ルビーの森

京都三条と銀座並木通りにある、ミャンマー産無処理で美しいルビー専門店。鉱山から一貫したトレーサビリティーを実現。

ルビーで、国境のないブランドができるかも

2011年02月28日 22時10分46秒 | 宝物

先ほどまで、中国の同志たちと一緒に

仕事をしていました。

お客様方にルビーの魅力と、そのルビー

の品質の見分け方などをどうやって

皆さんにお伝えしていくか?

ミーティングを繰り返していました。

手応えは十分です。

香港も含めた中国勢も、欧州勢も、

米国の同志も皆さん、宝石のファンに

正確な情報を開示していくことが重要

であること、特に色のついた宝石に

ついて十分な情報の開示が必要だと

意見がまとまっています。

ジュエラーが、ただの商人ではなく、

プライドを持ったアーティストでありたい、

という想いは、国境を越えてつながって

いると新たに認識しました。

あと、5年もすればアジアでもなく、

欧米でもなく、アフリカでもポリネシアン

でもないグローバルなブランドができる

と思います。

ご期待ください。


モリスルビーを使った一番細いエタニティーリング

2011年02月28日 17時34分44秒 | ルビー

モリスルビーを使った一番細いエタニティーリングです。

重ね着けされるととてもかわいいアクセントになります。

1.2㎜ぐらいのルビーが入っていますが、

モリスは、1.2㎜であっても1ctの大粒であっても

宝の石ルビーであることには変わりありません。

一つ一つの1㎜のルビーは、立派なルビーとして

1ctを超えるルビーと同じように扱われ、

すべての一つの内包物の写真を記録してます。

嫌がられますので、実際には1冊にまとめていますが、

この一本に10冊の鑑別書、保証書がつくれるだけの

データもファイルとして残っています。

これだけ気合の入ったエタニティーリングは無いかも

知れません。

 


モリスルビーを使った一番細いエタニティーリング

2011年02月28日 17時34分44秒 | ルビー

モリスルビーを使った一番細いエタニティーリングです。

重ね着けされるととてもかわいいアクセントになります。

1.2㎜ぐらいのルビーが入っていますが、

モリスは、1.2㎜であっても1ctの大粒であっても

宝の石ルビーであることには変わりありません。

一つ一つの1㎜のルビーは、立派なルビーとして

1ctを超えるルビーと同じように扱われ、

すべての一つの内包物の写真を記録してます。

嫌がられますので、実際には1冊にまとめていますが、

この一本に10冊の鑑別書、保証書がつくれるだけの

データもファイルとして残っています。

これだけ気合の入ったエタニティーリングは無いかも

知れません。

 


ルビー色のハートマークがピッタリのおふたり

2011年02月28日 12時18分16秒 | ルビー

上海では、安全のために、

道路際で仕事をする作業員さんたちは、

オレンジ色の服を着ていますが、

道路際に腰かけて、昼食中の夫婦は、

今朝おばさんが作っただろう「おかず」

を囲んで二人で美味しそうに食べて

います。

会話が何だか楽しそうです。

おじさんがユーモアのセンスたっぷり

なのでしょうか?

何を話しているのかは分かりませんが、

おばさんは、ご飯を頬張りながら、

「クッ…ク、ク、クッ…」と笑っています。

見ているこちらが、つられて笑いそうに

なりました。

毎日がデート、お仕事もデートのおふたり、

ルビー色のハートマークをつけてあげたく

なりました。

 


伝統的で新しい…結婚指輪にルビー

2011年02月28日 07時55分18秒 | 宝物

ルビーは古くから結婚指輪に使われてきた

宝石です。

モリスブライダルでは、その古くから使わ

れてきた、ルビーを使ってもう一度ルビー

をおふたりの「愛の象徴」にしていきたい

と思います。

ダイヤモンドの宝石言葉は「約束や不変」、

ルビーの宝石言葉は、「愛、生命」なので、

ふたつ合わさると、永遠の愛や永遠の約束

になります。

古くからあった伝統ですが、最近はあまり

見かけなくなったので、「新しい」。

それに、

幸せそうで、とてもいいと思います。

 


西安の食べ物「挟摸」

2011年02月27日 21時47分56秒 | 海外旅行記

肉挟摸…という中国北西部の西安

(昔の長安)の食べ物で

チャウモウと呼ばれるサンドイッチ

のような料理です。

何となく、ウイグル地区の食べ物

に似ているような気がします。

マトンも出てきますし…

お味は、パリッとした食感と

やわらかいお肉の味が上手くバランス

していて、なかなか美味しかったです。

 


高度経済成長期の日本もこの様な感じだったのだろうか?

