Ring88(淡交社)の10番目に紹介されているアメシストの
インタリオリングです。
彫刻されているのは、ギリシャ神話に登場する上半身が
美女、下半身が取りの三人姉妹です。
美しい歌声で船乗りたちを魅了し、その歌声を聞いた船乗り
は岩に船を衝突させてしまうとお伝えられていました。
セイレーンは、ラテン語のシーレーンになり、英語の
サイレンの語源になりました。(本文より)
そのインタリオが18世紀になってリングに仕立てられました。
そして、インタリオの前の部分いハーブのような楽器が
置いてあることから、だれか演奏者がお守りの様に
使ったのではないか?
と推定されています。
ヒストリックリングは、その時代に生きて、そのリング
着けた方の個人的な部分を感じるのが良いですね。