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ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

婦人画報5月号の 指輪に「絆されて」 の裏話

2011年05月04日 05時35分22秒 | 宝物

写真は、婦人画報5月号の驚異のコレクター

橋本貫志氏の特集記事ですが、

題名が、「指輪に 絆されて」

(絆されて=ほだされて)

です。

実は、この題名は最初、

「指輪に魅せられて」だったのですが、

橋本さんが、「魅せられた…じゃないな~」

「絆されて」じゃないか。

と自ら命名されたということです。

淡交社から発売される「ヒストリックリング88」

の監修をされた宝官さんにお会いして、

その話題になりました。

「絆されて」…とても良い表現を教えて

頂きました。

5月12日には、発売になります。

この本の素晴らしいのが、橋本氏が、

実物を手に取って研究をする機会を与えて

くれたこと、そして各々が感じたことから

出来た書籍であるということです。

通常、4000年近くの長い歴史を網羅する

何かの研究だと、専門家が色々な書物や

資料から著者がまとめ上げてるスタイル

が普通だと思いますが、この本の場合は、

橋本氏が14年かけて集められた「実物」を

何年もかけて「手に取って」拝見した

実体験に基づくモノです。

私のジュエラーとしての感覚に大きな

影響を与えてくれました。

皆さんもぜひ、ご覧下さい。

リングが、ファッションやアクセサリー

として…ではない、人の想いを後世に伝える

伝書鳩の様なものだというのがお分かり

頂けると思います。

ルビーが、使われているリングの原稿を

4本ほど担当させていただきましたので、

是非、読んでみて下さい。

ご感想をお聞かせ頂けますと幸甚です。

 


ジュエラー…きもの社長?

2011年05月03日 23時36分38秒 | 宝物

検索して頂くと登場する、

「きもの社長」…

呉服屋、三井屋さんの3代目

今井さん。

彼とは、原産地の鉱山を一緒に

まわって宝石を勉強した仲なのですが、

修行を終えて、ご実家の呉服屋さんに

帰還し、ジュエラーとして再スタート

されました。

…そうしたら、いきなり、

「私のルビー探してくれ…」と来ました。

さすがはジュエラーです。

私たちもそうですが、モリスジュエラーは

皆どこかにモリスルビーを着けています。

自分が宝物だと思うから、お客様におすすめ

できる…

これは、ジュエラーとしての条件かも

知れません。

 


ルビーに余った貨幣を食べてもらいましょう

2011年05月03日 15時55分45秒 | 宝物

 

ルビーは環境に良いかどうか?

は…直接関係ないとしても、経年変化の

無いモノにお金を多く使うという面では

良いと思います。

無処理で美しいルビーは、数を増やす

事はできません。

採掘して出てくれば良いのですが、

出なければ…無いのです。

ここがポイントです。

数が少ないと、欲しい方がいる限り

代価としての金額は上がって行きます。

ルネッサンス時代に、800金スクーディ

だったルビーは、今の時代でも変わらず

オーナーさんが変わる度に、変わらぬ価値

で、ひょっとしたら、何かほかの消費して

しまうモノに使ったかも知れない、

「貨幣を吸収」してくれます。

経年変化の無いモノに貨幣を使ってもらう

ので、それを「消費」とは言いません。

また、次の世代で、誰かに受け継がれる

のですから…

それと、いま市場に出回っているルビー

のほぼすべては、大昔から還流している

宝の石「ルビー」だということをご存じ?

でしょうか?

