538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

少林寺拳法

2010-01-09 17:23:36 | 邦画
千葉真一主演
鈴木則文監督で東映が昭和50年に制作した映画


冒頭こんなスーパーがはいります。
「この物語は史実に基ずいて製作されたものですが 登場人物 団体等の名称に関しては、一部架空のもので、実在するものとは関係ありません」

ということで、映画タイトルの示す通り
少林寺拳法を創設した宗道臣の伝記を
娯楽映画にしたというか、この時代のカラテ映画のブームに乗っかっただけだの・・・映画

昭和50年、戦後30年ですか
日本映画は戦争戦後をいつまでも引っ張ってるんですね

戦後の混乱期が舞台ですので
戦勝第三国人の横暴さ
闇市での米軍物資横流し
闇市を牛耳るヤクザ
パンパンに戦災孤児
さらに特攻崩れ
と、ステレオタイプな戦後日本

そんな中弱きを助け強きをくじく千葉ちゃん
めっさ強いです
でもあまりの強さのため米兵にけがさせて
警察に・・・

署長さんが丹波哲郎
「キミは日本に必要だ」と言って
「脱獄したことにしておく」と、逃がしちゃう
そんなのあり

ここが「一部架空」なんでしょうかねぇ
これだけです丹波さんの出番は(爆

四国香川で道場をひらくのですが
香川でからむヤクザの親分が名和宏、
その子分で代貸?に佐藤京一、幹部に安岡力也
みてくれがこわいし、強そうな組ですよね

うどん屋の女子高生を強姦した力也さんを
ボッコボッコにしてあげく
「こんなものがあるから悪さするんだ」といって
ハサミでシンボル斬りとってそれを
野良犬が食うとか

佐藤京一が指つめるのを
怖がり躊躇するとか
絵的にもけっこうコリまくってる則文監督でしたが

東映映画って基本やくざと対峙する主人公の構図を
千葉ちゃんがドスやピストル相手に
文字どおりの徒手空拳で戦うだけのお話でした

誠直也さんのギラギラした演技が印象的。


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