最近の上海は、町並みがとてもキレイです。
特にプードン(浦東地区)エリアは、ゴミが落ちていません。
どこでもそうだとは言えませんが、メインストリートはとても
キレイです。
その訳は?
私は、上海万博の開催が、上海を進化させたと思います。
世界各国からお客さんがいらっしゃるので、そのお客さんに
見て貰わないといけないので、頑張ったわけです。
…公衆便所もキレイ、そしてゴミ箱は、定期的にゴミ箱おじさん
がまわって管理しています。
写真のおじさんは、この町のごみ箱担当です。
最近の上海は、町並みがとてもキレイです。
特にプードン(浦東地区)エリアは、ゴミが落ちていません。
どこでもそうだとは言えませんが、メインストリートはとても
キレイです。
その訳は?
私は、上海万博の開催が、上海を進化させたと思います。
世界各国からお客さんがいらっしゃるので、そのお客さんに
見て貰わないといけないので、頑張ったわけです。
…公衆便所もキレイ、そしてゴミ箱は、定期的にゴミ箱おじさん
がまわって管理しています。
写真のおじさんは、この町のごみ箱担当です。
ルビーのインクルージョンには、(特にモゴック鉱山産)
蜂蜜と水をかき混ぜたような模様、通称「糖蜜状組織」
が良く見られますが、ブルーサファイアでは珍しい風景
ですので、今日はブルーサファイアの内包物です。
海の中にもぐっている様な感じでしょうか…
顕微鏡でルビーや宝石を覗いた時に見える景色
を見ていると、なぜこの様になっているのか?
「理解しようと考える自分」 vs 「思考停止してただ眺める自分」
に気づきます。
理解しようとすればするほど、どれだけ頑張っても宝石は
人間の理性の枠で認識するものではないと感じるのです。
ここにある景色には、人の意思がほとんど関係していないし…
結局、最後は、思考停止状態で楽しむことになり…
そして、顕微鏡から眼をはなすと「何か得をしたような、
イイ気分」になります。
「宝石ルビーの中の景色を眺めること」は、人を癒す効果が
あるのでは、と思うこともあります。
是非一度、試してみて下さい。
夏本番、灼熱の上海を歩いていて面白いモノを
発見しました。
蓮の種です。
蓮の花…何となくありがたい気がして、少しストップ。
(実は、お兄さんモリスのミヨテ部長の雰囲気に
そっくりだったので…)
しかも裏返しにすると、キッチリとれん根の様に
穴が開いています。
そして、身振り手振りで
「これは、太陽の恵みですよ!身体にいい!」
と10元で5個売ってもらいました。
ホテルに帰って早速食べることに。
一つ取り出して、バクっとかじると、とても渋い…
殻をむいて食べるようです。
お味は、なかなかいけます。
レンコンとピーナッツを足して2で割ったような感じでした。
料理に使うとひょっとすると美味しいかも知れません。
ルビー、中国でも、赤い宝、紅寶(ホンパオ)
「赤い宝」と書きます。
とてもいい呼ばれ方をします。
日本なら紅玉(紅玉=こうぎょく)ですが、
玉は、日本では昔から一番大切な宝物とされて
来たものです。
例えば、家の中にあるおたからを「宝」と書きますし、
玉を囲んだモノが「国」ですので、日本のお宝は
「玉」です。
赤い色をしたお宝の事を紅玉というので、日本でも、
やはりルビーは、最高の名前がついていることに
なります。
そもそも、ルビーの語源が、ルビウスまたはルバー
=赤ですから、名前の付け方は同じです。
しかし、昔から、ルビーを産出してこなかった
ヨーロッパでは、ルビーのほかにスピネル、
カーネリアン、ガーネットなどの赤い石もルビーと
して扱われた形跡があります。
しかし、アジアでは2000年前からルビーとスピネル
ガーネットなどを分けていましたし、お釈迦様の
頭で輝くのもルビーです。
そして、原産地もアジア…
ルビー先進国なのがアジア…
アジア発、世界に通用する宝石がルビーなのです。
現在アジアで一番高い商業ビルの「森ビル」も上海で
有名な「テレビ塔」も15階のホテルの窓からは、
良く見えません。
それだけ高層ビル化が進んでいるのが上海です。
先日の新幹線の事故も対応に追われているよう
ですが、高度経済成長をして行く時にはどうしても
悪い面も露出してきます。
こちかから見ていると、中国の事故をテレビで放映して
いて「ほら…見たことか」と感じている、少し寂しい日本の
姿も同時に見えて悲しくなります。
亡くなられた方の冥福を祈るようなニュースがメインに
してほしいと思うのは遺族の気持ちだと思います。
日本も「水俣病」や「光化学スモッグ」、「ヒ素ミルク」
などの問題を起こしながら成長してきたのです。
また…
私が小さかった頃、アメリカのデトロイトで
「日本車出ていけ!」とアメリカの自動車関係の労働者
が街中で、日本車をハンマーで叩きつぶしていた光景
を思い出します。
悲しかったのですが、今、日本が中国に向けている視線
は、同じようなモノかも知れません。
成熟して落ち着いた国と、
これから成長して追いつきたい国の違いの間で起こる
摩擦だと思います。
モノや技術も大切ですが、精神的な面でさらに高い
何か…国という枠ではなく「人」という枠で、何か
を目指せば、取った…取られたの関係ではなく、
国と国もいい意味で、結びつきが強くなる…
いい答えが出るように感じます。
今日は、中国上海でルビーのセミナーをして
いましたが、最後の質疑応答で、
「ルビーのインクルージョンとは何ですか?」
と質問を頂いて
「しまった!」と思いました。
セミナーの中では、
「このインクルージョンは…」
「インクルージョンはナチュラルの…」
とインクルージョンという単語が、
セミナーの重要なメッセージを伝えるキーワード
「唯一無二の個性」を説明する言葉でした。
そのことばの意味が分からないとセミナーの
殆んどがよく分からなかったと思います。
インクルージョンとは、ルビーの中に内包される
その他の結晶や、物質、または、スペースなど
で、その結晶が育った環境などをうかがい知る
手がかりでとても大切なものです。
私自身が初めてインクルージョンという言葉を
聞いて、良く理解できなかったことを思い出しました。
いつも、お聞き頂ける方の気持ちで話さないと…
と思いました。
ピンクサファイアとルビーは、同じ鉱物で
赤色をルビーと呼び、文字通りピンク色
のモノをピンクサファイアと呼びます。
これは、その原石で、ミャンマーの
ナヤン鉱山、ワブー鉱区から産出され
ました。
カットも研磨もしなくてもそのまま美しい
結晶です。
そとから見ても、「アパタイト」と思われる
結晶がはっきりと見えます。
このアパタイトは、このピンクサファイアが
育った母岩が結晶化したものです。
カットするのがもったいないので、
もう1年ぐらい原石のまま、ずっと持っている
のです。
私たちモリスはジュエラーです。
ジュエラーとは、聞き慣れない職業名ですが、
ヨーロッパでは、日本では、ワインのソムリエの
ような(欧米諸国ではかなり格の高い職種です)
存在です。
とても希少性の高い「宝の石」です。
ミャンマー産の無処理で美しいルビーは、
ウィンドーショッピングで見つける?
