ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

お宝を手に入れたい…と

2011年09月10日 14時36分25秒 | 宝物

10年前に、「モリスは無処理で美しいルビーしか興味の無いし、

それだけしかやりません」とよく言っていました。

「私たちは処理して美しさを改良したルビーには、宝石としての

希少性を感じないから…」とあちらこちらでいうたびに、

宝石商の先輩方に

「そんな事言ってたら、だれもお前にルビーを売らないし、

 買わないぞ…」と忠告していただいたのですが、

その時に、あっ!と気付きました。

バーゲンセールで売る程余っている「宝石と呼ばれるもの」と、

原産地で頼んでも売ってくれないルビーは、名前が同じでも、

存在価値は、違うんだ!…と。

それは、そうです。ホンモノのお宝を 地元の人が、ヒョコッと来た

外人においそれと売るわけないのです。

それからというもの、原産地の人たちの本音が聞けるところを

探し続けて、そして、いまのモリスがあるのです。

お陰さまで、モリスは、鉱山で頑張るスタッフと、モリスのいうこと

を信用して頂いたお客さまに支えて頂いて宝探しのプロになれました。

写真は、お宝としてふさわしい天然無処理で美しいルビーのリングです。

パッと見ただけでは普通のリングと見分けがつきませんが…


モリスルビーリング

2011年09月09日 14時54分15秒 | 宝物

3ctを超える無処理で美しいルビーのリングです。

とてもシリアスなジュエリーなので、出来上がる

まで心配で仕方ありません。

でも、完成して、オーナーさんのところへ行く時

には、もう少し長くいてくれればよかったのに…

と思ってしまいます。

再会を楽しみにするだけです。

 


昨夜のルビーセミナー

2011年09月08日 16時49分06秒 | 宝物

昨夜は、丸の内のある銀行さんで、

宝石の価値を見分けるセミナーを

開催頂きました。

とても熱心にお聞き頂きましたので

時間も遅くなり、ご関係者の皆様方

には、ご迷惑をおかけしましたが、

宝石の現物を一切使わない、お話だけ

のセミナーは初めてでしたので、

私もとても勉強になりました。

鑑別書には、その宝石の品質、価値は

表示されていませんよ…

と申し上げた時の皆さん驚き様で、

如何に私たちの業界が、宝石の価値     

の説明が不十分だったのか、

説明責任に対していい加減だったのか…

良く分かりました。

鑑別書に書かれているのは、宝石の

種類と処理の有無、原産地ぐらい

です。確かに、鑑別書に記載されている

事が、宝石の価値に影響を与えますが、それは、

宝石の価値を見分けるための要素の一つです。

しっかりと情報開示して行かないとガッカリされた

オーナーさんが、本当に価値のある宝石まで粗末に

される可能性があるので心配です。

しっかり価値をご説明して、次の世代に受け継がれ

ていけば良いですね。

 


チューリッヒで懐かしい笑顔

2011年09月07日 09時54分33秒 | 海外旅行記

チューリッヒ空港で飛行機を待っている時に

ラウンジのテレビに、どこかで見た顔が…

大相撲横綱の元朝青龍関です。

モンゴルの開発の可能性についてアメリカの

CNNというニュースに15分ぐらい密着取材を

受けていましたが、その時も日本での相撲の

経験などがポジティブに話していました。

モンゴル相撲と日本の大相撲を両方宣伝して

いました。有りがたいですね。

メディアとかにいじめられたのに、日本の

イイことことを伝えてくれて…

今は、ビジネスを積極的に頑張っているみたい

です。

まさか、スイスで、アメリカのニュースで、

天然資源について紹介される部分に朝青龍関が

登場して、大相撲の話をしてくれるとは…

嬉しいサプライズでした。

朝青龍関がファンタの宣伝に出ていた頃が

懐かしく感じました。

笑顔はあの時のままです。


マリーアントワネットを最後まで守ったルツェルンの兵士たち

2011年09月06日 12時19分04秒 | 宝物

スイスのルツェルンには、街のいたる所に

傭兵を称える彫刻などが残っています。

ホーフ教会の近くの泣いているライオンの

像もそうです。

おれた槍と盾の横で矢が刺さった状態で

泣いているライオンは、スイスの傭兵を

表しているそうです。

ホテルの守衛さんに聞いてみたら、

フレンチレボルーション(フランス革命)の

時に、ルイ16世とマリーアントワネット王妃

を警護してたのが、このルツェルンから行った

スイスの傭兵(雇われ兵)たちでした。

傭兵なのに、700以上の兵が約束どおり最後まで

マリーアントワネットを守るべく命を懸けて

戦ったそうです。

帰らなかった父親の代わりに、残された遺族に

その誇り高い「金貨」を守り、届けたのが、

スイスの銀行だということでした。

金融大国になった意味が、またなぜ街のあちら

こちらに兵隊さんの像が立っているのか

分かりました。

日本にも色々な物語が残っていますが、スイスの

こういう名もない傭兵たち(日本でいうと足軽?)

