2017年・英仏米蘭。 監督:クリストファー・ノーラン。 WOWOWから録画。
かなり話題になった映画なので、ぜひ見たいと思っていました。
先の欧州大戦下、連合国側のダンケルク撤退作戦の様子を熱く描いた戦争映画。
要するに戦争序盤のこの頃、ドイツ側の破竹の勢いに連合国側は為すすべもない
といった状況が克明に描かれていきます。
しかしそのことが却って英国人の負けじ魂に火をつけてしまった。
そういう経緯がよく描かれているなと感じました。
敗走する英国兵の頭上にドイツ軍のビラ。 降伏を勧める内容のビラだ。
破竹の勢いのドイツ軍側。連合国側は防戦一方の苦しい戦いを強いられていた。
形勢は圧倒的に不利、急いで撤退せざるを得ない状況。
しかし制空権はにぎられ、海には多くのUボートが潜んでいる。
撤退するだけでも大変な困難が伴う。
こうしたときに現場の指揮系統は乱れがち。何とか自分だけは生き残ろうと
あがく者も出てくる。
海岸で救助を待つ膨大な人数の英仏両軍。 そこに独戦闘機からの機銃掃射。
救助船を待つ大勢の連合国兵士たち。頭上を舞うドイツ戦闘機からの機銃掃射。
近づいてきた赤十字の病院船も例外なしに攻撃され沈没。
救助船に乗るまでも大変な苦労だが、乗ったあとも一安心ではない。
魚雷攻撃でせっかく乗った船から再び飛びおりねばならない危険は常にある。
防波堤は攻撃されて大型船は近寄れない。 敵魚雷を受け炎上沈没する救助船。
埠頭代わりの防波堤は破壊され、大型船は近づけない。
英軍は急ぎ民間のすべての小型船に召集をかける。
乗船可能な人数は少なくても、船の数でカバーしようという作戦だ。
その間もドイツの爆撃機、戦闘機がひっきりなしにやってくる。
英空軍も頑張ってはいるが、なかなか及ばない。
ただ空中戦はクリアーに撮れている印象を受けました。
爆撃を受け英軍艦沈没。 飛び込んだ海は重油の炎に包まれていた。
はじめにも書きましたが、苦渋の撤退の記憶が強く刻まれたからこそ、
英国人の心の中に最終的勝利にむけた決意が形成されたと言えるでしょう。
長い長い勝利への道のりのスタートが、”ダンケルク”から始まった....
そのことがよく解る映画になっていました。
これはなかなか飽きさせずに見せてくれる映画だったと思います。
今回ノーラン監督は妙な色気を出さずにうまく纏めたと思いました。
■
かなり話題になった映画なので、ぜひ見たいと思っていました。
先の欧州大戦下、連合国側のダンケルク撤退作戦の様子を熱く描いた戦争映画。
要するに戦争序盤のこの頃、ドイツ側の破竹の勢いに連合国側は為すすべもない
といった状況が克明に描かれていきます。
しかしそのことが却って英国人の負けじ魂に火をつけてしまった。
そういう経緯がよく描かれているなと感じました。
敗走する英国兵の頭上にドイツ軍のビラ。 降伏を勧める内容のビラだ。
破竹の勢いのドイツ軍側。連合国側は防戦一方の苦しい戦いを強いられていた。
形勢は圧倒的に不利、急いで撤退せざるを得ない状況。
しかし制空権はにぎられ、海には多くのUボートが潜んでいる。
撤退するだけでも大変な困難が伴う。
こうしたときに現場の指揮系統は乱れがち。何とか自分だけは生き残ろうと
あがく者も出てくる。
海岸で救助を待つ膨大な人数の英仏両軍。 そこに独戦闘機からの機銃掃射。
救助船を待つ大勢の連合国兵士たち。頭上を舞うドイツ戦闘機からの機銃掃射。
近づいてきた赤十字の病院船も例外なしに攻撃され沈没。
救助船に乗るまでも大変な苦労だが、乗ったあとも一安心ではない。
魚雷攻撃でせっかく乗った船から再び飛びおりねばならない危険は常にある。
防波堤は攻撃されて大型船は近寄れない。 敵魚雷を受け炎上沈没する救助船。
埠頭代わりの防波堤は破壊され、大型船は近づけない。
英軍は急ぎ民間のすべての小型船に召集をかける。
乗船可能な人数は少なくても、船の数でカバーしようという作戦だ。
その間もドイツの爆撃機、戦闘機がひっきりなしにやってくる。
英空軍も頑張ってはいるが、なかなか及ばない。
ただ空中戦はクリアーに撮れている印象を受けました。
爆撃を受け英軍艦沈没。 飛び込んだ海は重油の炎に包まれていた。
はじめにも書きましたが、苦渋の撤退の記憶が強く刻まれたからこそ、
英国人の心の中に最終的勝利にむけた決意が形成されたと言えるでしょう。
長い長い勝利への道のりのスタートが、”ダンケルク”から始まった....
そのことがよく解る映画になっていました。
これはなかなか飽きさせずに見せてくれる映画だったと思います。
今回ノーラン監督は妙な色気を出さずにうまく纏めたと思いました。
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