ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

4ヶ月経って

2008-06-25 07:20:24 | お仕事(~2010年3月)
3月からスタートした日本語教師業、6月で学期が終了した。
この学校は、12月の日本語能力検定試験に向けて、前期が3月~6月、後期が7月~11月初旬というような学期構成。

私が今回担当した初級クラスの生徒達は12月の日本語能力検定2級合格を目指し、7月からの後期も勉強を続ける子も多い。

6月時点でテキストによると、3級程度のレベルになっているらしいのだが、初級テキスト、後半は敬語に受身、自動詞・他動詞と結構難しい内容が入ってきて結構難しい。
本当にわかっている生徒は果たして何人なのやら・・・?

12月の2級試験も、大丈夫か?と心配になる生徒が何人もいるが、それでも’勉強して試験に合格したい!’という意欲がすごい!と思う。
中級テキストは更に難しくなるが、頑張って勉強を続けて欲しいなあ。

さて、私の日本語教師としての技量、たった4ヶ月やっただけだが、’全然ダメだ~!’というのが今の正直な感想。

最初教え方がよくわからず、テキストに忠実に沿って例文を読ませたり、文を作らせて発表させたりしていたが、生徒から「もっと会話の練習をしたいです。」とか「最近先生の授業は少し眠いです。」と言われたり・・・。

どうしていいのかわからなくなって、他の先生に相談して模範授業をしてもらったり、「テキストの内容をすべてやるのもいいですが、その日の授業で何か一つ、記憶に残るような事を教えるのがいいですよ。」とアドバイスを受け、それを心がけるようにしたり。模索しながらノロノロと進んできた感じだ。

それでも今学期最後の私が担当する授業で、生徒達が会話の例文を作って発表する中で何人かが
「先生のおかげで勉強ができました。ありがとうございました。」
と言ってくれて、(ほんとにそう思ってるのか?)と思いながらも、ホロリときてしまった。

始めたばかりだし、それでうまくできる訳がないよ、と開き直りながら、夏休み明けにまた初級クラスを途中から担当する事になりそう。
次はもう少し上手に教えられるかな?



コメント
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