李下にお冠を正さず
解説:
“李下に冠を正さず”(りかにかんむりをたださずと読みます。
意味は、他人から疑われるようなことは、初めからしないほうが良いことのたとえ。
出典は、古楽府という本からだそうです。
李は、すもものことで、李の木の下で、冠をかぶり直すと、手を伸ばして 李を盗んでいるかと思われるので、冠を直さない方がいいよ、ということだそう。
で、こちらは、お冠=怒りを収めないということ。
李泥棒ではないとわかっても人は、怒りをそう簡単におさめられないということ。
だから、この元の“李下に冠を正すな”ということになるわけなんですね。
怪しいは罰せずが現代の法の理念なんですが、人の情緒はそう出たり、ひっこんだりは出来ぬのです。
そういう方は情緒不安定と言われたりするわけです。
または、演技を用いたりしてね。
で、そういう不安定さを安定させるよう努力というか、修行をしてるのです。
ええ、一応、修行してるんですよ。