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熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

箱根の宿、仙石原プリンスホテル

2016-12-21 15:57:18 | 国内旅行
プリンスホテルと言えば、どこに泊まっても当たり外れの無いリゾートホテルのイメージですが、今回たまたま空きがあって滞在した箱根仙石原プリンスホテルも、良い宿には違いないのでしょうが、特に何が良かったかと聞かれても回答に迷う、そんな宿でした。

ススキで有名な仙石原草原の直ぐ近く、大箱根カントリークラブに隣接しており、テニスコートもあって滞在型リゾートホテルのイメージ。ただ、この時期は流石にゴルフ客は少なく、ゴルフ場は閑散としていました。


昨年リニューアルオープンされた館内は、室内を含め綺麗。
グレーを基調にシックにまとめられたスタンダードツインルーム。


窓からの眺めは、ゴルフ練習場の枯れた芝。緑なら未だしもちょっと殺風景。ゴルフ目的の滞在なら気にならないでしょうが。個人的には、マイナスポイント。


食事は、朝夕ともにビュッフェ。
ビュッフェは、どうしても団体が多くざわついているのが嫌で、夫婦旅行の際は避けることが多いのですが、ローストビーフをはじめとする種類豊富なビュッフェがこの宿のお勧めとかで、今回ビュッフェプランに。
口コミどおり、どれも丁度良い味付けで質的にも悪くなく、今まで他の宿で味わったビュッフェの中では一番。


二皿目、ビュッフェはついつい食べ過ぎてしまいます。


広いビュッフェ専用グリルルーム。ざわついた雰囲気もなく静かに食事ができました。ただ、ゴルフシーズンともなると、プレーを終えたグループがゴルフ談議で盛り上がると・・?


温泉は単純温泉、露天はあるものの、ゴルフ場との視界を遮るための植栽で眺望無し。


このホテルに滞在してゴルフを楽しめば、印象も変わったものになるかもしれません。

久しぶりに箱根に滞在しましたが、個性的且つ快適そうな宿が多く、歴史ある観光地だけのことはあります。



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箱根最終日はポーラ美術館へ

2016-12-19 17:33:53 | 国内旅行
箱根滞在最終日の今日は、ポーラ美術館を訪れました。

日曜画家として絵を描き始めたアンリ・ルソーと、パリの風景に魅せられフランスに帰化した藤田嗣治の企画展が来年3月3日まで開催されており、彼らの多くの作品を鑑賞する事が出来ました。


アンリ・ルソー「エッフェル塔とトロカデロ宮殿の眺望」


藤田嗣治の「小さな職人」シリーズの一つ「ガラス職人」


ルノワール「レースの帽子の少女」


クロード・モネ「睡蓮の池」


(いずれもネット上から転用)

ポーラ美術館は初めて訪れましたが、有名画家の作品が多く展示されており、訪問した甲斐がありました。

連日の美術館巡りで流石に疲れたこともあり、箱根滞在最終日となる本日の観光はこれで終わり、帰途に着きました。

箱根には他に、彫刻の森美術館やラリック美術館などありますが、個人的には昨日訪れた岡田美術館が一番気に入りました。
次の企画展は、今月23日から来年4月2日まで、東海道五十三次にまつわる歌川広重の版画を中心に展示するようなので、年明け、少し暖かくなったら再び訪れる予定です。


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箱根2日目~岡田美術館へ

2016-12-18 19:20:55 | 国内旅行
今日は3年前に開館されたばかりの岡田美術館を訪れました。
実業家、岡田和生氏が私財を投じて完成させた美術館で、立派な建物に加え、所蔵品も豊富で箱根に来たら一度は訪れる価値があります。


伊藤若冲と与謝蕪村の生誕300年を記念し、丁度今日まで企画展が開催されていて、伊藤若冲の代表作の一つ「孔雀鳳凰図」にお目にかかることができました。

人間技とは思えないほどの緻密な描写と鮮やかな色使いは見事。特に羽毛一枚一枚の描写は、感動ものです。


尾形光琳作「菊図屏風」(上)と「雪末群禽図屏風」(下)




