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熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

断熱リフォームの一環~隙間潰し

2016-04-18 21:27:02 | 我が家のリフォーム
屋根裏、壁、床下と発砲ウレタンを吹付けましたが、この作業でも塞ぎきれない小さな隙間があちらこちらにあります。
住宅に高気密と言う言葉が使われていなかったであろう30年近く前に建てられた家屋は隙間だらけ。

この隙間を潰さないことには、いくら断熱材を充填しても不十分、断熱リフォームは片手落ちになってしまいます。
それに、隙間を潰せるのも、天井板や巾木などが取り外された今しかありません。

そこで、カセット式の充填剤を使って、隙間を埋めることにしました。
専用のスプレーガンにカセットを装填して吹付けると、2~3倍に膨張して隙間を塞ぎます。


充填剤が入りにくい隙間や大きな隙間には、グラスウールや粘着テープで対応


これらの作業は大工に頼むまでもなくDIYで簡単にできますが、念入りに行うことにより効果は期待できます。






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入浴時のヒートショック対策~洗面所暖房機を取付け

2016-04-16 22:48:25 | 我が家のリフォーム
今回のリフォームでは、浴室に暖房乾燥機を取り付けたは良いが、寒い洗面所で服を脱ぎ、暖房乾燥機のおかげで暖かくなった浴室に入るとなるとその温度差は大きく、ヒートショックのリスクが付きまといます。これから歳をとるにつれ、そのリスクは高まる一方。
と言う訳で、折角の機会なので洗面所暖房機を設置することに。

取付けた製品は、TOTOのTYR330(電源直結式、ワイヤードリモコン)定価68,000円のところがネット通販で32,800円。住宅設備機器に関しては、定価などあって無いようなものです。

リモコンを取り付ける壁に開口。壁は、石膏ボードの上にキッチンパネルが貼られるているので、ドリルで開口部に沿って穴をあけていき、最後はドリルのビットで強引に穴をつなげて開口。


リモコンコードの引き回しは、ユニットバスの点検口から行います。
あらかじめリモコン開口部の横まで通してあったひもにリモコンコードの先端を縛りつけ、引っ張り出します。




リモコンにコードを接続し、壁に固定して作業終了。(電源スイッチ右横、上は浴室暖房乾燥機のリモコン)
因みに、電源コンセント式ならリモコンはワイヤレスで面倒な作業は不要で、しかも予約運転機能付き。やや高くなるものの、作業性を考えると電源コンセント式がお勧めです。但し、コンセントで一工夫が必要。




使用感は、さながら大型のヘアドライヤー、動作音は結構ありますが、締め切った洗面所で入浴時短時間に使用するだけなので、さほど気にはならないでしょう。

メーカーの試算によると、5分使った場合の電気代は約3円。夫婦二人で一か月約180円。倍の10分としても360円。これでヒートショックのリスクが軽減できるのなら安いものです。






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トイレ排水管の防音対策

2016-04-14 14:15:32 | 我が家のリフォーム
2階トイレの下はキッチン、夫婦二人でもあり、さほどトイレの排水音は気になっていなかったものの、断熱工事のためキッチンの天井板を撤去したことでもあり、折角なので2階トイレの排水管に防音対策を施すことに。

使用した防音材は、排水管専用の日東エルマテリアルの製品で1mものを2本。合計額3,400円
表はゴム、裏はフェルトで覆われており、排水管に巻きつけた後、カバー端部の両面テープのはく離紙を剥がして固定。


排水管からの音は、特に曲がった箇所、エルボー部で大きくなるので(我が家の場合は2ヶ所)、エルボー部の形状に合わせ防音材をカットして取付け。更に余っていたグラスウールをエルボー部を中心に巻き付け、粘着テープでぐるぐる巻きにして作業終了。
エルボー用にカットされた製品もあるようです。


直管部分を流れる音は小さいので防音材だけ、グラスウールは無し。


施工後の2階トイレの排水音はかなり低減され、費用対効果は大です。



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浴室の断熱対策

2016-04-13 07:31:38 | 我が家のリフォーム
今回のリフォームでは、寒かったタイル貼りの浴室をユニットバスに交換しました。

今までの浴室は、一般の基礎より30cmほど高く作られた高基礎と呼ばれるコンクリート基礎に囲まれ、床と壁はタイル貼りのいわゆる旧在来工法の浴室で寒さこの上なし。ヒートショック対策として浴室暖房器を設置していました。