普通のお店でオーダーする?
どちらも見つからないと思います。
そのくらい珍しいモノです。
というわけで、明日は上海でルビーをご覧に
なりたい方がいらっしゃるということですので、
行って参ります。
考えられません。これがすべて野菜でできているのです。
香川県善通寺市のル.ペイザンは精進スタイルのフレンチです。
お味は、ビックリされると思います。
シェフの小瀧さんは、筋金入りのお野菜フレンチシェフです。
テーブルマナーのお話も目からウロコです。
中国の雑誌にモリスルビーを特集して頂きました。
無処理で美しいルビーであることの価値を上手く
表現して貰えました。
3ctのモリスルビーが富裕層向けの雑誌で堂々と
雑誌の目次部分と特集ページに登場していました。
ありがたいことです。
少し誇らしく、鉱区で頑張る皆が報われたような
感じがしました。
蓮の花は御釈迦様ととても関わりの深い花です。
如来さんが上に座っていたり、菩薩さんが蓮の花
の上に立っている姿を良く見ます。
蓮の花は、泥の中からあの美しい花を咲かせる
ことから、仏教では大切にされています。
このリングのモデルになったのは蓮の花で、
今から7年前につくったリングです。
銀座といえば、日本を代表する繁華街であり、
東京中央区の京橋から有楽町、新橋を結ぶ
エリアですが、どこからその名前がやってきたのか?
興味があったのですが、
桃沢敏幸氏著「ジュエリー言語学」
に語源を見つけました。
引用ここから)
銀座=金座 江戸幕府が設けた金貨(小判と一分金)の
鋳造発行所。勘定奉行の支配下にあり、地金の買入
鋳造、引替、監察などの金貨に関する諸業務を独占。
徳川家康が1595年に京都のに金匠後藤庄三郎光次を
招いて江戸で小判を鋳造させた時に始まるといわれる。
最初は、駿河、京都、佐渡にも金座が置かれたが、幕府
の確立に伴い江戸に金座に諸業務が集中された。
江戸時代には、現在の日本銀行本店の所在地(中央区
日本橋本石町)に金座がありました。
(引用ここまで)
とのことです。
モリス銀座サロンが出来て、もうすぐ1周年です。
お陰さまで、少しずつ銀座にも慣れてきました。
皆さんも、東京にお越しの際は是非、お気軽にお立ち寄り
下さい。
鑑別機関が発行する分析結果報告書。
明確な加熱の痕跡は認められない…
そう書いてあります。
でも、「非加熱ルビー」とも「無処理」とも書かれて
はいません。
それを「非加熱ルビー」だと保証するのは誰なの
でしょうか?
分析結果報告書が間違っていた時にどうするのか、
それが明確になっている必要があります。
ジュエラーは、分かりやすく説明して頂けるはずです。
0.5ctにも満たない小さなルビーの原石をどの様に
カット研磨するかの打ち合わせ中です。
皆さんにお伝えしたい…といつも思っているのは、
ルビーの原石という地球からの美しい贈り物を
その価値が分かるたくさんの人が関わって皆さん
のところへ届くのです。
モリスが大切にしているのは、その宝の石ルビー
に触れる人が全員、「美しい宝物」と大切にしながら
仕事ができているか?
そのルビーと共に時間を過ごす将来のオーナーさん
の気持ちで仕事ができているか?
ということです。
これからも、「自分達だったら…」という気持ちを
大切にしていきたいと思います。
モリス銀座サロンへは、東京地下鉄銀座線の出口
A-2の階段を上がって20mほど進んだところ
「モーブッサン」の入っているビルの3階です。
サロンへは、一度モーブッサンの守衛さんに
ドアを開けて頂き、エレベーターに乗ってお上がり
いただきます。
一度訪ねてみて下さい。
守衛さんの「笑顔」」が素敵です。
ニッコリと微笑んでドアを開けて頂けます。
ほんの少しの事ですが、エレベーターに乗るまで
気分のいい時間を過ごせます。
たった1秒で人を幸せにできる人…
素晴らしいと思います。