ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

ニセ札

2006-07-22 21:07:52 | 生活(~2010年3月)
先日、無錫のダンナさまよりメールにて、ニセ札を430元もつかまされた!という怒りの報告があった。ブログネタにしたら?というので、有難く使わせていただく。以下、彼からのメール。

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食事の後、帰宅時に乗ったタクシーで、道々中国語がうまいだの、生活は慣れたかだの、おきまりの会話をし、アパートに着いてお金を払うときに先ず百元紙幣を差し出すと、
司机「最近は假幣が多くてね~、心配だから細かいのでくれる?」①
私「んー、あった、あった、はい30元」
司机「ん?これ、ここんとこ切れてなくなってるから換えてよ」
見ると角のところが三角に切れて無くなってる。
司机「ん?これもだ、これも換えてくれる?」
私「これみんなさっきの店でもらったおつりだよ。ひどいなぁ」
「こまかいの、もうないよ。しょうがないから百元紙幣でね。はい」
司机「んー、いいけど、心配だからもっと古いのでちょうだい」②
私「これならどう?」
司机「もっと古いのない?」③
私「じゃあ自分で見て」といって2枚だす。
司机「じゃあこれちょうだい」といって1枚とおつりを返す④

間抜けなことに、4枚も假幣に交換されてしまいました。(注:正確には100元札4枚と30元)
いいカモです。

4枚とられたのはアホでしたが、防止方法を考えるに、
領収書をもらって後で訴えようとしても、証拠が無いので、
そんなことはしていないとしらをきられるのがおちです。
・前に座ってよく見る。(こっちが女性ならちょっと怖いですね)
・出来るだけきれいな小額紙幣を準備し確認してから渡す。
・きれいな100元さつは渡さない。渡す時は不自然な折癖をつけて渡す。
・支払いの前に領収書を要求する。 等等

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タクシーの運ちゃん、まるでマジックのような手さばき!
これが昼間だったらこんなにすりかえられることもなかったのだろうが、それにしても430元はとられすぎ。

私は今までニセ10元札をつかまされた事はあったが、100元札のニセは、闇で両替でもしない限り見る事はなかろう、と思っていた。ある意味珍しく貴重品。

そういえば、最近見た中国関係のニュースで、今年に入ってのニセ札摘発件数が去年の数倍だとか。

どうかみなさん、ご用心を・・・。

コメント
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