宝石ルビーの価値は、
そのルビーの品質と需要と供給の
バランスできまります。
品質は、
宝石種、原産地、処理の有無、
美しさ、色の濃淡、欠点、サイズ
の7つで見分けることができます。
そして、需要と供給のバランスに
ついては、鉱山でどのくらい産出
しているのか?
そして、どのくらいのお客さまが
欲しいと思っておられるか? を
把握している必要があります。
モリスは創業以来、ミャンマーの
ルビー鉱山の採掘の現場で活動し、
銀座、京都三条にお店を開けて、
ルビーの本当の価値について研究
しているのは、そのためです。
ミャンマーの中部モゴック鉱山に
あるルビー鉱脈は、白雲石灰岩
(大理石)を砕きながら探します。
深いところで600m…
岩が崩れてきたらひとたまりも
ありません。
現地の鉱夫に「怖くないですか?」
とお聞きしたら、
「それまでは生きているのだから
ハッピーだ」
と言われました。
そりゃそうだ…
ルビーはとても歴史の古い宝石ですが、
旧石器時代には、集められていた形跡
があると言われています。
[MOGOK] arther: Ted Themelis
from; Chronological table
ニューヨーク市立大学鉱物博士である
ゼメリス氏の著書では、さらに古い
時代から集めれていた証拠が発見され
ているという記述があります。
About 2million years ago...
evidence of prehistric life- Discovery of
fossils in the caves at Mogok along with
Rubies...
ミャンマー連邦共和国ルビー鉱山
モゴックエリアの洞窟では、
200万年前の原人の化石と一緒に、
ルビーの結晶を集めていた形跡が
見つかっているそうです。
この時代は、人類が、真夜中に
トラなどの大型肉食動物に襲われ、
捕食されていた時代ですが、
火を使って自分たちの身を守った
そうです。
暗闇にキラキラと光る恐ろしい
トラの目と、そばにある身を守って
くれる炭火のルビー色。
火種の輝きがどのくらい心強かった
でしょうか…。
文明が発達するはるか以前より
大切にされている宝石ルビーを
持つと何となく守られているような
気になり、安心するわけです。
写真はWikipediaより引用したもの
ですが、猿人(アウストラロピテクス)
と原人(ホモ ハピリス)の間ぐらいの
話です。
明けましておめでとうございます。
2014年は、皆さまにとって最高の
年でありますように…
「希少なお宝」
ミャンマー産の無処理で美しいルビー
をご縁のあった皆さまにお届けし、
「よかった!」と喜んで頂けるように
精進して参ります。
皆さまに「価値あるルビー」として
お持ち頂ける…という部分については
自信を持ってオススメできますが、
「買って良かった!」
と感動してただけるには、どうしたら
良いのか?
まだまだ、これからです。
今年もご指導、ご鞭撻の程、何卒宜しく
お願い申し上げます。