明るく開放感があり、大きな窓から眺める外の景色が魅力です。
無料のコーヒーサービスがあり、読書コーナーには雑誌が備えられています。ソファーに腰掛けて外の景色を眺めながらのコーヒータイムも良いものです。


窓の向こうには野鳥の餌台があってヤマガラなどがやって来るようです。


暖炉も趣があります。


客室は1階と2階に分かれており、1階部屋の一部にはデッキがあって外でくつろぐ事が出来ます。




男女別の内風呂と外風呂があって、何時入っても湯温はほぼ一定、温度管理が行き届いていると感じました。温泉はこの地域特有の「にごり湯」薄い乳白色で硫黄臭は強くありません。


外風呂には二つの浴槽(屋根有りと屋根無し)、どちらもそれ程広くありませんが、湯温が異なります。人肌の湯と呼ばれる方は温め、長い時間入っていられます。


朝夕食ともレストランで頂くことになります。
仕切りが無いので混雑してくると席によってはちょっと落ち着きません。


夕食は一品一品手が込んでいて色鮮やかな盛り付け、味付け具合も丁度良く美味しくいただきました。
夕食の一部


こちらは朝食、一品一品の量は多くありませんが品数が豊富でした。


泊まった感想としては、部屋数が36室とさほど大きくないことから当日は満室にもかかわらず館内は静か、温泉、食事とも満足の行く内容でした。



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日光「和み茶屋」でゆば料理を堪能

2014-09-21 09:55:55 | 国内旅行
先日日光に一泊で出かけました。
日光到着が丁度お昼時だったこともあり、折角の機会なのでゆば料理をいただくことに。
世界遺産の社寺が近づくにつれ通りに沿ってゆば料理を提供する店が幾つか並んでいますが、立ち寄った店は「和み茶屋」という元商家をリノベーションし4年ほど前に開店したゆば料理専門の店です。神橋交差点近くにあります。


店内は白壁を基調に木造家具を配した作りになっています。


店内各所には小物が置かれていて店主のセンスが光ります。




メニューは2種類、ゆば尽くしの「ゆば懐石ランチ(2500円+税)」と一般的な「懐石ランチ(1500円+税)」、当然、ゆば懐石ランチを選択。

まずは、ひきあげゆば。おろし生姜と良く合います。


ゆばと冬瓜の清し仕立


前菜、一つ一つ手が混んでいて食べるのが勿体無くなります。


菊花蕪きのこあん掛


揚巻ゆば、京都にはない日光ならではの物とか、ふっくらした食感でした。


揚げ物・黒米ごはん・汁物


デザートは黒糖羊かんか豆乳杏仁豆腐、どちかを選択




一品一品丹精込められた料理は彩、風味ともに豊かでゆば料理を堪能することができました。
ゆば料理と言えば、修行僧の精進料理のイメージがあってやや敷居の高さを感じていましたが、今回ゆば料理を頂きそのイメージが一変、気軽に味わえる和食でした。

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京都の旅も今日で終わり

2014-07-11 20:57:46 | 国内旅行
京都の旅も今日が最終日、午後の新幹線まで時間があるのでまずは「二条城」、そして最後に「三十三間堂」を訪れました。
二条城は世界遺産、これで4日間の滞在中、回った世界遺産は五つになりました。三十三間堂は国宝ですが、ここが何故世界遺産に登録されていないのか、意外な気がしました。

<二条城・東南隅櫓>


<唐門>
修復されているのでしょうが、鮮やかな色彩に加え、細かい彫刻が見事でした。




<二の丸庭園>
小堀遠州作と伝えられており、特別名勝に指定されています。


<二の丸御殿>
将軍・慶喜から大政奉還の意思が伝えられた大広間など、歴史的な舞台となった建物です。









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京都の旅・3日目~嵯峨野散策

2014-07-08 20:05:29 | 国内旅行
京都滞在3日目となる今日は嵯峨野を散策することにしました。
JR嵯峨嵐山駅で下車、まずは渡月橋へ。
昨年の大洪水の光景が嘘のように、桂川は穏やかな流れでした。


渡月橋からは時雨殿、宝厳院前を通って天龍寺を訪れました。
足利尊氏が後醍醐天皇の冥福を祈るため、創建した寺ですが、度重なる大火に見舞われ、今の建物は明治に入って再建されたものだそうです。


