みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「キャプテン・フィリップス」観ました。

2015-06-23 19:00:00 | 洋画
2013年:米コロムビア。 監督:ポール・グリーングラス。 WOWOWからの録画。
トム・ハンクス主演のハリウッド大作。一応な結末は始めから見えているわけです。
ですから本作を観ていても危機感はイマイチでしたかね~(^^;

 
大型貨物船M.アラバマ号。ソマリア近海を航行。   早速海賊に追跡される。

アメリカ船籍のM・アラバマ号は公海上で海賊と遭遇。一度はうまく逃げたものの、
奴らは再度襲ってきた。こちらには応戦のための武器もない。
精いっぱいの抵抗はしたものの、結局は乗船を強行されてしまう。
船長はせめて被害が最小限度に収まるように対応に苦慮。
金庫の中の3万ドルを差し出すが海賊たちはそれでは満足しない。

 
船籍を訊かれて答える。海賊たちは大喜び。 アメリカ=金持ちの思いこみがあるようだ(^^;

船内に船員たちの姿がまるで見えないことに不審の念を抱く海賊のリーダー。
被害を少しでも抑えるために船長の指示で、みんな奥に隠れているのだ。
なにか金目のものは無いかと船内を物色するが、結局得るものはなかった。

 
何か獲物は無いかと船内捜索を思いつく。      救助船で脱出をはかる海賊。 船長が人質だ。

海賊たちは船長を人質にして、アラバマ号から離脱。
保険会社から多額の身代金をせしめることを思いついたのだ。
~ここまでが映画の前半。後半は米海軍による反撃のドラマとなります。

この映画を観て「?」と思ったことが1、2点あります。
①海賊に襲われる事例が頻発している地域では最低限の武器装備は許容されるべきなのでは?
 民間船の武器の常時装備はルール違反とかでダメなんだそうですが、原則論すぎますね。
②護衛にあたるべき組織の対応の鈍さ。漁船じゃないですか?などと眠い反応で真剣味がない。
 やっと救助に駆けつけた時には、もはや手遅れ状態。
 とにかく武装ヘリの一機でも即座に現場に向かわせるような機敏さが絶対必要です。
 そうすれば後になって大げさな戦隊を組むような必要もなかったでしょうに。
③フィリップ船長が「君たちは漁師なんだろ?海賊なんか止めろ」というと彼らの答は
 「外国の大型漁船がやって来て、魚を根こそぎ獲っていく。俺たちには何も残らない」。
 海賊でもしない限り食えない現実があるようだ。

映画の結果は見なくとも解る....とはいうものの、そこはハリウッド映画。
それなりに「面白いものを観た」との満足感がありました。

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