サブタイトルは、生き延びるための知の再配置。
編集者は、東京大学先端科学 技術研究センター准教授、小児科医、脳性まひの当事者である。 彼の名は、國分功一郎氏の『中動態の世界』ではじめて知った。同じ臨床心理学増刊、第9号『みんなの当事者研究』の編者であり、石原孝二編 『当事者研究の研究』(医学書院)でも執筆されている。
冒頭の「知の共同創造のための方法論」で、本特集の目的として、かれはこう . . . 本文を読む
三陸縦貫道が、気仙沼から仙台までほぼ全通して、快適にハイウェイをドライブできる。
よく晴れた5月の休日。助手席に女を乗せて、窓を全開にして仙台に向かう。ボズ・スキャッグスのコンサートを聴きに行く。
ボズのコンサートは、はじめて。外国のロック・ミュージシャンのコンサートを聴くこと自体が、数十年ぶりのことである。なぜか、そういうことを避けて通ってきた。年が明けたころに、仙台に来ることを知って . . . 本文を読む