ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

安達祐美さんのオーラにも負けずに輝いていたモリスルビー

2011年04月30日 21時52分02秒 | 宝物


以前に、昼のドラマでモリスルビーを

たくさん使って頂いた安達祐美さん。

写真が出てきたので思いだしましたが、

ルビーが良く似合っていらっしゃいま

した。

小柄なのですが、ルビーを着けた時に

急に大きくなられたような気がしました。

プロの女優さんのエネルギーを感じました。

ただ、モリスルビーが女優さんにも負けて

いないことに驚きながらも、誇りに思い

ました。


日本の鎌倉時代…ルビーの結婚指輪

2011年04月30日 12時00分39秒 | 宝物

写真は、13世紀のルビーリング。

リングのフープの底の部分の手の

モチーフになっており、お互いの手

を取り合っている形になっています。

「フェデリング」と呼ばれる形の

リングですが、結婚指輪に使われた

デザインです。

拝見した時にルビーを拡大して見せて

いただき、モゴック産のルビーだろう

とコメントさせていただきました。

日本でいうと鎌倉幕府の時代です。

欧州のマレッジリングの歴史の長さ、

深さを実感します。

このリングで愛を誓ったおふたりの

人生は幸せだったのでしょう。


日本の鎌倉時代…ルビーの結婚指輪

2011年04月30日 12時00分39秒 | 宝物

写真は、13世紀のルビーリング。

リングのフープの底の部分の手の

モチーフになっており、お互いの手

を取り合っている形になっています。

「フェデリング」と呼ばれる形の

リングですが、結婚指輪に使われた

デザインです。

拝見した時にルビーを拡大して見せて

いただき、モゴック産のルビーだろう

とコメントさせていただきました。

日本でいうと鎌倉幕府の時代です。

欧州のマレッジリングの歴史の長さ、

深さを実感します。

このリングで愛を誓ったおふたりの

人生は幸せだったのでしょう。


ルビーを受け継いで行く時の伝え方をしっかり…

2011年04月30日 06時30分31秒 | 宝物

昨日は、木村先生のお茶のお稽古でしたが、

その時に、来歴のしっかりしている「逸品」

でお茶を頂きました。

「キズをつけたらどうしようか…」と

恐る恐る頂いたら、お茶の香りが心地いい

ことに驚きます。

350年前から大切にされている「宝物」だけ

に社員一同、触れる時に緊張感が漂います。


「…この感覚は…」

と思い出したのは、先日ご紹介した、

マリアジョセ イタリア王妃のリングに

触れた時と同じような感覚です。


長く残るモノ、いや長く残さなくてはならない

ものには、やはり「箱書」ではないですが、

しっかりと次に伝えていく努力が必要だと

思います。

伝え方をしっかり考えないと…


…このお茶碗には、もう一つ重要なことを

教えて頂きました。

木村先生が、高校生の時にガラスケース越しに

展覧会で飾られている「このお茶碗」を欲しいな

と思われたそうです。

今、ご自分のお手元にやって来ている…

ドラマチックでもあり、人の想いの強さを

感じます。


モリス銀座ルビーサロンでお茶のお稽古

2011年04月29日 23時10分27秒 | 宝物

今日は、朝からモリス銀座サロン

でお茶のお稽古がありました。

モリスは、日本のハイエンドは、

お茶の世界だと思います。

最高のルビーであっても、それに

触れる私たちモリスジュエラーが、

それに見合っていないと、大切な

無処理で美しいルビーとして

次の世代で大切にして頂けない

かも知れません。

ルビー(無処理で美しいもの)は、海外でも希少です。

それから、今日は、特に香港の

有名なジュエリーデザイナー

カレン リーさんと、お世話になって

いる方とご一緒し、たのしいものです。


ルビーが出て来る瞬間

2011年04月29日 18時25分51秒 | 宝物

写真は、漂砂鉱床(二次鉱床)で

ルビーが出てくる瞬間です。

この直後に0.7ctのピンク色の原石が

見つかりました。

この日の収穫は、それだけ。


ルビーの採掘方法には、ルビーが育つ

母岩を削岩して掘り進む一次鉱床と、

大昔に母岩が崩れたり、溶けたりして

もとにあった場所から移動してきた

ルビーの結晶を探す二次鉱床と2種類

の埋蔵エリアがあります。

採掘方法にも、露天掘りから掘削して

トンネルを掘り進む方法、井戸を掘る

ようにして掘り進む方法など3種類の

方法でルビーを探します。


日本で地面を掘って行っても何も

出ませんが、ミャンマーの鉱山も同じ

様に、気が遠くなるほど「何も出ません」。

宝石とは、希少性の高いモノです。

当然といえば当然です。


鉱区のスタッフが、毎日、毎日続けて

いけるのは、気持ちが一つになっている

からです。

だから、ルビーの方からやってくる気がする

のです。


ことばを超える贈り物

2011年04月29日 07時12分39秒 | 宝物

この手は、ユダヤ人の友人に頂いた

お守り「hamsa」です。

手の形をしており、目やニンニク、

唐辛子、蹄鉄、何かのお魚、カギ

など色々な模様が掘られています。

私は頂いた時に、大仏さんの手を

連想しました。

頂いた瞬間に「ありがたいもの」なの

だろうことを感じました。

説明が無くても、「守られる」気が

するのです。

(なぜニンニクか?は分かりませんが)

