538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ゲットスマート

2011-07-02 22:39:05 | 洋画
赤いオープンカーを降りて
男が数々のドアを潜り抜けた先の
電話ボックス、そこが秘密組織への入り口で・・・

それだけで、TVシリーズ「それ行けスマート」を
見ていた方々には垂涎だったかもしれませんけども
いまどきの人にはなんだかわかんない
BRの特典映像見てようやと・・・ってことで

スミソニアン博物館に
赤いオープンカーにスーツに拳銃
TVコメディドラマのアイテムすべてを引っ提げて

40歳の童貞男、スティーブ・カレルが
マックス・スマートに扮して21世紀に登場してきましたねぇ
ちゃんと赤いオープンカーに乗るし・・・
それも2度も
っていうか、アメリカンコメディの笑いのセンスに
私はついていけないのですが
二度目のキスシーンはアカンアカン
「アリス・クリードの失踪」の方のキスシーンは許せましたけども(汗

それ以外は一流のスパイアクション映画になってましたねぇ
VFXがあればどんなアクションだって可能ですよねぇ
旅客機から落ちてくシーンは圧巻
空中でバトル繰り広げますから
99号のアン・ハサウェイの容姿もアクションも綺麗だったし
それなりに楽しめました

BRで鑑賞したので
おもしろ特典がいっぱいで
別テイクの本編もありましてお得感もいっぱい
BDの値段も2枚で2900円と
最近ではBRディスクも値崩れ状態ですね
って、安さにつられましたけど
置き場考えるとレンタルでもよかった映画でもありました。

SOMEWHERE

2011-07-02 01:17:03 | 洋画
「surper8/スーパーエイト」のエル・ファニングが出てる
ということで、見ました「SOMEWHERE」
三ヶ月くらい前になぜか買ってあったんです
イタリア盤のDVD
ということで、英語のダイアローグで見ました

ソフィア・フォード・コッポラ脚本・監督で
2010年アメリカ映画
びっくりしたのは製作会社に東北新社がからんでいたのですね
イタリアのメドウサと同列でクレジットされてた

確かに8,90年代のレンタルビデオブームで
ソフトが不足気味の時に、ソフトの確保と
いうことでアメリカ法人で製作会社立ち上げた
というような記憶がどっかにあったけど・・・

いや、ヨカッタデスよエル・ファニングさん
メガネが決まってというか、メガネファニングに萌え~~~~
って感じで

アメリカではポールダンスの出張サービスがあるんですねぇ
ラジカセと折りたためるポール持参されてましたけど
ま、日本でも出張ヘルスがありますし
しかし、二人も同時に1本のポール使ったら
下手したら外れたりしないんでしょうか

主人公は映画俳優
セレブで怠惰な毎日を無為にすごしてる
そのなんともいえない怠惰というか虚無感を
コッポラ監督は独特の間と
ちょっと引いた絵で見事に映像に焼きつけてくれてる

その無為で怠惰で虚無なセレブの日常が
一人娘の出現でなんとなく崩れていく
その徐々に心に忍び込んでくる娘への感情が
これまた映像に綴られる間で表現されてる

ラストなど車をすてて唐突に歩き出すとところで終わるんですが
セレブの象徴であるフェラーリを捨てるという比喩で
今までの自分の生活というか
人には囲まれているけど
いつも心にかんじていた孤独感みたいなやるせなさを
捨てた・・・・比喩的な幕引きですよねぇ

売れっ子エリート監督を俳優に変えて
おのれ自身の思春期の1ぺージをきりとって
乳と娘の心の交流映画
というか、ソフィア自身の夢だった世界感を
一偏の映画として
提供されたということですか

いや、いい映画みさせてもらいました
日本では地方でまだ多少公開されてるトコもあるようですが
BRとDVDが10月5日に発売されるようです。