またもご無沙汰してしまってごめんなさい! 諸事情で公言できなかったのですが、実は10日ほど日本に行っていました。
いろいろ覚悟しての日本訪問でしたが、まあ、途中から世界の状況が刻々と変わり…。トランプ大統領が「国民は海外に出るな。海外にいるなら即、帰国を」との宣言を出した後にどんどん状況が変化して、毎朝、日米、そして航空会社のニュースを細かくチェックする日本滞在となりました。
そのうち、ハワイ州から観光客への訪問自粛勧告→さらに住民を含むハワイ外からの復帰者への2週間の自宅待機命令→ホノルル市の即刻の外出禁止令(4月末まで)→ハワイ州の同様の外出禁止令が出て…。
ハワイ州の「住民を含むハワイ外からの帰宅者への2週間の自宅待機命令」には猶予があったのでギリギリ引っかからずに帰れるし、飛行機もまだ飛ぶし、と、なんとかなるサと考えていた私なのですが…。帰国2日前になってアメリカ疾病センターによる対日本の注意レベルが2から3になったため、結局のところ、公けに2週間の自己検疫を強いられることになりました…。
それでも、昨日、ハワイに無事に戻ってこれただけで最高にラッキーでした! 今回使ったユナイテッド航空は、当初3月27日を最後にホノルル便運休すると発表していましたが、それが急に25日に早まって。24日に戻れたのは超ギリギリだったのです。
しかもユナイテッドのサイトでは、そういう重要事項があまり強調されていないのです。書き方もあいまいで。しかもサイトに発表になるのが案外遅く、結局、普通のニュースサイトでまず情報収集しなければなりませんでした。ちょっとぼんやりしていたら、知らないうちにいつの間にか飛行機もストップしていたかもしれません。
…今や海外渡航の敷居が低くなって、海外移住も珍しいことではなくなりましたが、こんな時にはやはり、国境の大きさ、重要さを実感してしまいます。いくら日本留学中の娘に会いたくとも日本に飛べなくなったり、いくらハワイに戻ってこようとしても国境が封鎖されたりということが、今後も状況によってはありえるかもしれません。
ホントに、(平和ぼけをしていた私には思いもよらないことでしたが)これって戦争前・戦争中の状況に似てるわけですよね。さらには、いつの間にか国交断絶ということだってありえます。無礼なトランプがコロナウィルスを「中国ウィルス」と呼んで中国を激怒させたりとか、世界中がカリカリしていますから。
そんなわけで間隔が開いてしまって申し訳なかったのですが、また明日以降、「戒厳令」中のハワイ復帰について書かせていただきますね。
冒頭の写真は、ゴーストタウン化していた成田空港です。夜中とかではなく、まだ夜7時半頃の様子です。人が本当にいなくて、トイレに入るのも怖かったです…。