日本語とヘブライ語の違いはあっても

気持ちの部分は同じだということが

よく分かります。

そういうプレゼントは良いですね。


便利になって、退化して行っている様な…

2011年04月28日 22時17分24秒 | 宝物

殺菌力が強い石鹸を使ってバイキンが

少なくなるのは良いのですが…

100年前に、そんなにたくさんの人が

病気になっていたのでしょうか?

以前に聞いたことですが、病原菌に

対する抵抗力は、身体にバイキンが

入って、それと戦うことで抗体を

つくっていくのですが、バイキンを

入れないと、病気にかかるチャンスは

減るかも知れませんが、結果として

抵抗力は低下するかも知れません。

便利になることは良い事ですが、

自分たちが弱くなってしまうのは

良くないですね。

このキレイキレイ石鹸に文句をつけて

いる訳でも何でもありません。

…が、弱くなっていくような気がしました。


デザイナーと職人さん

2011年04月28日 21時30分18秒 | 宝物

今日は、香港からデザイナーの

Karen Leeさんが銀座サロンまで

訪ねてくれました。

政府の推薦でジュエリーの研究に

1年間来日してました。

香港では、トレンディーなデザイナー

としてテレビなどに出演されたり、

コスモポリタンの誌面で紹介されたり

と活躍されています。


そんな彼女が、日本のお茶を学びた

いと明日のモリスのお茶の稽古に

参加されます。


彼女が茶道に興味を持っていただいた

のは、茶の湯の中で生き続ける究極の

ハイエンドを肌で感じたいということ

でした。


人の感性の集大成が、ジュエリー

デザインであり、茶の湯の世界であると

感じるカレンさん。

さすがは、プロフェッショナル

デザイナー。

明日が楽しみです。


そして、明日のお稽古には、もうおひとり

お菓子のプロで、パリ、中国で活躍される

壁谷さん。

豪華なメンバーと一緒にお稽古させて

頂けるのは、ありがたいことです。

日本の文化があるとしたら、それは、

「謙虚に学んで、保存し、そしてそれを

 改良していく。」

そういうモノかも知れません


格の高さを感じるマリアジョセ王妃のルビーリング

2011年04月28日 07時34分55秒 | 宝物

写真は、イタリア最後の王妃「マリアジョセ」の

ルビーリングが記載された記事のコピーです。

このリングを初めて拝見したのは、

東京の北品川にある在日ミャンマー連邦国大使館

でした。

東京ホテルオークラにある

アルビオンアート有川社長がお持ちになられ、

産地の確認をさせて頂きました。

初めて拝見した時の圧倒的な存在感を

昨日の様に覚えています。

そのルビーは、一目見たら内容物から

「ミャンマー(旧ビルマ)産」

だと分かる特徴を持っていました。

確か拝見する3日前にヤンゴンで鉱山から

のルビーを見ていたばかりだったので、

それが、2~300年前に採掘されたルビー

だとは思えず、改めて「経年変化」が無い

宝石ルビーの偉大さを感じました。

1000年の時間の流れなどルビーにとっては

一瞬なのだろう…と感じたことを思い出し

ます。

そして、その当時のミャンマー連邦国

ラミン大使も感動されていました。

「大切に残して頂いて嬉しい」と

コメントされる、「宝物」の格の高さを

感じました。

指輪が、国を代表する大使を感動させる

のですから…

 

ルビーの宝探しをしていて本当に良かった

と思うのは、この様な逸品に出会って、

手に取って拝見し、ルビーと話ができる

ことです。


写真は、ハイエンドな情報誌

「コンシェルジュ」の2009年版に記載のページを

拝借しました。

リングは、アルビオンアートインスティチュートに

属するモノで、米国ティファニー博物館の館長が

わざわざ日本まで見に来られて感動されて

いました。

 


ローマ教皇のパワーを表しているのか

2011年04月27日 21時43分12秒 | 宝物

今月号の婦人画報にも登場している

クオーツとブロンズでつくられた指輪。

手に取った時に驚いたのが、その重さ。

とにかくサイズが26号で大きすぎる

るのです。

家庭画報の記事によると…

引用ここから)
聖書の時代から指輪は地位や権力の証
でもあった。ローマ教皇パウロ2世の
紋章とフランス王の紋章が刻まれた
ブロンズの指輪。石は水晶。教皇が
使者に託した通行証、もしくは直径が
大きいことからミサなどの行事の際に
手袋の上から着けたという説があるが
定かではない」引用ここまで)

と記されていますが、私は、馬に乗っ

たまま、関所を通過できるように

目立つように大きいのだと思います。

いまでいうETCカードみたいなもので

しょうか?

