ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

ミャンマーのおおらかさ

2009年04月30日 09時01分36秒 | 海外旅行記
今月も週末からミャンマーへ行きますが、

ミャンマーへ行くといつもその「おおらかさ」を

感じます。

写真は以前にもご紹介したヤンゴンの市場で若い女性

に似合う洋服を選んであげているお坊さんです。

日本ですと、「お坊さんが何をやっているんだ」と

批判の対象になってしまうと思います。

私もひょっとすると「このなまぐさ坊主め」と思って

しまうかも知れません。

でも、ミャンマーのお坊さんがやっているのを見ると

「やさしいな~」と感じてしまいます。

日本人がまじめなのは、素晴らしいことですが、 

最近は、ちょっと

どちらが人間としてあったかいか?といえば悩むところ

です。

ミャンマーと日本は、たして2で割るとちょうどいいかも

岡本太郎の作品 太陽の塔 を見て思うこと

2009年04月29日 18時39分26秒 | 今日の出来事
大阪上空を飛行機で万博公園の上空を通過した時の

写真です。

「芸術は爆発だぁ」で有名な岡本太郎氏の作品

「太陽の塔」ですが、来場者が6000万人を超える

史上最大の万博の顔でした。

私が2歳の頃のできごとですから、あれから39年

経ったのです。

来年は上海万博です。会場となる上海は開発が

急ピッチで進められています。

環境問題が起こる前、と後の万博は様々な点で

進化していると思います。

期待です。

楽しい結婚リング

2009年04月29日 12時59分45秒 | 宝物
結婚リングは、シンプルなデザインが多いですね。

「無難」もいいのですが、楽しい結婚リングもいいのでは?

と思います。

何といっても2人の結婚のシンボルなわけですから、

他の人が見ても「へぇ~」といわれるぐらいのリングの方が

良いに決まっています。

洋服と合わせにくくなるから。。。

他人の目が気になるから。。。

なんて気にしないでください。

私は、地味な結婚リングを14年経ってからルビー付き

のモリスブライダルに変えて、もう一度プロポーズ

しましたが、ワイフは大喜びですし、服と合わせにくい

なんて聞いたことがありません。

結婚指輪こそ、節目ごとにグレードアップして行くと

いいのではないでしょうか?

楽しい結婚リングはいいですよ。

私たちはそう思います。


桜が満開 青森の岩木山

2009年04月28日 09時00分07秒 | 今日の出来事
青森の五所川原から見える雄大な岩木山。

京都では桜のシーズンは終わってしまいましたが、

青森では今が満開です。

朝ジョギングをしていたら良いスポットを見つけ

ましたので、写真におさめました。

五所川原といえば、私たち京都から来た人間には

どこか分かりにくいのですが、「津軽」といえば

親しみがありますね。

ネプタ祭り(22mの立ネプタが町を練り歩きます)

の巨大な赤鬼、青鬼などの人形はよくテレビで

見ますね。

五所川原は他の地域よりも1日お祭りが長いので

シーズンになると20万人も観光客がやってくる

そうです。8月4日~8日に開催されるそうです。






ルーマニアから遠くの日本にやって来られて

2009年04月27日 10時32分26秒 | 今日の出来事
東京港区「高輪口」交差点の真ん前にある

センスの良いお店「シャンパンカフェ」。

ルーマニア出身の可憐な女将さんはモニカさん。

流暢な日本語だけでなく、作法も含めて驚くばかり。

そのモニカさんが勧めてくれた「ルーマニア」

のワイン「プリンス ミルチャ」はとても素直で、

美味しいワインでした。

お勧めのお店です。

写真の真ん中がモニカさんです。


happiness is the way....

2009年04月26日 20時58分37秒 | 今日の出来事
今日はいい事を聞きました。

私が、いつか楽がしたいね。。とワイフに行ったら、

中国ではね、

There is no way to happiness, happiness is the way.

