天然無処理で美しいルビーは、
無処理で使える原石がとても
少ないため、カット研磨する際に
なるべく原石の大きさを残そうと
努力します。
そのためによく見られれるのが、
生地不足です。
生地不足とは、
元々あった原石の肌が残った
凹みなどですが、
パット見ると「欠けた」あと
にも見えます。
カットした際に表面に現れた
その他の宝石の結晶もそうです。
まるで、ルビーの表面に、
ついた水滴のように見えることが
あります。
無処理で美しいルビーは、
無色透明、綺麗なカットが良い
とされるダイアモンドとは
大きく違う部分です。
むしろ、私たちプロは、
理由がある不完全性を見つけると
安心します。
プレミアムな価値があるルビーの
証拠みたいなもので、必ずどこかに
不完全性があるのが天然ですので...
ジュエラーによくお聞き頂きたい
ポイントです。
銀座とミャンマーの鉱山を行き来する
モリスミャンマーのスタッフ。
とても大変な仕事を続け、モリスを
支えてくれています。