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熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

山の知識検定(ヤマケン)

2012-11-04 09:26:21 | アウトドア
最近「山の知識検定」なる制度があることを初めて知った。そして今日がその試験日、東京と大阪の2会場で実施されている。
社団法人「日本山岳検定協会」が昨年から実施している検定で、出題項目は山の安全に関する知識全般(装備、技術、運動生理、レスキュー等)から山の自然科学(地理、気象、観天望気、動植物等)など結構幅広い。昨年出題された問題を眺めたところ、自分の今の知識では到底合格しそうにない。

この検定に受かったからと言って何か恩典がある訳ではないが、登山知識の向上を目指すうえでのモチベーションになる。
さほど山の知識を持ち合わせていなくとも、山歩きは楽しめるし、主要な山を歩いている限り危険なことも無い。
一方で、動植物や地理、地形、観天望気などの知識が豊かなほど楽しみも増すだろうし、万一何かあった時の対応も違ってくるに違いない。と言うことで、来年の合格を目指し勉強しようと思っている。


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美ヶ原高原~紅葉プチハイキング

2012-10-26 14:41:21 | アウトドア
クラインガルテンから美ヶ原高原までは約40キロ。
武石峠を起点とする美ヶ原高原道路は道幅こそ狭いが、高度を上げて行くと次第に視界が開け高原らしい景色が楽しめる。
その先の終点からは気軽に歩けるハイキングコースがある。今日は天気も良いので散歩がてら歩いて来た。

美ヶ原高原道路からの眺望。
アルプスの山並は生憎雲が掛かって見えない。




美ヶ原高原道路終点の駐車場に到着。電波塔群が目を引く。


ここには自然保護センターがあって生息する動植物などが紹介されている。


このセンターを基点に幾つかのハイキングコースがあるが、今日歩いたコースは一番手軽なうえに眺めの良い王ヶ鼻~王ヶ頭を回る所要時間1時間半ほどのコース。

遊歩道沿いの黄金色に紅葉した唐松と青空のコントラストが綺麗だった。


眺望が素晴らしいと言われる王ヶ鼻(2008m)に到着。
アルプス方面は霞が掛かって眺望は今一つ。


眼下には紅葉した唐松の樹林帯が見える。


王ヶ鼻から20分ほどで王ヶ頭に到着。
標高は2034m、この辺りで一番高い場所だが、眺めは王ヶ鼻に軍配。




今日は短時間の歩きだったが、コースを組み合わせることで1日楽しめそうな場所だった。
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ハイドレーションチューブにカビ

2012-10-18 12:10:02 | アウトドア
数年前より水筒やペットボトルは止めてハイドレーションシステムを使っている。


これの良い点は、ザックからいちいちウオーターパックを取り出さずにチューブの吸い口から簡単に、歩きながらでも水分補給ができること。吸い口はかんだ時だけ、水が出るようになっている。それに軽くて、飲んだ分、容積が減りかさばらない。

ただ、耐久性の点では、長年使っている内に折り目のついたところに穴が開くのではとの不安がある。そこで常に予備を携行するようにしている。

ところで山から戻って来ると水洗いした後、乾燥しているのだが、吸い口付近チューブ内に何やら黒い影が見える。


吸い口部を外してみると、カビが発生していた。


綿棒で直ぐに除去できた。


使用後は吸い口部を取り外しての乾燥が欠かせない。
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八ヶ岳(赤岳~横岳~硫黄岳)山行記

2012-10-17 12:41:05 | アウトドア
一昨日から1泊で八ヶ岳を歩いて来た。
この秋初めての山歩きで紅葉を期待していたが、今回歩いたコースは落葉広葉樹が少ないのか、紅葉期としてはやや期待外れ。ただ、2日とも快晴で天気には恵まれた山行だった。

1日目は美濃戸口から赤岳鉱泉まで。
美濃戸口から1時間ほどのところにある赤岳山荘まで車で行けるが、折角なので美濃戸口に車を止めて歩く。


赤色の紅葉は僅か。ナナカマドも落葉してしまったのか、それとも元々無いのか、目にすることは無かった。


堰堤広場周辺の紅葉も今ひとつ。


歩き始めて3時間ほどで赤岳鉱泉に到着。


早速マイホーム設営。この日はテント4張、宿の方も数人の泊り客しか見かけなかった。
折角宿に泊まるなら上の赤岳展望荘まで行った方がご来光を拝めて良いかも知れない。


翌朝は放射冷却の影響もあって冷え込んだ。
テントには霜が降り、フライシートは凍ってバリバリ状態。近くでは氷が張っていた。
しっかり防寒対策をして行ったつもりだったが、流石に地面から冷たさが伝わって来た。