幸せはへの道はありません。幸せが道なのです。

というそうですよ。と教えてくれました。

。。。なるほど。。。

いま忙しいので、幸せは後でいいや。。。というのではなく、

いま忙しい事も楽しんで、幸せを感じましょうと。

そういえば、来日していた中国のゲスト林さんも同じような

事をおっしゃっていました。

良いことを教えてもらいました。

中国では~駅ではなく、~站 友人が教えてくれたこと

2009年04月25日 10時11分30秒 | 友人、知人
上海のジュエラー仲間、Linさん夫妻が来日されました。

京都観光をされたいとのこと、東京までお迎えに行き

ました。

新幹線に乗って移動中、浜松駅を通過した時のことです。

中国の方は大体、漢字を理解されるのですが、

「~駅」を見て「あれは何だ?」との質問に、思わず

「あれは漢字です」という返事をしてしまい、お互いに

受けました。

日本で「駅」は中国では「站」(zhanザン)というそう

です。そういえば上海駅とは言いません。

上海站とかきます。

「駅」といっても今は「馬」に乗らないし。。

と教えてくれました。

考えてみれば漢字は1個で意味を持つ訳で、その意味を

深く感じれば面白いかも知れません。






ミャンマー産ダイヤモンド

2009年04月24日 08時52分55秒 | 海外旅行記
ルビー、サファイア、ヒスイの産地として世界的に

有名なミャンマーですが、実は30種類の宝石を産出

する宝石の国です。

ダイヤモンドは流通するほど採掘されませんが、

Mong-Hsu鉱山の近くで産出されます。

写真は、シャン州で採掘されたダイヤモンドの原石

です。

意外と結晶の形がきれいです。私の見た感覚では、

カナダのDiavik鉱山に行ったとき見せていただいた

カナダ産ダイヤモンドとあまり変わらないように

思います。

ただ、ルビーと違ってダイヤモンドはカット研磨

した後で、インクルージョンが入っているかどうか

で大きく評価が上下しますので、カット研磨が終わる

まで品質に関しては何とも言えません。

これは数が多い宝石の宿命です。

(無傷なダイヤ):(傷のあるダイヤ)の割合で希少性を

確保しているのがダイヤモンドですから。

ダイヤモンドであるというだけでは、価値判断が

難しい宝石です。

対して、ルビーは無処理で色が良くて、透明度が高く、

肉眼で見て美しければ、原石のまま流通していきます。

インクうージョンは入っていても、よっぽどでなければ

ほとんど無視されます。逆にない方が、色々な疑いが

もたれてしまうダイヤモンドとは逆のキャラクターです。

しかも、その原石をカット研磨したら「割れてしまった」

などの事故も多く、リスクが高いのです。これは数が

少ない宝石の宿命です。

注)ルビーが少ないのではありません。処理をしないでも

美しいルビーの原石が極めて少ないのであり、処理をする

ルビー、そのままでは、美しくないルビーの原石は

大きくないダイヤモンドと同じ様にかなり多く採掘されます。

ダイヤモンドは、美しくて大きなダイヤだから希少性が

高いのです。ルビーは美しくて無処理だから希少性が高い

のです。

ルビーは一般的には処理されているのと、ダイヤモンドは

一般的に処理されていないのがこれでお分かりいただける

と思います。

どちらにしろ、宝石は「希少であること」が価値判断に大きく

影響しているということです。

皆さん、目の前の宝石が、どのくらい希少かはジュエラーに

聞いてみると新しい発見があるかも知れません。


見えないところが見えてくる時代

2009年04月23日 10時13分21秒 | 宝物
モリスルビーは、ミャンマー産の無処理で美しいルビー

です。とても希少で、特に1ctを超えるものはそうで、

出会えた時はいつも嬉しいものです。

しかし、パッと見て処理して美しさを改良したルビーと

無処理で美しいルビーと違いは分かりにくいのも事実です。

「見て分からないなら、どちらでも良いんじゃないの?」

という方もいらっしゃると思います。

でも、モリスは、見て分からないから。。こそ大切なこと

があるのではないか、と思います。

宝石は、美しく、希少で、経年変化しないものと

