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ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

アンティークジュエリー 著者 黒岩トシオ氏

2011年05月23日 20時23分19秒 | 友人、知人

写真は、先日出版された「指輪88」淡交社の

出版記念パーティーの一枚です。

手前のご婦人は、友人の飯塚さん。

長身の男性が、アンティークジュエリー

(柏書店松原)の著者、黒岩トシオ氏です。

とても真摯な方で、ジュエリーについて深く

お考えでした。

次回、是非ともゆっくりとアンティークジュエリー

のことをお伺いしたいと思いました。


ルビーに感じる「以無所得故」

2011年05月23日 06時06分23秒 | 宝物

ルビーを自分の指に着けて毎日生活をしていると

私が着けている、持っていると思っているルビーは、

私のモノだと信じているだけであって、

私のモノではないのがよく分かります。

経年変化の無いルビーからみれば、100年間の

時間の長さなど無いに等しく、その視点で

見れば、たまたまその瞬間に、そのルビーを持つ人の

ところに寄っただけ…

そういうルビーを自分が持っていると思っているだけ

なのでしょう。

般若心経に、「以無所得故」という一節が出て

来ますが、

「なぜなら、得るということがもともと無いから」と

いう意味ですが、ルビーを見ていると

本当にそうだな…と感じさせられ、少し切なくなります。

…でも、お経にもありますが、それが分かるから

今の一瞬がとても嬉しく、喜びなのだろうと思います。

写真のルビーは、本当に美しく、大好きなルビーです。

(もう手元にはありませんが…)