ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

風邪の季節到来

2005-11-19 12:22:19 | こども関係(~2010年3月)
11月中旬から気温がぐっと下がり、風邪をひいている人が多くなってきた。

火曜日から息子も咳が始まった。水曜夜から熱がでて、咳がどんどんひどくなり、木曜夜は咳こんで夜何度も起きるようになってしまった。
日本から持ってきた、かかりつけの医者からもらっている痰をだしやすくする薬や抗生物質を飲ませていたが、あまりの咳のひどさに昨日第一病院に連れて行った。

無錫市の国際医療センターは第一病院と第二病院にあるが、小児科は第一病院の方。去年12月に娘がかかった時には、看護婦兼通訳の銭さんが診療に付き添ってくれるが、あふれかえる中国の人々の列を並ばずに優先的に診察してもらえる程度で、設備やお医者さんは結局ローカルの人々と同じという事だった。

しかし、今年に入ってから(?)外国人専用の病棟ができて、レントゲンや血液検査、診察などこの病棟の中でできるようになり、人で溢れかえる病院の中で他の病気をうつされるんじゃないか、とビクビクしながら診察を待つ、といった状況は改善された。

いつもの事ながら、こちらでは診察に行くと血液検査はまず絶対にある。しかも指先に針を刺して血を採るので息子はこれが大嫌い。昨日もやっぱり採血されたが、以前は他の子と同じように有無を言わさず指に針を刺されたが、今回は注射針を使って腕からの採血。これなら予防注射と同じなので本人も納得。

咳がひどいので、レントゲンも撮ったが、この病棟でできるのであっという間に撮影完了。撮った画像もすぐに見ることができ、肺炎ではないと確認してホッ。やっぱり気管支炎という診断。この息子は風邪をひくと咳がひどくなり、今まで何度も気管支炎と言われている。
以前も似たような症状で来て点滴を打つ事になったことがあり、今回も点滴かな?と覚悟していたが、今回は薬を飲むだけでよいとの診断で、けっこう強そうな抗生物質と、漢方の咳止め薬を処方された。

レントゲン・血液検査で約100元、薬で約100元、診察費で約100元で、トータル約300元。以前似たような診察で200元だったのが、この外国人専用病棟での診察に変わり、約1.5倍の値上がりのようだ。
特に診察費が2倍になっている。やっぱり商売してるよなあ、と思いながらも、環境的にはかなりの改善が見られるし、ここ無錫では外資系の病院はないので仕方ない。

息子は昨日もらった薬を飲んで、今日は熱もやっと下がり、朝から妹をいじめている。熱も3日目なので、昨日病院に行っても行かなくてももしかしたらそろそろ直る頃だったのかもしれないが、何と言ってもレントゲンで病状を確認できた事で私が安心できた。

咳はなかなかとれないだろうが、この週末、静かに過ごしていよう。





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