交換したユニットバス本体の断熱対策としては、ユニット全体を硬質ウレタンで覆い、更に標準の乾燥機を暖房乾燥機に変更。
但し、実際に商品が届いてみると、厚さ10ミリ程度の発砲スチロールの断熱材が貼り付けられているだけ。既存の浴室にユニットを入れるのでスペース的にこの厚さが限界なのでしょう。

次に、ユニットバス本体を収める浴室スペースの断熱対策としては、外に接する壁2面に先日発砲ウレタンを吹付けたものの、コンクリートの床と高基礎は無断熱。内玄関の土間と同じですが、高基礎の分だけ更に冷たそうです。

外と隔てる壁(写真右)には、先日発砲ウレタンを吹付け済み。室内側の壁(写真左)は無断熱。
コンクリートの高基礎は見るからに寒そう。


コンクリートの床と基礎に断熱材を貼り付ける、いわゆる基礎断熱を施せば良いのですが、リフォームでそこまでやるケースは稀でしょう。
かと言って、このままでは浴室スペースと1階天井裏がつながっていたり、隣接する洗面所とは石膏ボード一枚でしか隔てられていないなど、他の居室が寒い一因になってしまいます。

そこで、浴室スペースと他の居室を断熱材で遮断することにしました。コンクリートの床と基礎がむき出しの浴室スペースは”外部”と言う考え方です。

具体的には、浴室スペースと室内の間仕切り壁2面と天井にグラスウールを充填。ユニットバス設置の前夜、急に思い立ったため、大工に頼む事ができず、DIYで3時間ほど掛って作業終了。


下の図①に該当。最善策はあくまでも浴室に基礎断熱を施し、浴室を”室内”扱いとした図② 
(図はネット上から引用)


浴室の断熱対策と言えば、浴室そのものの寒さ対策しか思い浮かびませんが、コンクリートむき出しの床と基礎からの冷えを他の部屋に伝えないようにすることも、家屋全体の断熱対策として考えてみる価値はあります。



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屋根裏換気システムを設置

2016-04-11 08:01:30 | 我が家のリフォーム
夏場の2階の熱気対策として屋根裏換気システムを設置しました。
今回のリフォームでは、屋根裏にウレタンを吹き付けたものの、壁や窓からの輻射熱で2階に熱気はこもりがち。これを強制換気により排出します。

タイマー設定時刻に、屋根裏温度が約20度以上の場合、自動運転を開始。タイマーのOFF時刻まで連続運転。
屋根裏(写真装置真上の煙突状のダクト)と2階階段室(写真右奥のダクト100mm)の2ヶ所から吸い込み、排気ダクト(写真手前の太いダクト150mm)を通してこもった熱気は外に排出される仕組み。


2階階段室には100ミリの穴をあけて、吸込みグリルを取付け。


屋根裏収納の換気口があったので、グラインダーで150ミリまで広げ、屋根に上がってダクトフードを取付け。
高所での作業となるため、この穴開けとダクトフードの取付けが一番厄介、と言いますか危険、命綱を付けての作業。


吹付け前に屋根裏内に引き込んだ排気ダクト


装置は、振動防止のため屋根から吊りボルトで固定。
吹付け工事前に設置してあった吊り下げ用フック。


屋根裏の温度を検知するセンサーは一番高い所に設置。


コントローラーは階段室の壁に取付け。
電源の入り切り以外、タイマー、風量、換気場所(屋根裏、室内)の設定を行います。


製品はパナソニック製でネット価格で5万円ほど、ダクト等部材費と合わせ約6万円で設置できました。取付けはDIY。
ある業者から見積を取ったところ、装置代は定価で約11万円、工事費を含め約15万円。半値で仕入れられる装置が定価と言うのは、納得がいきませんね。

メーカーの実証データによると室温の低減効果は最大で2度ほどとのことで、最近の猛暑を考えるといささか心もとない印象。
果たして、どの程度実感できるのか、夏まで分かりません。


コメント (3)
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