ミャンマー産の無処理で美しいルビー
は、とても希少性が高いのですが、
いったいどのくらい希少なのか?
下の写真は、鉱区で採れた原石を
品質別に分けた写真です。
右上のほんの数個の小さな原石が
無処理で美しいルビーで、
品質の高いジェムクオリティーの
モノです。
その下が、ジュエリークオリティー
二番目の品質です。
それ以外は、無処理では美しいとは
いえません。
価値の高いルビーの希少性がお分かり
いただけると思います。
ミャンマー産の無処理で美しいルビー
は、とても希少性が高いのですが、
いったいどのくらい希少なのか?
下の写真は、鉱区で採れた原石を
品質別に分けた写真です。
右上のほんの数個の小さな原石が
無処理で美しいルビーで、
品質の高いジェムクオリティーの
モノです。
その下が、ジュエリークオリティー
二番目の品質です。
それ以外は、無処理では美しいとは
いえません。
価値の高いルビーの希少性がお分かり
いただけると思います。
宝石の定義は、
美しく、希少性が高く、経年変化がない
ことです。
美しさや、希少性が高いこと等は、
比較的は分かり易いのですが、
経年変化がないという部分は
加熱処理などの品質の改良が商業的
に始まってまだ、50年ぐらいですので、
これからどうなるか…心配なところです。
さらに、宝石の場合は、経年変化が無い
という部分は、価値観についても
問われます。
例えば、ルビーやサファイアの加熱処理
についての考え方…
これも時間と共に変化する
可能性があります。
添加物を加えた加熱なのか、従来の方法
での加熱処理なのか…など、
時代ごとの需要と供給のバランスも
考慮する必要があると思います。
私は、20年もすれば、天然ルビーであった
としても処理がされていると宝石として
の価値はかなり下がっているだろうと
予想しています。
だから、創業以来、モリスのルビーは、
ミャンマーの無処理で美しいルビーです。
鉱山省の調査でも分かるように、残る
埋蔵量の少なさから考えても、
その絶対的価値観は、この先、
ずっと経年変化しないはずです。
変化があるとしたら、近い将来、
需要に対する希少性が高くなること、
お金の流通量が多くなるなど、
価値が上がっていく方向だと思います。
下記は、ミャンマーの鉱山ごとのルビーの
原石です。
還暦祝い、結婚指輪などの
アニバーサリーリング、
ジュエリーなど…
伝統的なものから、今流行のもの。
また、今お使いのジュエリーの
キズが気になる、サイズが合わない
など、お困りの際は、
「モリス銀座店」へ、
お気軽にご相談下さい。
京都三条通りからスタートしたモリス。
今も本社は京都ですが、営業部はすべて
東京の銀座並木通り5丁目に移転して
きました。
銀座並木通り5丁目、カルティエジュエリーの
左隣でボシュロンの斜め前の銀座テーラー
ビルの6階です。
京都のブランドらしくお抹茶と和菓子を
用意して皆さまのお越しをお待ち
申し上げております。
勾玉は、縄文時代の遺跡から発見されるモノが最も古いのですが、元々は動物の牙であったという説や母親の胎内にいる初期の胎児の形だという説、また腎臓の形だという説など諸説がありますが、驚くことに、稲作が始まった弥生時代には、田畑と交換されていた形跡があるそうで、そうだとすれば、世界最古の貨幣経済が成り立っていたのかも知れません。(余談ですが…)。さて、その後、古墳時代に複数の勾玉を首にネックレスのように着けてい威信や権力を表す宝飾品として使われました。仏教が日本に伝来すると間もなく勾玉で身を飾る習慣は無くなっているようですが、今も皇室に「三種の神器」のひとつ「やさかにの勾玉」として受け継がれています。前述のとおり諸説があるなかで、私は「お守り説」を支持したいと思います。それは、モリスが昨年までルビーの採掘作業をしていたミャンマー連邦共和国最北部のカチン州での出来事、山沿いを歩く現地の人が、勾玉のようなモノを着けていました。その場所は、日本のテレビ局が「世界最後の秘境…」などの特集が組まれるほどの田舎です。現地の方に聞いてみると、「お守り」だとのこと。その地域では、虎の牙や爪、イノシシの牙などに穴を開け、紐を通して首からぶら下げます。なんでも「強い虎などの力、魔力みたいなもので守って貰うんだ」といってました。未だにトラやコブラが出てくる村に暮らす人の意見を聞いて「お守り説」は有力だな、と感じました。
天然無処理で美しいルビーは、
無処理で使える原石がとても
少ないため、カット研磨する際に
なるべく原石の大きさを残そうと
努力します。
そのためによく見られれるのが、
生地不足です。
生地不足とは、
元々あった原石の肌が残った
凹みなどですが、
パット見ると「欠けた」あと
にも見えます。
カットした際に表面に現れた
その他の宝石の結晶もそうです。
まるで、ルビーの表面に、
ついた水滴のように見えることが
あります。
無処理で美しいルビーは、
無色透明、綺麗なカットが良い
とされるダイアモンドとは
大きく違う部分です。
むしろ、私たちプロは、
理由がある不完全性を見つけると
安心します。
プレミアムな価値があるルビーの
証拠みたいなもので、必ずどこかに
不完全性があるのが天然ですので...
ジュエラーによくお聞き頂きたい
ポイントです。
銀座とミャンマーの鉱山を行き来する
モリスミャンマーのスタッフ。
とても大変な仕事を続け、モリスを
支えてくれています。
モリスブライダルリングは、
それぞれの形に意味があります。
例えば、このリングのコンセプトは、
手と手をとりあった中世ヨーロッパ
で使われた形、「フェデ」と呼ばれる
モチーフです。
ヨーロッパでは、手を見せることで、
何も隠していない=誠実さを表し、
手と手をとりあった形は、約束を
表します。
伝統的な形を大切にしたいと思います。
天然無処理で美しいルビーは、
絶対的な価値です。
人を魅了する美しさがあります。
経年変化が無く1000年経っても
何も変わりません。
人の都合で増やすことができません。
何千年も前から人々にお宝として
大切にされて来ました。
産業革命以降の世界経済の発達は、
同じものを大量に生産して、
大量に販売する時代です。
その結果、世の中には、
モノだらけになり、捨てるにも
お金がかかる有様。
そういう時代になって、宝石ルビー
など、伝統的な絶対価値が
見直され始めました。
そういう少ないモノの値段が
上がることで、増え続ける貨幣との
バランスが取れていくはずです。
米国では、すでにテレビでその様な
主旨の宣伝広告が始まりました。
天然無処理で美しいミャンマー産の
ルビーが見直されるようになりました。
写真は、モリスのルビー鉱区。
無処理で美しい原石を見つけたとき
の喜ぶ、イエッチョー君とミヨテ。