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菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

刺身の缶詰

2007年06月05日 00時00分40秒 | ブロぐ。
さっき読んだのだが、ついに、こんな技術が出来ちゃった。


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フグ刺しが宇宙食に!? 常温でも劣化しない新技術


魚の切り身をビニールなどに無菌状態で封入し長期間保存する技術を、山口県下関市にある独立行政法人水産大学校の芝恒男教授(食品衛生学)らが開発した。

「フグの刺し身をスペースシャトルで食べられませんか」。フグの水揚げ日本一の同市で四年前に開かれた、日本人宇宙飛行士古川聡さん(43)との交流会で、こんな質問が出たのが研究のきっかけだという。
 宇宙食での実用化はまだだが、芝教授は「将来的には刺し身やすしを楽しめるようにしたい」と意気込んでいる。

 芝教授によると、新技術は無菌状態の空気を吹き付けながら切り身を封入するのがポイント。細菌による腐敗や食中毒の心配がなく、フグとブリによる実験の結果、冷蔵庫で2カ月以上保存した後でも刺し身として食べることができた。常温でも1カ月程度なら品質は劣化しないという。
 熟成によってかつお節に含まれるうま味成分イノシン酸が凝縮し、通常よりうま味が強くなるのも特徴。マグロ、タコ、エビなど幅広い魚介類に応用できるといい、芝教授は水産加工業者などに技術を紹介していく考えだ。

 スペースシャトルに持ち込める食品には、常温で1年以上保存可能という条件がある。今回の技術でも計算上は1年以上の保存が可能だが、味が落ちるため、宇宙食としてはまだ不十分だという。ZAKZAK 2007/06/04



ZAKZAKより
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007060422.html
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これ読んで、『美味しんぼ』で、山岡がヤクザを懲らしめる時に刺身の缶詰めの話を思い出した。
山岡は、刺身の缶詰が出来ると思うなんて・・・と、ヤクザに恥をかかせるのだが、いまや、こんな時代になってしまいましたよ・・・。


いやぁ、人間の食への探究心はすげぇなぁ、まったく。

特に日本人の料理への取り組みは、ホント際限ないね。
捕鯨への粘り腰が、同じように外交に活かせたら、どれだけよいか・・・。



そういや、おいらが、行ってみたいフランスにあるあるレストラン【エル・ブジ】には、液体窒素を使用する料理とかあるんだよなぁ。

たまに、テレビで似たような実験はよく観るけど。
科学的方法を応用した料理法を果敢に取り込んでるその姿勢には脱帽ですよ。
科学者と料理人はどこか似ているのかもしれないなぁ。













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