水・食料などをサブザックに詰め込み、テントはそのままに朝6時に出発、赤岳頂上を目指す。
文三郎尾根に入ると急な登りが続く。階段が設置されているが、段数が多く結構つらい。それにしても急な斜面にこれだけの階段をよく作ったものだ。


赤岳頂上に向かう途中眼下に紅葉を望む。この日目にした中でも一番紅葉らしい景色かも知れない。


赤岳鉱泉から約2時間で赤岳頂上(2899m)に到着。
この日は快晴で富士山を始め、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、妙高までと360度の山岳パノラマを望むことができた。これだけ主だった山々の頂を見渡せるところが赤岳の魅力の一つだろう。


分割、拡大すると、
富士山~南アルプス(北岳、駒ケ岳、仙丈ヶ岳)方面


中央アルプス~御嶽山~乗鞍~北アルプス方面


秩父多摩の山々もすぐそこ。


赤岳頂上から眺める阿弥陀岳


赤岳の後は横岳、硫黄岳を経由して赤岳鉱泉に戻るコースを辿った。
横岳に向かう途中、振り返ると赤岳の雄姿


横岳(2829m)同じような高さのピークが3つあって紛らわしい。


横岳から硫黄岳に向かう途中には鹿による食害防止のため柵が設けられていた。
標高が2500mを越えるような所まで鹿が出没しているとは驚く。


硫黄岳の北側を覗き込むと、山肌一面に硫黄が噴出した痕跡が見られる。今でもガスが発生しているらしく、近くは立ち入り禁止になっている。


硫黄岳の全容をカメラに収め、赤岳鉱泉に戻る。


朝6時、登山を開始して美濃戸口に着いた時は午後4時、2日目は少々ハードな1日だった。
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白馬岳~鑓温泉山行記

2012-09-15 11:08:54 | アウトドア
一昨日より一泊で白馬岳~鑓温泉登山に出掛けて来た。
ルートは、猿倉~白馬岳~白馬鑓温泉~猿倉とポピュラーなコース。約20年前、小さかった息子と歩いた思い出深いコースでもある。

7時から登山開始、流石に9月ともなると大雪渓も後退していて、白馬尻小屋を過ぎ暫く秋道を進む。


漸く大雪渓の上を歩き始める。上から吹き降ろしてくる風が涼しく心地よい。


この時期になっても深さ10m近くありそうなクレパスが所々に見られ、大雪渓の規模の大きさを実感させられる。


大雪渓を過ぎるとお花畑が目を和ましてくれる。


開花のピークを過ぎているものの、未だ綺麗に花を咲かせているものも多い。


こちらは、冬を前に繁殖活動に大忙しのバッタたち。一匹のメスに何匹ものオスが集まっている。


白馬頂上宿舎に荷物を置き、白馬岳頂上まで往復したが視界不良で360度の大パノラマを望むことは叶わなかった。これも自然相手、次回に期待するとしよう。
取りあえず白馬岳の頂上に行った証として記念に一枚。視界はご覧の通り、何も見えない。


頂上の東側は切り立った絶壁。落ちると間違いなくあの世行きです。


今晩の宿泊場所は、白馬岳頂上宿舎裏の野営地。
テント数は数える程、この時期は登山者が少なく、静かな山歩きを楽しむには絶好の時期。


夕刻になると雲が取れて来たが、流石にもう一度往復する気になれず、頂上まで10分ほどの所にある白馬山荘の宿泊客が羨ましく思えた。


既に草紅葉が始まっている。


2日目は白馬鑓温泉経由猿倉まで8時間のロングコース。
6時前に野営地を出発、振り返ると白馬岳がくっきり。


視界が良かったのは早朝の短い時間だけで、この後はずっとガスがかかり視界不良。
仕方なくひたすら鑓温泉小屋を目指す。
4時間ほどで小屋に到着、早速、入浴料300円を支払い、露天風呂へ。
ここも生憎視界不良。晴れていれば八方方面を眺めながらの露天風呂が楽しめる筈なのだが。


ここの露天風呂は100%源泉掛け流しで湯量は豊富。 加水による温度調節を一切していないため、湯温は44~45度(?)とちょっと熱め。これも時間が経つと体が慣れて来る。
もう少し外気温が下がる季節だと丁度良い湯加減なのかも知れない。

風呂で疲れを癒した後は、猿倉まで3時間ほど下り、無事下山した。
今回は二日とも山頂付近ではガスがかかり眺望を望むことは出来なかったが、それでも大雪渓を歩き、お花畑ではそこそこ花を観賞でき、最後は鑓温泉小屋の露天風呂に浸かり、まずまずの一泊山行だった。

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