ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

ルアー釣り

2007-06-15 09:34:31 | 生活(~2010年3月)
先日の日曜日午後、我が家のダンナさまと息子は、またもや釣りに出かけた。

水騒動できっと太湖の水は緑色なのだろう、と思っていたのだが、帰ってきた二人曰く、そうでもなかったそうだ。

私は同行しなかったのだが、今回二人は太湖に面した「統一嘉園」という付近にある釣堀にでかけたとの事。
ここは三国城などを通り越した更に奥にあるそうで、行きはタクシーで行ったが、帰りに車がつかまらなそうな場所だ。
(その途中にあったはずの「宝界橋釣り堀 5/8ブログ参照」は、通りかかった時にはすでになかったそうだ。)

家に帰ってきた息子が開口一番、
「今日ね、おとうさん、すっごくめずらしい魚を釣ったんだよ。」
と興奮して話し出す。

ダンナさまが言うには、今日は日本から持ってきたルアーを試していたので、魚は1匹しか釣れなかったが、その魚が「桂魚」といい、しょっちゅう釣っているフナやコイなどとは違った種類。
隣りで釣っていた中国の人が、「これは珍しい!」と話しかけてきて、元々釣った魚は食べるつもりもないダンナさま、桂魚を写真にだけおさめて、その魚を隣りの人にあげてきた。(やっぱりその人はそれを食べるのか?)

隣りで釣っていた中国の人、ダンナさまのルアーを生まれて初めてみたらしく、
「それはなんだ?どうやって使うのか??どこで買ったんだ???いくらでも出すから是非売ってくれ!!!!」
と頼まれたそうで、ダンナさま、日本で1500円くらいで買ってきたのを、100元とは言い出せず、5元で1つ売ってきたそうだ。

ルアーを5元で買ったその人は、自家用車で来ていたようで、ダンナさまと息子を家まで乗せて送ってくれた。帰りの車の中で、ルアーの使い方などを説明しながら帰ってきたそうだ。

自分の好きな事にはどこの国の人間も夢中になるらしい。
おもしろい体験をしてきた二人だった。

ダンナさま、自分が釣り上げた「桂魚」の写真をプリントアウトしながら
「オレは太湖でルアーを使って桂魚を釣り上げた初めての人間かもしれない。」
と一人で満足気だ。




コメント
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