曹源池を中心とした庭園は夢想国師の手によるもので、嵯峨野で唯一の世界文化遺産です。


天龍寺北門を出ると数百メーターに渡って続く竹林の道に出ます。
隙間から差し込む柔らかい日差しを受け、竹林がひときわ美しく感じられました。


竹林を抜け、暫く歩くと「常寂光寺」です。
小さな寺ですが、仁王門から本堂に続く辺り一帯は苔に覆われていて、JRのCMでも紹介された場所です。そのポスターには「日本の緑色が見つかりました」とあるくらい、鮮やかな苔の色が印象的でした。紅葉名所としても有名なところだそうです。




常寂光寺の次は「祇王寺」を訪れました。
茅葺き屋根の草庵と苔で覆われた庭が特徴の小さな寺です。
平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母・妹と共に出家、入寺したことから、その後、祇王寺と呼ばれるようになったそうです。


一番高い場所にある「多宝塔」ヒノキの皮葺きで重要文化財。
本堂は、改築工事中で撤去されており、見ることはできません。


本日の最終目的地「清涼寺」に到着。
国宝の本尊釈迦如来像は、釈迦37歳の生き姿を刻んだものが中国で模刻され、日本に持ち込まれたそうです。
また、この釈迦如来像の体内からは、絹で作られた五つの臓器模型が発見されており、1千年以上前、中国では臓器の形が認識されていたことを示すもので、解剖学的に貴重な資料だそうです。

<仁王門>


<本堂>


<弁天堂>


雨に降られることはなかったものの、台風のフェーン現象で蒸し暑い1日でした。
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京都の旅 (2日目)

2014-07-07 21:16:07 | 国内旅行
京都滞在2日目となる今日は、清水寺を皮切りに見所が点在する知恩院まで歩くことにしました。

月曜の朝にも関わらず、修学旅行生を中心に清水寺は大勢の観光客で賑わっていました。


清水の舞台下。ケヤキの柱を並べ「懸造り」という手法で釘を全く使わずに組み上げられているそうで、重機の無かった時代、人力だけでこれほどの大型建築が行われたことは驚きです。


清水寺からは三年坂や二年坂を通って高台寺に向かいました。
三年坂は「産念坂」とも言われ、豊臣秀吉の正妻(北政所)「ねね」が子供の誕生を念じて坂を上がり清水寺にお参りしていたことに由来するという説があるそうです。


「ねねの道」など清水寺から高台寺に至る細い道は、石畳に覆われている箇所が多く風情を感じます。


三年坂近く法観寺の五重塔、通称「八坂の塔」
CMなどで良く見かけるアングルです。


高台寺に到着。
豊臣秀吉没後、菩提を弔うために北政所(ねね)が開創したお寺とか。
高台寺の本堂にあたる建物「方丈」


「霊屋」(おたまや)には、秀吉と北政所が祀られていて、北政所像の下はねねの墓所になっているそうです。


霊屋に安置されている秀吉と北政所の木像下の台座、須弥壇(しゅみだん)には蒔絵が施されています。
この蒔絵、「高台寺蒔絵」と称され、桃山時代の漆工芸美術の粋を集めているそうです。(内部撮影禁止のため拝観券から転写)


高台寺拝観の後は、高台寺や関連寺院に収蔵されていた品々が展示されている「高台寺掌美術館」を訪問。
小さな美術館で展示品の数は少ないですが、蒔絵の調度品など北政所の生活を彩った品々が展示されています。

掌美術館の次は、祇園祭で知られる「八坂神社」を訪れました。




八坂神社の次は、円山公園を抜け、浄土宗総本山「知恩院」を訪れました。
宗祖・法然が後半生を過ごし、没したゆかりの場所に建てられた寺院です。

入口となる「三門」、日本最大級の門だそうです。
御影堂は大規模改修中で建物全体はすっぽり覆われていて見ることはできませんでした。


本日の神社・仏閣巡りはこれで終了。
この後、京町家の名残を外から見ることができるという新町通に向かいました。
京町家一軒丸ごと内部まで見学することは、最早難しいようです。


ガス灯。明治初期に輸入された洋式の軒灯で、店の看板を兼ねていたそうです。


玄関上の軒に掲げられた「鐘きさん」と呼ばれる瓦製の魔除けの神とか。


軒やひさしの下に張り出した「出格子」と呼ばれる格子で出来た構造物。防犯目的でしょうか。


何とか雨に降られず、良く歩いた1日でした。
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