538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

不倫純愛

2011-07-14 00:47:15 | 邦画
「不倫○○」の映画を見続けていこうと
イスラエル・ドイツ合作の「不倫時間」という映画を
見たのですが、これがもうダメ
エロくもない、話はわかんない
主演のおねえやんがブスというおまけまで

ということで、早くも「不倫○○」は挫折
ラストを飾る意味で
嘉門洋子さんのオールヌードで話題になった日本映画
「不倫純愛」
新堂冬樹さんの原作を
井上紀州と監督の矢崎仁司が脚色
2011年公開

開巻膝をまげた形で鉛筆を削る嘉門さん
芯を削る音がなんとも心地よい
最近の子どもは鉛筆を使わない
だからナイフと言うかカミソリで鉛筆を削らすと
鉛筆の先から手元に刃先をむけてくる

ってか、いまどき鉛筆で小説を書く
小説家も多分居ない
そういうところからこの不可思議な
物語世界にはいっていくんですねぇ

津田さんと嘉門さんが消えた小説家を探しに
トンネルをくぐっていくのですが
このトンネルがフィクションというか、
津田さんがファンタジーの世界にはいっていくという隠喩ですか
ラストでもこのトンネルをくぐって現実世界に戻る
今度は奥さんと一緒に・・・

原作は読んでませんけども
上手な演出ですよね

演出と言えばこの映画の肝
濡れ場が長まわしで撮られてましたねぇ
長まわしは普通映ってはいけない部分も映るんで
ある意味カットを細かく決めたりするのが常ですけど
この映画は十分にカメラワークを計算して
カット割りじゃなく固定カメラのパンで処理してました
嘉門さんもヘア露出でよく頑張ってました

そんなこんなで、長丁場の濡れ場の長い尺の割には
エロ度がちょっと薄めでしたけども
寝ても崩れない嘉門さんのおっぱいはお見事でした(爆

津田さんだけの演技が映画を支えていたようですが
オールヌードで体当たりで挑戦するような作品ではなかった
ということで脱ぎ損感の否めない嘉門さんでした

今度、井上紀州さんの監督作「ピラニア」を見て見たい。