538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

江戸女刑罰史~女郎雲~

2008-09-21 00:13:43 | OV
ここのブログ開設の第一弾に
「江戸女刑罰史~緊縛妖艶遊女~」を記事に仕立てたのですが
その時はほとんどボロクソに書いていたと思いますが・・・

同じ脚本・監督作品なのにどうしてこうも雲泥の差がついてしまうのでしょうか?

回想シーンはモノクロで無声映画をリスペクトしてるし
タイトルは「女郎雲」って人生流転、流離いの意味を込めて
さらに主人公の商売をいれて
あえて「蜘蛛」を「雲」に転換してる
このセンスオブワンダー

映像的にも
ロケーションハンティングをきちんと行って、
時代劇らしい木橋とか
一本松にお地蔵さん(これはアトづけの作り物でしょうけど)の引き絵
なんて抜群のロケーション!!

江戸の町並みや俯瞰映像の為にちゃんと江戸村借りてるんですよね
したがって目一杯活用していたような・・・
女郎屋さんのお部屋のセットもきちんと組んでるんですよ

前作でちょっと収益があったのでしょうかねぇ

映像的にも随所に映画だなあと思わせる撮り方してるような
映像に深みがかんじられるんです。

と、褒めちぎってきましたが
メインタイトルの刑罰というか
女郎の足抜けの体罰にしちゃ
あまりにもチープだし
朋輩の刑罰はありゃ いわゆる体罰だし
ここいらにもう一工夫あるとすっきりした作品になるようですが

主演の穂花さんは「片腕マシンガール」で
ドリルブラジャーつけてた方ですよね

台詞が廓言葉っぽくなってるので
ちょとまわしづらかったようですが・・・

女郎としてのやさぐれ感がなんともいえぬ味わい
というかほとんど地だったのかも(爆

さすがに子役は芸名というか名前だせないのか
男女ともローマ字表記の名前だけでしたね


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