goo blog サービス終了のお知らせ 

ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

道化と恋人たち

2015-01-15 21:55:06 | 詩集湾Ⅱ(1993年5月20日)
ぼくらは あたかも舞台の真ん中 天井からのダウンライト浴びて 見つめあう あなたはすわり ぼくは左手に頭をのせて横たわり ひとびとはぼくらを離れ暗闇のなかでささやきあい 白い蒸留酒と黄金色の醸造酒が注がれ      *   道化ひとり舞台そでのライトの中にすすみ出て口上を述べる ― 私はとある既婚者です。名前をウサギのしっぽと申します。  さて、私、あ . . . 本文を読む