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ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

デザインを考える 「西洋と日本の建築手法の違い」

2009年11月04日 06時23分55秒 | 茶道
デザインを考えていると形、

(デザイン画)からイメージを

展開していくのか、または何か

表現したいイメージが、何かを

追求する活動の結果として

形として表れるのか?

これについて、PenBook

「茶の湯デザイン」にとても

興味深い一説がありました。

筆者が京畳から茶の湯デザインを

ひも解いていく部分に。。。

(引用ここから)
畳のバランスには、西洋と日本の
建築手法の違いが顕著に表れてい
る。西洋では、石造りにせよ煉瓦
にせよ、壁のデザインや構造など
建物の外的要因から設計がはじめ
られ、結果、出来上がった空間を
用途にに応じて割りつけて、最後
に人間の居場所が決まっていく。
つまり「外から内に」と形つくら
れるのだ。対して、日本では、
畳=最小の人間の居場所のサイズ
を起点に、空間を外へ外へと広げ
ていく、「内から外へ」の手法が
とられている。(引用ここまで)

とあります。

この文章を拝読して感じるのは、

モリス的なデザインというのは

やはり「ルビーを感じる」ことから

始まっているので、その方向で、

デザインを追求するのが良いの

だろう。。ということです。

デザインという確実にあるけど、

掴みどころのない課題です。

しかし、私たちが何なのか?を

表現するものだけに磨き続けていく

部分です。


おもてなし。。とは、自分を磨きつづけることなのでしょうか

2008年12月07日 09時18分39秒 | 茶道
モリス三条本店では、茶道の先生にお越しいただき、

「お茶の出し方」や、「禅のことばの解説」など、

わざわざお越しいただくお客様に「おもてなし」が

できるように、初心者の集まりながら、努力しています。

芳心会の木村先生にお稽古をお願いしているのですが、

http://www.hoshinkai.jp/ 

とても、素晴らしい先生にお教えいただけるチャンスに

感謝するばかりですが、モリスの若手「ちよまつ」

「きたの」「ビラヒム」はじめ全員が、お茶が大好き

になりました。嬉しいことです。

お稽古をさぼる悪い癖がある私は、いつも次の日に

「何を教えていただいたか、まとめて教えて。。」と。

お話をお伺いするたびに、足りないところが増えていく、

のですが、少なくともポイントの一つはお教えいただけた

かな、と感じています。

「自分がおもてなしできる様な人になれるよう、自分を磨き

続けていくこと」が大切なのかも知れません。

どの様な人におもてなしして貰うのか?は、自己満足じゃない

ですものね。

足りないところを気づかせていただくほど、ありがたい

ことはありません。

ちなみに、私が好きなのは、先生のお稽古場の

「し~ん。。。。。」としたでも、あたたかい空気です。


写真は、橋本コレクションの、「緑色石を用いたリング」

です。2000年近く経って傷んでいますが、まだ手にとれる

ことに驚きます。歴史的なものに触れる機会を与えていた

だけることにも感謝です。







芳心会 木村宗慎先生の 初釜

2008年01月23日 09時34分04秒 | 茶道
初釜でお茶とお菓子をいただくだけになってしまっている「お茶」。

裏千家の芳心会を主宰される木村宗慎先生は、32歳の若手茶道家。

お茶の詳しい友人から聞いた話ですが、お茶の「タイガーウッズ」ですって。

とても魅力的な先生で、私よりお若いとは。。。思えません。

先生がいらっしゃらなければ、まずやらなかったかも知れません。

3年前から入会して、お稽古をさぼってばかりですが。。。

お茶をいただくときの あの静けさが大好きでやめられません。

今回も古いお茶の道具をご披露いただいたのですが、何百年残ったものです、

アンティーク/ヒストリックなジュエリーで垣間見るものと同じ魅力があります。

目の保養とは、このこと。