「ケス」観ました。

1969年・英国。　監督＝ケン・ローチ。　WOWOWからのBD録画。
寂れた炭鉱の町。ビリー少年は家庭からも学校からも無関心の扱いをされていた。
ある日、ハヤブサのヒナを手に入れ、ケスと名前をつけて大事に育ててゆく。

　
孤独なビリー。ケスだけが友だち。　　　　　　　　　　　　　　　　　　唯一、理解を示してくれたファーシング先生。

　
兄から預かった競馬の賭金をつい使いこんでしまう。　　　　　　　　　　儲け損ねた腹いせに兄は....。

馬券を買う金をまさか当たると思わずに使いこんでしまうが、レースの結果は大当たり。
兄ジェドの執拗な追及から逃げまわるビリー。頭にきたジェドは矛先をケスに向ける。

ちょっとこれは正直あまり観た後の印象が良くないな～。お話の終り方が暗すぎます。
ささやかながらもハッピーエンドを想像しながら観ていたのですが。ガッカリしました。

ケン・ローチ監督には「麦の穂を揺らす風」という名作がありますが。
この作品は監督の若いころの映画とのことです。
色んな意味でまだ力が十分ではなかったということでしょうか。