只今、銀座ミキモト6階のミキモトホールで開催
されている「指輪-その饒舌なる小宇宙の物語」
は、5月29日まで一般公開されています。
時間は11時から午後7時まで。
世界でも類を見ない4000年前から現在までの
「指輪」の変遷をひとつの会場で見ることが
できます。
写真は、13世紀の結婚指輪と考えられている
「ルビーのフェデリング」です。
ルビーは、拝見したところ、色帯や針状の結晶
の入り方からミャンマー産(モゴックと思います)
のルビーです。
そして、リングの腹の部分に手と手をつないだ
モチーフが彫刻されてあり、このデザインを
フェデといいます。
「指輪88」は会場でも販売されています。
800年も前にこのリングで、愛を誓った
おふたりの人生は、幸せだったと思います。
そういうエモーショナルな部分も感じられる
珍しい書籍だと思います。