昨日ご紹介した「王家の霊廟」には、Mauna Alaマウナ・アラというハワイ語名があります。マウナ・アラを直訳すると、「香ぐわしい山」。
まさか昨日のようにたくさんのレイや花が手向けられる場所だからではないでしょうが…もしそうであれば、期せずして私は「マウナ・アラの何たるか」を体験したことになりますネ。
さてマウナ・アラについて書かれた書籍によると、昔ここはカメハメハ3世所有の土地で、それが甥のカメハメハ4世に引き継がれたものだそうです。カメハメハ4世とエマ王妃は当初、この地に王族用のタロイモ畑を造ったとか。
ですが昨日触れたような理由から、この地に王族の霊廟が造設されることに。…今では王家の霊廟にタロイモ畑の名残りは皆無ですが、プルメリアやソーセージツリーなどなど、南国らしい植物が多数植えられています。
やはりこの地は王家の霊廟ではなく、「マウナ・アラ=香ぐわしい山」とハワイ語名で呼ぶのが一番ふさわしいのカモしれません。