菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

生板盛り日記 その20

2008年06月29日 01時44分25秒 | 創作捜索日記
稽古15回目。

今日はハードスケジュール。

仕上げ中の映画のアフレコを朝からやって、少し遅れて稽古へ。


各自の稽古の成果を見つつ、修正を加えていく。
そんで、客を招いての通し稽古。
時間の足りなさを本番的な状況に追い込むことで、集中させる狙い。

真木さんのご友人と、ウチの島根リーダーに来てもらう。
辛口の意見も出たが、初めて見た二人からも、面白さを感じさせるという言葉があった。
やっと通せるような状態で、それがあるということだけでも今は十分。

いろいろ問題はあれど、基本通せるようになってきた。
だが、各々芝居がそれぞれの山になってしまっていて、連峰になっていない感じ。
でも、ようやく芝居を見る溶融がでてきたように思う。
一日早かったことの成果だろう。
ここで甘やかさない。
明日明後日に取っておく。


いよいよ明日は、全組通し稽古。
だと思っていたら、モロモロのトラブルで、明後日に変更に。
まぁ、ゲネが勝負な感じになりそうだなぁ。
そういうことも覚悟の上。
皆の方が不安だろうから、それをどう解消し、集中に向かわせるか。




で、稽古後に仕上げ中の映画の打ち上げに。
おいらの足の怪我のせいで延びていたのだ。
遠くに住んでいるキャストも駆けつけてくれて、わきあいあい賑やかかつアットホームな打ち上げ。
懐かしい顔ぶれに苦闘がよみがえりつつも感謝があふれる。
うまく言葉が出ない。
恒例の挨拶も分かっていたのに、気の利いたことという自分の基準から、けっこう下回る挨拶をしてしまう。
スピーチが苦手だ。
上手くならねばな。

ああ、実はもうちょっといいの考えていたのに、稽古で飛んでしまったのよね。
笑いに逃げてしまった・・・。
まぁ、それは次の機会にとっておこう。
そのためには次の機会を作らねば。
なので、この場を借りてもう一度、言わせていただきたい。
スタッフ・キャストのみなさま、本当にありがとうございました。
もう少し仕上げがあるし、公開までは、まだまだかかりますから、またその度ごとに感謝の念が湧き上がって言うんだと思います。

明日も稽古早いとはいえ、二次会に参加し、終電まで。



ハードスケジュールで、少し足が痛い。
心地よい痛みである。
風呂に入り、揉む。



どちらにしろ、残りあと二日、調整したら、本番だわ。
あら、怖い。
あら、楽しみ。


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