2011年02月27日 18時04分49秒 | 海外旅行記

上海 プードンエリアにあるモリビルを

90階ぐらいまで上がって行くとレストランが

あります。

とても見晴らしが良いのですが、

高いところが苦手な人には、大変なところかも

知れません。

初めて上海に来た時には、「中国で一番高い

ジンマオタワーです」と呼ばれたビルが、

下に見えました。

変わっていくスピード自体もアップしている

ようで、驚くばかりです。

高度経済成長期の日本もこんな感じだったの

でしょうか?

毎回、来るたびに変わって行きます。


上海で日本茶がブランドなわけ

2011年02月27日 07時53分47秒 | 海外旅行記

街でよく見かける台湾式のクレープ/ソーセージ巻き

の屋台…その後ろに「緑茶」とありますが、あれは、

おばさんいわく、日本の緑茶だそうです。

(そんな感じではないですが…)

お茶といえば中国には、色々なお茶があって、

茶芸と呼ばれる作法もある…と聞いていました。

(茶芸は日本の茶道がもとになっている様ですが)

なぜ中国の方は、日本のお茶が良いと思うのでしょうか?

昨夜、こちらの友人と夕食を食べる時に、友人が、

伊藤園のティーバックを出してきて、お店の人に

「このお茶にして」と依頼していたので、

私に気を使っていると勘違いして、

「いや、中国のお茶でいいよ」といったら、

…「何が入っているか分からないから安全じゃないよ」

との事でした。

なんと、上海で日本茶がブランドなのは、「安全」だから

なのですね。

元々、お茶は茶道のお点前も中国にあったそうで、

日本が中国から輸入して始まったと聞いていますが、

いまは、「安全」というキーワードでブランド化している。

作る側が「安全」な商品を届けよう、と誇りを持って仕事を

する。たとえそれがお客様にすぐに分からなくても、

自分たちが良いと思えるものを一生懸命に届け続ける

姿勢そのものが、「日本のブランド価値」なのかも

知れません。

そう思いました。

全然関係ないのですが、

何ともひょうきんな顔です。

モリビルの1階のエレベーター乗り場でいらっしゃいませ…と

お出迎え。

 

 

 

 

 


部屋中を香りで一杯にする柚子のお化け

2011年02月26日 22時19分29秒 | 宝物

今日、上海ででっかい柚子を目撃しました。

はじめは、夏みかんか、はっさくのデカい

モノかと思ったら、香りは、完全に柚子。

聞いてみたら、間違いなく柚子でした。

日本の柚子といえば、小さくて存在感が

足りないかも知れませんが、この中国の

柚子は、大きいし、部屋中が柚子の香りが

たちこめます。


女性が喜んで…それを見て男性が嬉しい…昔からある図式

2011年02月25日 17時12分28秒 | 宝物

私は、宝石は人の「喜び」を表すものだと

思っています。

男性が魅かれる女性は、

喜んでいるか楽しんでいる女性です。

怒っている女性も哀しんでいる女性も

あまり魅力的ではないかも知れません。

さて、喜ぶ女性をイメージして下さい。

男性が頑張った証として女性宝石をに贈って、

そして、その女性が大喜びした時の感動は、

男性なら皆、想像できると思います。

素直に嬉しいなと…

喜ぶパートナーを見て喜ぶ男性という図式は

今も昔も変わりないのです。


いい宝石は「喜んでいる女性」の象徴です。

Celebrate(祝福)で宝石を贈られる女性は

その時に、自分の宝石を身に着けて祝賀会に参加

する女性も含めてCelebrity(セレブ)です。

どちらも輝いて、皆さん喜んでいると思います。


宝石の一つも買ってあげられる男になりたい

と思います。

男性の皆さん! 