いう定義がありますが、これに異論のある方はいらっしゃ

らないと思いますし、見えないところが大切にすることは、

宝石が「宝石」であるためにとても重要なことです。

ある先生がおっしゃっていらっしゃいました。

「アヒルさんはスイスイ泳いでいる様にみえるだろ、

でも、水面下の見えないところで、足をバタバタさせ

必死に漕いでいるのだよ」と。

モリスルビーも見た目は「普通のルビー」です。

しかし、モリスルビーが皆さまの目の前にやってくる

には、水面下のアヒルの足のごとく一生懸命に走り

まわっているモリスのスタッフがいます。

いままで見えなかったところが見えてくる時代だと

いわれています。彼らの頑張りにスポットライトが

当たる日は近いことを楽しみにしています。







モリスルビー 小さいほど贅沢なのは。。。

2009年04月22日 05時46分35秒 | ルビー
現地法人モリスミャンマーでは、日々ルビーを見ています。

おなじみ京都三条本店のミヨテさんは、いまモリスミャンマー

で仕事中です。

鉱山を担当するイエッチョーさんより「ナヤン鉱山」からの

質の良いルビーの原石が集まったとの連絡が入ったので急行

しました。

2か月かかってやっと集めた原石ですが、1ctを超えるものは

たぶん無いと思います。平均は3mmを下回る0.03ctぐらいで

しょうか?

小さくても、モリスミャンマーのスタッフは「宝の石」とし

て大切に取り扱います。3ctのルビーと区別はしません。

原石の時の記念に、「記念撮影」をし、カットをどうするか

担当者が悩み、一つ一つカット研磨したら、それを隣接する

ルビー研究所でインクルージョン「内包物」の記念撮影を

します。(インクルージョンはルビーの指紋みたいなもの)

たとえ直径1mmのルビーでも扱いは「立派な宝石」です。

ひとつづつ名前を「ID番号」(昔はほんとうに名前を付けて

いたのですが。。)をいただいて、偉そうに、ひとつづ包装

されて日本に出発です。

かかる人の手間の割合は、1mmぐらいのルビーが一番大きい

かも知れません。

スタッフの手間に対する体積の割合では、小さなルビーが

一番贅沢なのです。

写真は、ナヤンから産出され、ヤンゴンに到着したばかりの

原石です。

ジュエリーは人間が人間たる象徴

2009年04月21日 14時09分03秒 | 今日の出来事
人間と動物とどう違うのか?

道具を使うか使わないか?武器を使うか使わないか?が

その違いだと学校の先生から聞いた記憶があったのですが、

「日本装身具史」(美術出版社)によるとそうではないよう

です。

(本文の引用)

「飾る文化」の誕生

人間と動物の違いは何か?人間は直立二足歩行を行う、

道具を使う、言葉を操るなどが頭に浮かぶだろう。

直立二足歩行や道具の使用に関してはすでに一部の類人猿

に確認されていた。また、道具をつかうことでは、チンパンジー

の小枝などを使った蟻つりなどは有名であるが、この行為は

類人猿のみならずカラスの仲間にも見られる行為であることが

報告されている。さらに近年、石を使って食料を掘り出したり

石をハンマーのように使い、種や木の根、枝を砕き昆虫を食べて

いたサルの例が、英国ケンブリッジ大学の研究チームによって

確認されている。また、米国ジョージア大学などのチームによる

観察でも、大きな岩の上にヤシの実を置き、石を打ち付けて

割って食べる猿のグループが見つかった。

この猿の存在は、石器を獲得したわれわれの祖先の姿を彷彿

とさせる。一方、言葉も人間のみが操るものではない。様々な

動物たちが、自分たちの独自の言葉でコミュニケーションを取って

いる。驚くべきはクジラである。彼らは、数千キロ離れた仲間とも

交信できるという。

では、人間が人間として動物から画される行為とは何なのだろう。

それは、自らを別のモノで飾る。この「飾る文化」こそ、人間と動物

を画するメルクマール(指標)になるのではなかろうか。

動物が、自らの身体を別のものを使い自主的に飾る行為は現在まで

に確認されていない。こうした考えに立てば「装身具」は人間を飾る

重要なアイテムであり、人間が人間たる象徴ともいえるのである。

(引用終わり)