(撮影禁止のためいずれもネットより転用)

他には、与謝蕪村、円山応挙の作品に加え、数は少ないものの、喜多川歌麿、葛飾北斎の作品も目にすることが出来ました。

岡田美術館で素晴らしい作品を鑑賞した後は、富士屋ホテルで腹ごしらえ。


昭和5年建築のメインダイニングルーム、登録有形文化財。歴史を感じます。


ランチタイムの人気メニュー、ビーフカレーをいただきました。


富士屋ホテルを後に、仙石原高原のススキ草原へ。
ただ、見頃はとっくに終わっていて、黄金色の草原にはほど遠い光景、遅すぎました。




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箱根・成川美術館と箱根関所見物

2016-12-17 21:35:25 | 国内旅行
今日から箱根に2泊して、美術館を中心に周辺を観光予定です。
土曜にも関わらず、流石にこの時期は空いていて、寒さが気にならなければ観光には良い時期です。

渋滞もなく昼過ぎに到着、まず訪れた場所は、日本画を展示する芦ノ湖畔の「成川美術館」


現代日本画家の作品中、特に有名な作品も幾つか展示されています。

平山郁夫「オリエントの曙」


東山魁夷「泉」


加山又造「猫」


企画展は、女流画家の作品。
男性画家の作品に比べ、やはりタッチが繊細で女性らしさを感じます。

鳥山玲「希翔」


三枝美津子「枝垂れ桜」


作品を鑑賞した後は、芦ノ湖と富士山の眺めを堪能。
この美術館は高台にあるため、窓越しの眺望が見事。特に今日は、雲一つない快晴で得した気分。


成川美術館の次に訪れた場所は、復元された箱根関所。近くには、資料館が併設されていて、関所の歴史を学ぶことができます。


3時過ぎともなると陽が陰って来て流石に寒くなり、仙石原の宿に直行。明日は小涌谷方面を散策予定です。


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伊豆長岡のお勧め素泊まり宿 「ニュー八景園」

2016-12-08 16:08:02 | 国内旅行
今回滞在した伊豆長岡温泉の「ニュー八景園」という老舗ホテルの素泊まりプランは、一泊約4000円。個室でこの料金は、かなりお得な方でしょう。

年金生活者の身ですから、限られた資金の中で遊びの頻度を増やすとなると、単価は低めに抑えたいところ。
家族旅行ならまだしも、男一人旅、それも自転車やオートバイで走り回るなど泊まる事以外が目的なら、宿は必要最低限の条件をクリアしていれば十分。更に、近くに食事処があるなら、宿で家族客に囲まれて一人で食べるより、素泊まりが気楽というもの。

宿予約サイトには、この素泊まりプランが何故お手軽価格なのか、理由が掲載されていますが、ひとつの項目を除きどれも許容の範囲内。
その一つの項目とは、風呂が本館にしか無く、素泊まり専用の別館から本館まで、外に出て約60m歩かなければならない点、加え、途中30mほどはかなりの急坂。
これも足腰の鍛錬と思えば良いことですが(?)、流石に寒い日や雨の日は風呂に行くのが億劫になりそうです。実際、チェックアウト前に一風呂浴びてと考えていましたが、あまりの寒さで断念。

別館から見上げる本館、高度差15mはあるでしょうか。


別館に通じる通路左は竹林に覆われていて和風の佇まい。悪くありません。


玄関をくぐると狭いながらもラウンジが。


部屋は昨年リニューアルされただけあって綺麗、必要な物は全て揃っていて申し分無し。


この宿の自慢は「天空風呂」
建物自体高台にあることに加え、屋上に設けられているとあって富士山を眺めながらの露天風呂は格別でした。


伊豆長岡温泉で素泊まりするならお勧めの宿です。本館への急坂が気にならなければの話ですが。

因みに、今日は朝から快晴で富士山もくっきり、昨日この天気なら良かったのですが、思うように行きません。
帰路、芦ノ湖にて。





コメント (2)
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