筒井康隆 誰にでもわかるハイデガー 河出書房新社 2019-05-19 12:56:45 | エッセイ 副題は、文学部唯野教授・最終講義。 筒井康隆は、小説家にして役者。SF作家だったり、少女小説家だったり、フリー・ジャズ・ピアニスト山下洋介ばりのスラップスティック作家だったりしていたわけだが、いつのまにか私好みの純文学作家ともなっていた。そういえば、蜷川幸雄かだれかの芝居に役者として出演したのを、いちど観ているな。 『虚航船団』とか、純文学化して以降は、何冊か読んでいる。その中でも『文学 . . . 本文を読む