を称える気持ちは、また、守衛さんが、サッと説明

してくれるところ…私は好きです。


ありがとうございます。海外からのアップが…

2011年09月05日 11時01分58秒 | 宝物

お越しいただきましてありがとうございます。

すこし、最近、gooブログの調子が少し悪いのかな?

フェイスブックは、中国で調子が悪いし、

アメブロはミャンマーで調子悪いし、

各国色々と違いがあって…

お越しいただきましてありがとうございます。

画像が上手くアップできませんですみません。


ルビーはグローバルな宝石

2011年09月03日 08時50分51秒 | 宝物

今週は、忙しい1週間になりそうです。

 

いまからスイスへ向かいますが、

 

ルビー関係のお仕事。 

 

帰国したその日は、

 

丸の内でルビーセミナー 。

 

そして次の日は、

 

上海でルビーセミナー。 

 

日本を離れると、

 

宝石の中の宝石は、ルビー

 

ですので、言葉でいうと、

 

英語のようなものです。

 

もちろん、希少性の高い

 

大きなダイヤモンド

 

も同じですが…。

 

ルビーといえば、

 

ミャンマー産が最高ですが、

 

この10年間、モリスは

 

それしか研究して来なかったのが、

 

良かったのかも知れません。

 

知れば知るほど、

 

研究したいことが山の様に

 

増えて行きます。

 

こうやってルビーに連れまわして

 

貰えるのです。

 

ちょっと、忙しいですが、

 

ありがたいことです。 

 

写真は、ネックレスにルビーを

 

合わせているところです。

 

[photo:01]


ルビーネックレスのデザイン

2011年09月01日 21時29分17秒 | 宝物

モリスルビーを使ったネックレスのデザイン画です。

描いてくれたのは、デザイナー北野です。

3ct以上の無処理で美しいルビーだけでも5pc

使われているので、最高品質の場合はとても

高額になります。

実際に、このレベルのジュエリーをお召しになる

方々は、モリスルビーに最高の敬意を表していただける

ので、ジュエラー冥利に尽きるのですが、その反面、

とてもシリアスで、真剣勝負です。

失敗は許されません。

プレッシャーを感じながらも鉱区で頑張る担当者も、カット

研磨する職人も含めて全員が良い意味での緊張感が

あります。

 

 


ネクストカルトワイン…ブレー.ファミリー

2011年09月01日 06時35分11秒 | 宝物

昨日は、とても美味しいワインに出会いました。

アメリカカリフォルニアのナパバレーの

「ブレファミリー」のワインです。

もともとカリフォルニアワインが好きな私ですので

期待していたのですが、思ったよりも美味しく、

驚きました。

ネクストカルトワインといわれる

渡辺順子さん著書「日本のロマネコンティはなぜまずい
のか」より文章引用

ここから)
1980年代頃から、アメリカのカリフォルニア州では、
カルトワインというモノが登場しました。
弁護士や医者、金融関係者などがリタイア後、趣味で
あったワイン造りを開始し、ナパヴァレーを中心に、
さまざまなワイナリーが誕生しました。これが
カルトワインの始まりです。
それまでビジネスの第一線で活躍してきた彼らの
ワイン造りが、趣味だけにととまることはありません
でした…
引用ここまで)

実は、このブレ.ファミリーの美味しいワインは、

著者の渡辺順子さんから分けて頂いたもので、

著書の中にもこのブレファミリーワインが、次の

カルトワインとして紹介されています。

ブレさんが元アメリカのアイスホッケーのスター

選手だったこと、元有名アスリートなのが逆に

たたって、相手にされなかったなどのストーリー

も直接ワイナリーに行って聞き取っておられ、

ワインにかける執念を感じます。

長くニューヨークのクリスティーズでアジア人初

のワインスペシャリストとして活躍された方の

おススメだから美味しいのは分かりますが、

予想を超えて美味しく、嬉しくなりました。