どちらにしろ、今のリングの地位より

遥かに高い宝飾文化があったのでしょう。


嬉しいこと…ルビーのつながり

2011年04月27日 08時16分08秒 | 宝物

昨日、投函したブログの内包物について、

下記のコメントをいただきました(アメーバブログのコメント)。

Nwaveさんには、いつも科学的な側面からコメント頂き、

感謝していますが、皆様にもおすそ分けをと思いまして、

引用させていただきます。

コメント引用ここから)

この画像だけからは良く分からないのですが、画像中の有色
インクルージョンが非晶質ではなく鉱物インクルージョンだと
いう前提で見ますと、予想としては、第1にルチル(Rutile)
ではないかと思われます。

次いで、パイロオタイト(Pyrrhotite)、グラファイト
(Graphite)、パーガサイト(Pargasite)、へマタイト
(Hematite)、バイオタイト(黒雲母:Biotite)片などが、
ショールトルマリン(Schorl Tourmaline)より先に可能性の
あるものと考えられます。

ちなみにE.J.グベリン博士やR.ヒューズ氏の報告、あるいは
T.Themelis氏の文献からは、Mogokルビーの固体(結晶)
インクルージョンとしてトルマリンは報告されていません。
Mogokルビーを長年観察されている方たちでもそういう状況
ですから、もしもMogokルビー中にトルマリンインクルージョン
が含まれているとすれば、それはかなり稀であり新たな発見
ということになると思います。

Mogokルビー中に水晶やトパーズがインクルージョンとして
含まれているという報告事例もないことからすると、水晶、
トパーズ、トルマリンなどの既成のペグマタイト鉱物を
ルビーが形成時に取り込んだり、ルビーと同時にルビー中で
生成することはMogokにおいては無かったと見るのが自然です。
トルマリンだけがルビーの晶出条件(温度・圧力の範囲や
変動、ルビーを可能とする地球化学的環境やルビーの成長
速度など)と相性が良いとは考えづらいです。
トルマリンがインクルージョンとしてあり得るなら、
ペグマタイトで豊富な水晶(石英)のインクルージョンが
ない理由をどう考えるのか、新たな課題になるでしょう。

Mogokルビーの晶出で貫入花崗岩の果たした役割は熱による
変成作用や化学的な交代作用であり、もし、材料供給まで
かねているなら、ルビーではなくケイ酸分を含んだ別の鉱物に
なってしまうと思われます。 それでもMogokルビー内には
ペグマタイトで見られる鉱物(アパタイト、ガーネット、
ジルコン)が認められてきましたから、トルマリンを取り込む
可能性は否定できません。 地質学、鉱物学、熱力学に同時に
明るい専門家の意見が欲しいですね。

引用ここまで)

私たちは、実際に鉱区から事実をもとにモリスルビーを保証します

が、ルビーの産出も減り続けており、いずれは還流することになり

ます。その時に科学的な視点から研究を、まだ採掘が出来ている

今やる必要があると思います。

Nwaveさんには、いつもこの様にご意見や情報をいただき本当に

感謝しています。

今後とも宜しくお願いします。

 


無処理で美しいルビーの楽しみ

2011年04月26日 20時16分39秒 | 宝物

写真は、ルビーの原石です。

モゴック地方からやってきたこのルビー

の原石にライトを当ててみると、中に

何やら黒い結晶があります。

形からしてトルマリンだと思います。

トルマリンは、静電気を帯びた

セミプレシャスストーン(半貴石)です。

宝石の中に宝石が入っている…

天然無処理の宝石には良くあることですが、

ルーペで見て美しい結晶が見えると、

天然無処理の魅力、原石の形を連想させて

くれます。

スピネルは、願いが叶うとか、

ガーネットは、愛が保証されるとか、

シルクインルージョンの結晶である

ルチルは、直観力を高めるとか、

色々ないわれが昔からありますので、

ルビーの中に入っている結晶に意味を

持たせることができます。

ちなみにトルマリンは、感受性が高まる

などという人もいます。

そういう楽しみ方も無処理で美しいルビー

にはあると思います。


京都の錦通り

2011年04月26日 16時34分26秒 | 京都


写真は、モリス京都三条本店から徒歩3分の

錦通り。

三条通と四条通の間にある錦通には、

美味しいお漬物屋さんや干物屋さんなど、

京都の日常を感じることができる商店街です。

烏丸通りから寺町通りまで、フラッと

歩かれると面白いと思います。