ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

娘 4針縫う

2005-06-29 15:11:37 | Weblog
今日の午前中、家のソファーの上で遊んでいた娘が落っこちて、テーブルの角にぶつかって大出血!
目の1cm程上の瞼が2cm程度ざっくりと切れている。娘は3月に公園で転んで額に石をぶつけやはり大出血をし、その時に私はかなりうろたえた事があり、今回は2度目だったので少し冷静に傷を見る。傷は結構深いようで、しかし出血はしばらく止血すれば止まりそう。だが、以前の額の怪我の時、結局病院に行かずに家でガーゼとばんそう膏と消毒薬で対応したが、ジクジクがおさまるまで1ヶ月近くかかり、なおかつその時の怪我の跡が少し残り、実家の母が「傷は縫った方が早く直るらしいよ」と言われ、あの時病院に行けば良かったのかもしれない、と思っていた事もあって、今回は病院で手当てをする事にする。

第一病院の通訳兼看護婦さんの銭さんへTEL、予約をし、ずっと泣き続ける娘を私が抱き、アイと共にタクシーで第一病院へ。銭さんに指定された病院敷地内の「国際保健中心(?)」1Fに行くと、泣き続ける娘を見て何事かと看護婦さんが寄ってくる。銭さんを待っている、というと、まもなく登場。外科の先生もやってきたが、娘の傷を見て「眼科へ行って来れ」との事。
銭さんによると、この建物は外国人専用の新しい建物だが、外科や眼科はなく、同じ敷地内の児童病院の眼科に行く、との事。「あっちはあまりきれいじゃないです」と言うが、なにをおっしゃる、うちの娘はこの間肺炎で児童病院に入院したし、中国人に混じって点滴だって受けてます。すっかり慣れっこ(慣れたくないけど)。

児童病院2Fの眼科にて、娘4針縫合。私自身縫うほどの怪我の経験がないので、その痛さはわからないが、釣り針のようなもので1針1針、麻酔もなしに縫う。その度に娘の小さな体は緊張して、泣き疲れているのに更に泣き叫んでいた。私と看護婦さん2人で押さえつける。私も思わず息を呑んでしまったが、銭さんに「話しかけてあげていてください」と言われ、ハッと我に帰り娘を励ます。
その後、破傷風の予防注射とその為のアレルギー反応を見る為の注射を打つ。痛いことばかりで本当に可哀想・・・。
抜糸は5日後、明日また傷の消毒に来てください、抗生物質も抜糸まで飲んでください、と言われる。今週の日曜には日本へ帰国するので、抜糸は日本でする事になる。その時も痛いだろうか・・・。

家に帰ってから、汗だくの娘を着替えさせるのに傷口に服があたりまたちょっと泣かれる。しばらくは洋服も脱ぎ着が楽なものでなければ。
娘は「ここ、痛いの」と縫合しガーゼを当てている場所を指差す。今まで「いたい」といえば、前回怪我した額だったが、また痛い場所が増えてしまった。心配なのは、額と違って目立つ瞼の傷跡。どうかあまり残りませんように・・・。
泣きつかれた娘は今スヤスヤと眠っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする