ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

息子小2、娘中班終了!

2008-06-30 06:31:45 | こども関係(~2010年3月)
7・8月は子ども達は夏休み。6月末で息子の学校、娘の幼稚園共に終了だ。

小2の息子の1年間は、当初2年生になってからの宿題で新出漢字の書き取りがあり、
「おかあさんの発音悪すぎて全然わかんない。」
と息子に言われて’どうしよう・・・。’と思っていたが、ダンナさまがICレコーダーを買ってきてくれ、息子が自分で読んで自分で書くようになり解決。

それから2年(下)の国語教科書にいよいよ(?)’反日’の内容が出てきて、
’この単元を習う時、彼は肩身が狭い思いをするかなあ・・・。’
と心配したが、息子に聞くと
「先生が、このクラスには日本人のぼくがいるけど、戦争は昔の事だし、今は関係ないです、って言ってたよ。」
と言うのを聞いてホッとした。

日本語と中国語、ほぼ同じ漢字を使い、同じ東洋文化を持ち、日本人にとっては間違いなく一番近い言語なのに、政治体制の違いで学校教育の根本に流れる思想が日本とは明らかに違う中国。
息子にとって、日本人学校のないこの無錫で中国語主体の学校で勉強している事は決して間違いではないと思うのだが、この根本的な違い、というのが最近本当に残念に思う。
台湾やシンガポールなどで中国語を勉強している小学生は、やっぱりもっと’自由’な発想の教科書を使っているのだろうか。

娘の方は、相変わらず楽しく過ごしている様子。
とはいえ、最近彼女は
「わたし、あんまり中国語がうまくないから・・・。」
と自信喪失気味。
幼稚園とはいえ、年齢が上がるとどんどんお勉強的な内容が多くなる中国の幼稚園。できなくてもいいんだよ、楽しく通ってれば。あと1年、がんばれ!

夏休みは日本!
コメント (2)
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