なるほど。。ジュエリーは人間であることの一つの指標だったのですね。

服を着た犬が公園を散歩しているのを見たことがありますが、いつになって

も犬が「服を着せてくれ」と頼みそうにありません。

写真は「日本の埴輪」ですが、はにわもジュエリーだらけですね。

初めて日本に伝わってきたヨーロッパのジュエリー

2009年04月20日 12時07分13秒 | 宝物
最近は、ジュエリーといえば欧米のブランドネームばかり

そんなに欧米のジュエリーは良いのでしょうか?

歴史的なジュエリーを拝見するとヨーロッパの権力のある

人物によって進化させられたのは間違いないようですので、

「上から下を見るような優越感」は欧米のブランドが得意

とすることろかも知れません。

ヨーロッパから伝わった日本の今のジュエリー文化ですが、

いつ頃、日本に伝わったのでしょうか?

「日本の宝飾史」の書籍によると1563年に大名であった

大村純忠がポルトガル船の総司令官に「宝石のついた金の

指輪」をもらっている。西洋の指輪についての記録として

はこれが最初である。(引用ここまで)

だそうです。

戦国時代に殿様が指輪をつけていた。

ヨーロッパでも、宝石を着けていたのが男性が多かったこと

をうかがい知ることができ興味ぶかいことです。

歴史的なルビーリングからデザインを学ぶ

2009年04月19日 08時39分02秒 | 宝物
写真は、橋本コレクションのHistric Ringに載っている

16世紀のルビーリングです。

インクルージョンや蛍光性があることからミャンマー産

であると思いました。

ミャンマー産では、標準の小粒なルビーが7つ使われて

いますが、小さなルビーでも7つ並べるととても美しく

立派に見えます。

良く見てみると、ルビーごとの色目がかなり違いますが、

上手く並べることで違和感を感じません。

ルビーの特性をよく考えて作られた素晴らしいデザイン

だと思います。この時代のリングですから裏からみると

金でふさいだ状態でルビーが見えませんが、ルビーの底

から金色が上手く映り込んで、性格の違う色目に統一感

を持たせています。これが、シルバーであったら色が

バラバラの印象が出ていたと思います。

今だと加熱処理をして作り出したルビーがあります

ので色合わせは簡単になっていますが、逆に1つひとつの

宝石に苦心した跡が見られないのがさみしいところです。

モリスは、難しくてもこれからもズッと無処理で美しい

ルビーだけを使っていきたいと強く再認識させてくれます。

古くから残っているジュエリーを見るといつもたくさんの

ことを学ばせていただきます。



F-1 マシンの美しさ

2009年04月18日 22時12分21秒 | 今日の出来事
今日は、上海の有名なテレビ塔(パールタワー)の隣にある

ジンマオ(グランドハヤットホテル)へ打ち合わせで立ち寄ったのですが、

メルセデスベンツの販売促進イベントが行われていました。

昨年の世界チャンピオンのF-1マシンが展示されていたのですが、

さすが最高峰のレーシングマシン。

車体のデザインがとてもキレイでした。

私は、この後ろから見た車体が好きです。


広東省からやってきた特大のゆず

2009年04月18日 17時29分45秒 | 海外旅行記
上海で、広東州から来た友人と会ったときに

いただいた「ゆず」です。

何でも自宅の庭でなっていたそうです。

はじめは、はっさくかな?と思っていたのですが、

説明を聞くとどうも違う。

そこで、漢字で書いていただきました。

「柚」だそうです。漢字で「柚」で通じます。

こんな大きいゆずを見たのは初めてだったのですが、

お味はまろやかで、甘くて美味しいのです。

香りもゆずでした。