新しく産出されるルビーは、ほんの少し

ですので…やはりエコだと思います。

ルビーに印刷しすぎた貨幣を食べてもらい

ましょう。


(40年前から市場に急に増えた、

 加熱処理したルビーは、

 還流させにくいという面からも

 分けて考えた方が良いですね。)


人種にも国にも 影響されない幸せのルビー色

2011年05月03日 05時54分12秒 | ルビー

「ヘンナ」とは、インド原産の木で、5メートル

の高さまで成長するそうですが、ルビー色「赤」

を抽出する原木です。


昨日に続いてアンヌ.ヴァリション著

「色、世界の染料、顔料、画材」を参考文献に、

結婚にまつわる文章がありました。

(引用↓)
ヘンナは、アラブイスラム世界の儀式で重要な
役割を持ち、尊重されています。(中略)
子供を象徴的に守ると考えられていたヘンナの
赤色。さらに、結婚のときに足の裏や手のひらを
ヘンナで赤く染めると神のご加護が得られるそうです。
(引用ここまで)

世界中で、結婚式には「赤色」が用いられますが、

これも、その一つのようです。 

ルビー色は、

宗教も国も人種にも

影響されない幸せの色だということです。

下の写真は、ルビーが育つ母岩の中にある

ルビーの原石です。


ハートのルビーと手のひらが象徴するもの

2011年05月02日 19時45分36秒 | 宝物

写真は、ダイアナ スカリスブリック女史

著書「Ring]より拝借したルビーのリング

です。

このリングの手のひらの部分のルビーは、

ハート型に形取られた枠にセットされて

います。

この時代、ヨーロッパでは、手のひらを

見せるのは、警戒していない=信頼して

いることを表わしたようですが、この様

に手のひらの上に乗せたハートは何を

意味したのでしょうか?

「Yours=あなたのもの」という文句が

流行った時代です。

私は、贈った人の心づかいではないか

と思うのです。

リングは、人の気持ちの象徴だといわれ

ますが、本当にその通りですね。

 


人は変わっていくから…経年変化しない宝石に憧れるのか?

2011年05月02日 06時23分13秒 | 宝物

今から40年前。

初めてエリザベス女王が来日した日。

昭和天皇、香淳皇后がエリザベス女王

とエジンバラ公をお迎えになっている

写真です。

ウィリアム王子もヘンリー王子も生ま

れる遥か前のことですが、写真でみる

とそんな前のことの様に思えません。

昭和天皇もご健在の時のことです。

それだけの時間が経ったとは…


人は変わるから、変わらない宝の石に

憧れるのかも知れません。

そう思わせてくれる写真でした。


香淳皇后は、さすがに、日本の着物には

ルビー色の勲章お召しになられていません

が、晩さん会の際にやはり赤と黄色の

サッシュをお召しになっておられました。

赤色が最高位の色であるということを

が分かります。

写真は、「宝飾の文化史 海野弘著」
筑摩書房より引用。


ふたりの一生懸命さは、今も生きている

2011年05月01日 16時53分05秒 | 宝物

写真は、17世紀の結婚指輪です。

着けてしまうと分からないのですが、

裏側には、ポージー(詩)が彫られ

ています。

私たちのつながれた手と、心は
この結婚によって死が分かち合うまで
離れることは無い…

と書かれていますが、その単語の間に

掘られた、手と手を結んだモチーフや、

ハートのモチーフ、マレッジノット、

寝転がった人(死を意味する)などが

何となく、可愛く、一生懸命さを今に

伝えてくれます。


マルチド王子妃のルビーのリング

2011年05月01日 07時24分26秒 | 宝物

写真は、暖かい赤色が似合うベルギー王国

のフィリップ王子のマルチド王子妃。

ベルギー待望のブリュッセル育ちのお妃。

マルチド王子妃は、そのファッション

センスも有名ですが、学生時代から、

障害を持った児童の為に…と

言語障害学をの学位を取得したり、

2000年にはマルチド王子妃基金を

創設されています。

王子妃は、ルビーが良くお似合いです。

リングは、恐らく4ct~5ctぐらいの

モノだと思われます。

ロイヤルファミリーのルビーですから、

パオラ王妃のものか、アストリッド王妃

のルビーなのか…想像するだけですが、

世代を超えて伝わっているモノなの

でしょう。

素晴らしいルビーなのは間違いない

のでしょう。