そろそろ、頑張りましょうか…


結婚のときに受け継がれていくルビー

2011年02月25日 07時16分46秒 | 宝物

ルビーは、愛の象徴、家庭円満のシンボルです。

そして、約束のシンボルはダイヤモンド。

ふたつあわせると永遠の愛。

実は、ルビーは、欧州でも日本でもロイヤルファミリー

が結婚のときに母親から娘に受け継いでいく宝石

です。

雅子さまのルビーリングも美智子さまから

受け継がれたそのルビーは、美智子様が、

昭和の香淳皇后より受け継がれたものです。

イタリアの最後の王妃、マリアジョセのリングに

してもそうです。

意外と知られていませんが、ロイヤルファミリーの

ルビーは、受け継がれていく愛の象徴です。

 


気持ちを豊かにしてくれるモノ

2011年02月24日 19時06分19秒 | 宝物

最近は、目の前にあるものだけを

信じる風潮がありますが、

「目に見えない」=目で感知できない

けど確かに存在しているものを感じると

毎日が豊かになるような気がします。

人は、たいていのモノを使って消費して

行きます。例えば、綺麗な洋服で

あったり、自動車であったり、電化製品

であったり…

最近だと5年ぐらいで買い替えてしまいます。

だから、お金を出して、買っては消費

しているのです。(着物や茶道のお茶器は異次元

ですが…)

ドンドン消費していき、年をとって気がつくと

受け継がれてきたもの、受け継いで行くもの

に囲まれていない…というのは、少しさみしい

かも知れません。

古くから伝わるジュエリーを見ていると、

それを着けて毎日を生きた人が確かに存在した

ことが感じられます。

それに、実際の思い出が詰まっているモノに

囲まれていたら、気持ちが豊かになると思います。

目に見えなくても、その宝石ルビーが

誰かと過ごした時間を覚えているとしたら…

次に誰に受け継いでもらいたいか?

そう次の世代の事を考え始めるだけでも

すでに、豊かな気持ちになっています。

写真は、橋本コレクションから、古代エジプトの

スカラベリングです。3700年前にの輝きを

今に伝える貴重なリングです。

スカラベとは、昆虫で「フンコロガシ」です。

糞=丸いモノ=(太陽も)を転がすその姿から

聖なる昆虫、また成虫が死んだ後に、しばらく

すると糞の中から同じ形をした成虫が出て来る

ことから、再生を表わしたそうです。

このリングは、そのスカラベの形に彫刻されています。


モリスブライダルができたわけ

2011年02月24日 13時12分10秒 | 宝物

ルビーは、古くからロイヤルファミリーの宝石と

して大切にされてきました。

天皇家、昭和皇后から美智子妃殿下、

そして雅子さまへと受け継がれたのがルビー。

イタリヤ最後の王妃 マリア ジョセ妃殿下が

結婚のときに受け継いだの皇太子殿下の祖母の

ルビー。

そして、現在のイギリス、エリザベス女王が

戴冠されるときにお召しになるのがルビー。

とルビーはロイヤルファミリーの宝石です。

希少性が特に高い処理をしていない、

ミャンマー産(旧ビルマ)のルビーでした。

モリスブライダルでは、そのルビーを

皆様の結婚の儀でお使い頂きたいとスタート

しました。



ルビーの加熱処理を見分ける方法

2011年02月24日 07時36分34秒 | ルビー

モリスルビーは無処理で美しいルビーなのですが、

普通のルビーは、美しさを改良するために加熱処理を

するのが一般的です。

どちらが良いかという話ではありませんが、

同じ美しさだったら無処理の方がはるかに

希少性が高く、宝石としての価値は高くなります。

ただ、処理をしているかどうかを見分ける方法は

大切な事なのに、一般には公開されていません。

というわけでモリスでは、自社で加熱処理の実験を

続けて、ジュエラーとして自分たちの眼で

処理の有無を見分けられるようにしています。

見分ける時の一番良い方法は、

加熱処理されたルビーと無処理のルビーのインクルージョン

(内包物)の違いを見ることです。

さて、

下記は加熱する前、

そして下記は、加熱後。

600度で5時間加熱処理しました。

 

中央のインクルージョン(内包物)が変化しています。

ルビーの色は明るくなりました。

ルビーの加熱処理ではとても低い温度ですので、

極端な変化はありませんが確実に変わっています。

採掘の現場では、年々少なくなっているルビーです。

資源が無くなる前にキチンとしたデータを取って

おくことが大切です。

写真撮影は、米国宝石鑑別機関GIAに行って

頂きました。