今の自分を見るために、過去の自分と比較する。
未来の自分と比較する。
ある一箇所から、川の流れを見る。
川上も、川下も。
そういや、ジョン・レノンは車輪を見てたよね。
アレ、中学のとき、間違えて、鯨見てると思ってたんだよね。
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我輩転じてワシとなす
説明:
“災い転じて福となす”は、という意味。
こちらは、自分を指す一人称を変えるkとで、年齢を悟るという意味。
自分を表す一人称って難しい。
ワタシは自分のことを【おいら】って書くけど、【私】も【俺】も【僕】も使う。
【わし】は老人っぽい。
【あたい】、【拙者】、【自分】、【小生】、【朕】、【我輩】、【おら】、【わて . . . 本文を読む
「演技のことをもっと書いて」というリクエストをもらったので。
演技は、やや算数に似たところがある。
映画自体が算数的なんだけども。
これは北野武監督も言ってますね。
まぁ、簡単には、+-×÷や小数点や分数、角度などだ。
とりあえず、基本の+-だけを。
演技の足し算と引き算は、かなり基礎の考え方。
映画的な演技では、引き算の演技を求められる傾向が強い。
テレビは足し算傾向かな。
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人間いたるところに精算あり
説明:
“人間いたるところ青山あり”シリーズ。
まぁ、会社にいてもいなくても精算しないと、経費で落ちません。
領収書だけあっても、お金にはなりませんから。
他にも、何かすると、基本、精算というか、後片付け的なことはしないとならないものです。
ある意味、青山が墓だとすれば、人生の精算という意味もつながって . . . 本文を読む
東宝シネマズ10周年のCMで、一つ気になることがある。
あのCMで最初に、10年間をふり返って、映画の紹介をするのよ。
「大きな船が沈んで」 (『タイタニック』)
「隕石が襲ってきて」 (『アルマゲドン』)
「戦争は悲しくて」(『パールハーバー』)
「スパイはかっこよくて」(『ミッション・インポッシブル』)
「弾丸は止まって見えた」(『マトリックス』)
「魔法を手に入れて」 (『ハ . . . 本文を読む
昨日は、リハーサルの後、編集のことについて打ち合わせ。
お相手は、日本映画学校の後輩の紹介で、彼女の学校の同期であった編集マン。
そこで出たのが、業界的に、“日本映画学校の結びつきの強さ”はどう思われているのか、って話。
周りからはすごく強いように思われているんだよね。
だけど、当事者としては、同じ仕事してるから気を使っている程度だと思っていたのだが。
確かに、今この業界で、その人数がかなり . . . 本文を読む
ついに監督デビューが決まりました!!
うわぁ、オレ、おめでとう!!
おめでとう、オレ!!
「わだば、映画監督になる」とのたまわって、24年。
タイトルからクレジットまである監督作を撮ってから、16年。
それなりに評価をされてから、6年、かかってしまいました。
長かったような、いや、長かったような、あぁ長かったよぉ・・・。
ホント、みなさまのおかげさまです。
あなたのあなたの、そし . . . 本文を読む
『着ぐるみピエロ』
説明:
名作『気狂いピエロ』のパロディ・タイトル。
でも、ホントは当て字でこれでキチガイって読むんですけど、このままキグルイと読む読み方さえ、ちょっとスタンダードになりつつあったりして。
まぁ、“キチガイ”が放送禁止用語ってのもあるからでしょうが。
で、この“着ぐるみピエロ”とは、まぁ、球団とかのマスコットキャラとかこういう感じですよ . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第95回
『シンプルメン』 (1992) 原題も『SIMPLE MEN』。簡単な男たちなのか、純粋な男たちなのか、一直線な男たちなのか、分かりやすい男たちなのか。 スタッフ。監督:ハル・ハートリー製作:テッド・ホープ/ハル・ハートリー製作総指揮:ジェローム・ブラウンスタイン/ブルース・ウェイス脚本:ハル・ハートリー撮影:マイケル・スピラー音楽:ネッド・ライフ . . . 本文を読む
似
を、じぃーっと見ていたら、
困った男性に見えてきた。
説明:
じっと漢字を見ていたら、シリーズですな。
前は
骨
がロボットでした。
以が横顔にも見えるね。
あ、故村山元首相にも見えるわね。
なら、彼は、似ていることに困っているのだろうか?
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あの人が見ているという意識を持てるか。
その人の目や耳から、自分を見る聞くということ。
神が見ているのよりも確かな視線を。
それは、子供なら、普段から、きちんと見ていることや聞いてあげることから、生まれるんじゃなかろうか。
対等や目上なら、意志のある言動を貫くことで、生まれるんじゃなかろうか。
それを生み出す人が減った気がするのであります。
じゃ、おいらが出来てるかと問われれば、修行中 . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第94回
『藍色夏恋』(2002) 台湾の映画。原題『藍色大門』、英題『BLUE GATE CROSSING』。スタッフ監督:イー・ツーイェン 製作:ペギー・チャオ/シュー・シャオミン 脚本:イー・ツーイェン 撮影:チェン・シャン 音楽:クリス・ホウ 出演チェン・ボーリングイ・ルンメイリャン・シューホイ物語。楽しい高校生活を送るちょっと勝ち気な1 . . . 本文を読む
実は小説ありきなり
説明:
“事実は小説より奇なり”シリーズ。
これは二つの意味あり。
最近の映画は原作付きがちと多すぎないかなという苦言。
小説に限らずね。
ある意味、このメディアの幅を狭めることにもなると思うのですよ。
バランスよく原作つきと、オリジナルがないとね。
お客さんも飽きますよ、と。
もう一つは、小説などのマ . . . 本文を読む
どうやら、世の中には、ホラー映画が分かる人と分からない人がいるらしい。
どうも、コレは、評論家であっても、映画関係者でも。
恐怖は、映画が最も得意な表現なのにだ。
初のシネマトグラフ『列車の到着』で、観客は大画面の中、迫ってくる列車に飛びのいた。
その時、驚きと恐怖を感じたはずだ。
大体、闇の中で観るものに恐怖が付きまとわないわけがない。
なのに、ホラー映画への感度は、人によってまるでどこ . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第93回
『地下鉄のザジ』(1960)アバンギャルドで、シュールレリズムなスラップスティック的ドタバタ・コメディの白眉。いまなら、POPという言葉で表現するのかも。原題は『ZAZIE DANS LE METRO』。スタッフ。監督:ルイ・マル原作:レイモン・クノー脚本:ルイ・マル/ジャン=ポール・ラプノー撮影:アンリ・レイシ音楽:フィオレンツォ・カルピ出演。カト . . . 本文を読む