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ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

ヒストリックリングを直接見る機会…ミキモトホールで29日まで展示されています。

2011年05月13日 22時40分29秒 | 宝物

「指輪88」に記載されているヒストリックリングが、

5月29日まで銀座のミキモトホールで展示されます。

本で見るリングは、ルーペで見るかの如く、細かい

表情まで見ることができます…が、実物を拡大せずに

肉眼で見ると、また違う気づきがあります。

銀座4丁目のミキモト本店の6階、ミキモトホール

へ是非、足を運んでみて下さい。

書籍も購入できるそうです。


ルネッサンス期の結婚指輪

2011年05月13日 14時30分16秒 | 宝物

昨日、ご紹介させていただいた「指輪88」にも登場する結婚指輪

(ギメルリング)に使われていたのが、ミャンマー産のルビーです。

この時代には、1ctのルビーの値段は今の貨幣に換算すると

2000万円以上です。

エナメルなど豪華な装飾が施されているわけです。

このルビーを見たとき、私は、このリングを贈った男性の気持ち

が何となく分かりました。

その人のことをルビーが覚えているような気がしたのです。

 


ご指導いただける先生方に感謝し…

2011年05月13日 11時57分36秒 | 宝物

写真は、ミャンマーのウーニャンティン先生。

先生は、英国宝石学協会とミャンマーのルビー

の鑑別方法を研究した専門家です。

例えば、モゴック地方のチャッピンエリアは、

今では、その地方の重要な鉱区ですが、その当時

はルビーが出るとは考えられていませんでした。

元ヤンゴン大学の教授であり、鉱山省でも重鎮

だった先生が、ルビーが採掘されることを

地質調査で割出して今の鉱区があります。

モリスは、ミャンマーのルビーの品質判定を

現地で行う許可を貰っていますが、分からなく

なると先生の所へ相談に行きます。

今は、インクルージョンの写真だけでも記録を

残しておくこと…そして、いつかその記録の

数が多くなった時に、海外の研究機関と連携して

新しい理論をつくったらいいだろうね。

私たちが、ルビーの品質判定に自信を持てるのは、

ご指導いただけるからです。

日本でも、ミャンマーでも、中国でも、

皆さんにご指導いただけるからこそ、今の私たち

が頑張れるのです。

ありがとうございます。


Historic Rings (淡交社)を手に取ってみて下さい

2011年05月13日 06時54分55秒 | 宝物

「あなたは知っていますか? 
 あなたの指輪の原点を、真の意味を」

Histric Ringsが出版されました。

4000年も前から受け継がれてきた文化遺産

としてのリング。

太古から変わらない姿で私たちに語りかけて

来ます。

実際にそのリングを着けた人の気持ち、

実際に何千年、何百年前にそのリングを

贈った人の気持ちを感じます。

それは、リングは、ジュエリーの中でも、

小さいけれど、着けた人にとって、

一番近いジュエリーになります。

手に着けていると自分の目で、その想いを

見ることができます。

もうすぐ書店に並ぶ、Histric Rings(淡交社)

では、88本の先人たちの指輪に込めたメッセージ

を読み解いていきました。

読み進むと、ご自分で何気なく見に着けて

おられるリングのデザインの意味が分かって

面白いと思います。

下の写真は、原稿を担当させていただいた

ギメルリングのページのリングです。

撮影をご担当頂いた中村淳氏の素晴らしい写真

によって、実際に手に取っている様な感覚で

ご覧いただけると思います。