朝7:20、天気良好。
ウイングヒルズから県道127号をまっすぐ、県境を越え福井県の前坂家族旅行村までの12km、約3時間の道のりを歩きます。
二十刈から先の峠ほどではありませんが、ウイングヒルズから石徹白の間も結構なつづら折りの道でした。
ですが、ウイングヒルズがこの道の最高所(満天の湯入口バス停付近)に近いところだったので、ほとんどが下り坂でそんなに苦ではありませんでした。
森の中って感じの鬱蒼とした部分も所々にあります。
こんな感じの道ですが交通量は非常に少なかったです。この先の県境区間の道幅が非常に狭いことから一般的には国道158号線のルートを通るようです。
約1時間で白鳥交通の下在所バス停に到着。ここまで約4km。
バスがある日だったらここまでは歩く必要もなかったわけです。まあバスの時刻が早すぎて暇を持て余しそうだったのでいいですが。
岐阜県石徹白地区の県道標識。かなーり褪せちゃってます。
石徹白地区を抜けて石徹白川を渡るといきなり人気がなくなります。
この先ほとんどの区間が石徹白川の清流に沿ってのウォーキングとなります。
歩いていると、何やら面白いものを発見。
このロープウェーのような搬器は何なんだろうと思いましたが、どうやら河川流量調査に使うもののようです。
こんな感じの景色が長く続きます。下在所以降は急な坂もなくウォーキングにはいいコースです。
これといった県境表記がありませんでしたが、地図を見るとこの辺りが県境らしいです。
代わりにあったのがこの2つの看板。
奥の青い看板は「これより上流 石徹白漁業共同組合」、手前は「これより下流 奥越漁業共同組合」と書かれていました。県境っぽいっすねこれは。
このすぐ近くに県道看板がありました。福井県側のみの設置でしたが、岐阜にあったのと比べて凄く綺麗です。
福井県大野市小谷堂(こたんどう)。難読です。
地名の由来となったお堂はこの県道沿いにありました。とはいえ、小谷堂跡として石段と看板くらいしか残っていませんでした。
いかにも最近崖崩れしましたよって感じの場所がありました…
道には岩がゴロゴロと。
しばらくすると、高規格な2車線道路に化けます。
同時に川幅が非常に広くなってきます。
川幅が広くなっていた原因はこれ。石徹白ダムってのがあります。
ダムを越えてしばらく行ったところで見つけた県道標識。
福井県大野市三面(さつら)。これまた難読です。
この三面という集落は先ほどの川幅が広いところの川底に存在していました。ダムの建設に伴い全戸離村したようです。
予定通り、約3時間で前坂家族旅行村に到着。
ここから大野市営バス前坂線で九頭竜湖へ向かいます。
このバスは一部が定期便ですが多くが予約専用便で、指定時刻までに電話予約をしないとバスが来ません。
予約客が他にいなかったので、予定の時刻より少し前に出発してもらえました。
おかげで九頭竜湖で食料調達もできるという余裕を持った接続がとれました。
九頭竜湖より越美北線福井行に乗車。
九頭竜湖の1駅隣、越前下山駅は普通の駅名標の他にちょっと変わった駅名標も設置されていました。かわいい。
九頭竜湖駅併設の道の駅九頭竜の直売所にて、栗おこわのお弁当を購入してきました。空腹効果もあるかもしれませんが凄く美味しかったです。もち米もしっかりしていてよかった。
バスが速く着いたので余裕はありましたが、道の駅が恐ろしく混んでいて大変でした。
道の駅九頭竜に併設の九頭竜湖駅、といった感じでしたw
車内で食べるその土地のお弁当。これぞ旅って感じがしました。
で、一気に飛びますが福井駅に着きました。前に来た時は路上電停だった福井駅前はロータリー内に乗り入れを果たしていました。
高架に上がったえちぜん鉄道に乗車。松本みたいに到着時に伸ばす放送をするんですね。「ふくい~~~、ふくい~~~」
構内踏切がある高架駅、福井口駅です。
将来の新幹線の高架を先に通れるってのはなかなか新鮮です。
福井鉄道との直通列車(田原町フェニックスラインというらしいです)の終点、鷲塚針原にて下車しました。
立派な駅舎だなぁと思ったら有形文化財登録されているんですね。
鷲塚針原ならではの並び。普通電車と路面電車がこういう風に並ぶのはなかなか見られません。
急行越前武生行に乗車しました。
乗って早速、急行だから駅通過したのかな?と思いましたがよく考えたらこれが伝説の臨時駅(?)「仁愛グランド前」ですか…忘れてた。
GWってことで通常は急行通過駅の西山公園にも臨時停車していました。
西鯖江では元名古屋市交通局の車両と交換。これが見れたのは嬉しい。
北府駅の車庫にて。
終点越前武生には交換待ち合わせの遅れなどから7分ほど遅れての到着となりました。乗る予定だったサンダーバードは颯爽と去って行きました…
駅前にいた福井鉄道のバスです。行先の「シピィ」がなんかゆるふわだなぁと思い撮影。
セーフティーウィンドウの独特の形状…元神奈川中央交通の車両っぽいですね。
武生にいても仕方がないので普通電車で先に福井へ戻ります。
福井駅にてお昼ごはん。以前来た時にお弁当を購入したおそばだうどんだ越前にて福井ソースかつ丼を。
薄めのカツにソースが染みててやっぱり美味しかったです。寄ってよかった。
1時間後の特急しらさぎ自由席で金沢へ向かいました。
金沢でお土産でも買おうと考え1時間明けておいたのですが、ダメですね。人が多すぎる。
新幹線効果がすごい感じがしました。金沢が都会なのは知っていましたがこんなに大混雑するとは…
しょうがないのでバスターミナルをうろついていたら、新型エルガの金沢周遊バスを撮影出来ました。
金沢駅新幹線ホームにて。
こういう遊びが粋だなぁって思いました。
はくたかで1駅、富山駅に到着。
日が暮れる前に地鉄電車を撮っておきたかったので電鉄富山へ急ぎました。
電鉄富山駅名物、たくさんの看板展示。
稲荷町にて。撮りたかったレッドアローが日没前に撮影で来てよかったです。かっこいい。
稲荷町車庫の車両をたくさん撮影できると思ってきましたが、手前の線に列車が止まっていて全然見られませんでした。仕方がないので入庫の列車を。
不二越線で南富山へ抜けました。
こどもの日が含まれるということでGW期間中は子供無料とは、地鉄すごいなぁって思いました。
南富山から市内電車で富山駅に戻りました。
晩御飯は前から気になっていた富山ブラックラーメンにしました。元祖らしい西町大喜(駅前店)というお店に行ってきました。
面は結構太めでかためなんですね。伝わるか微妙ですが、油そば歌志軒の麺みたいな感じの印象を受けました。
味はですね、聞いてはいましたが胡椒辛いです。濃い醤油スープとブラックペッパー。これはつけ麺感覚で食べるものであっレスープを飲み干すものではないなって思いました。
ちょっと濃すぎた、けど美味しいとは思いました。
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