ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

何処から取れたルビーなのか?

2010年06月28日 05時53分05秒 | ルビー
ルビーは、どのくらい古くから宝石

として大切にされているのでしょうか?

色々な説があります。

5~6世紀には、ミャンマーのモゴック

地方では、採掘され中国へ贈られていた

という説や、何万年も前のミャンマーの

遺跡からルビーを採掘するときに使う

道具が見つかっているという説。

ROCK and GEM
Ronald Louis Bonewitz著

で紹介されているリングは、

古代ヨーロッパのリングと紹介されて

います。

デザインは、古代エジプトでよく使われた

再生のシンボル「スカラベ」です。

古代エジプトといえば、紀元前3000年から

紀元前30年代までつづき最後のフェラオは、

クレオパトラです。

どのくらい古いリングなのかは、記述が

なかったのですが、少なくとも2000年以上

前のものだと考えられます。

古代エジプトでは、ルビーが採掘されない

ので、ツタンカーメンなどもカーネリアン

(赤い水晶)を使っていたと思っていた

のですが、ひょっとすると古代エジプトでは

ルビーが使われていたかも知れません。

そもそも、この時代は、赤い石はすべて

ルビーと考えられていたようです。

アフガニスタンで採れたルビーなのでしょうか?

ミャンマーで採れるルビーの色ではありません。

実物を見て、どこからやってきたルビーなのか

調べてみたいなと思いました。

ルビーとさそり座

2010年06月27日 13時48分25秒 | ルビー
夏に近づくと、夜空に「さそり座」が

見えてきます。

真っ赤に輝くアンタレスが目立ち、

さそりの方の部分が、T字になっている

ので、弓なりのカシオペア座と一緒で

分かりやすい形です。

小学校の理科の時間を思い出します。
(野外活動でも見たような)

さて、このさそり座の心臓と呼ばれる

アンタレスは、太陽の300倍もの大きさ

の一等星で、「赤星」「豊年星」と

呼ばれてきました。

ルビーの星といえば、マルス「火星」

ですが、「アンタレス」は、そもそも

そのマルスの敵という意味だったそうです。

何かの書物で、ルビーがマルスの宝石に

なる前は、アンタレスがその象徴だったと

呼んだように記憶しています。

どちらにしろ、さそり座のアンタレスを

見ると、子供の頃の夏休みを思い出します。

写真は、「アンタレス」とウェブで検索したら

「アンタレス画像」がたくさん出てきました。

その画像集から1枚拝借。

リングから感じるメッセージ

2010年06月26日 06時45分04秒 | 宝物
ドイツ語で「わたしを忘れないで」という

意味を持つVGMN。

「Vergiss mein nicht」

このリングで、結婚したふたりを感じますし、

メッセージを感じます。

約500年前に生まれただろうお二人が、

結ばれて、子供が生まれた。

その子供が、新たに誰かと結ばれて子供が

生まれて。

そしてまた...と続いてきたから私たち

もいるわけです。

結婚指輪ですから、

「わたしを忘れないで」というメッセージ

は、結婚相手への想いだったと思います。

しかし、わたしは、

「一生懸命に生きた私たちを忘れないで」

というメッセージを感じるのです。