魂のしくみからの独り言✨

過去の経験からその{意味}を探し・・
スピリチュアルな世界を知った私の独り言。。

芽 ~5

2009-03-04 18:24:34 | お話し
柵の内側に、自分たちの当たり前を見つけた

・・二人。

多くのもの
片付かない柵の中

それは、足の踏み場もないほどに・・散在している。

薄暗いそこに、目が慣れるまでハッキリと見えなかったそこは・・
というか、柵の外ばかりを探し、柵の中は見ていなかったそこ・・

は・・自分たちの思い込みというフィルターを通して・・
いや、フィルターに遮られて、見えてなかったことに気が付いたのでした。

自分たちの当たり前
散在した柵の中
見えていなかった柵の中

今やっと・・見えるもの。
今やっと・・見えたもの。

それは・・

見えてなかった

・・という事実。

二人は、散在したそれらのものの中に、見えてなかった事実を認識するのでした。

「今まで、何を見てきたのか?」
「こんなに片付いてないなんて・・」

二人は言葉を失い・・
どうしてこうなったのか・・

湧いてくる疑問。

「お前が一番近くにいたんだ!何を見ていた?」
男は女を責めはじめる。

「貴方だって・・」
女は・・。

お互いに責任転嫁を始めた親は、心の底にある{自分のせいではない}という思いを・・相手にぶつける。

柵の外で・・

繰りかえされるケンカ。

柵の中に・・

入ろうともしない。
中のものを片付けようともしない。

どなり声
相手を責める
自分のせいではない

ふと気が付くと

「さっきより、暗くなってない?」

柵の中心から外側に向って、薄暗かった闇は・・
今また・・濃くなりはじめていました。

それに気がついた二人は、ケンカを止め・・
「自分達のケンカで闇が濃くなった」という事実に眉をひそめ・・

相手を責め
責任のがれをしようとする

自分たちの羞恥心を感じる。

「こんなこと、していられない・・」
二人は、ケンカを止める。いや、止めざるを得ない。

言い争おうとすると・・闇が濃くなる。

「ケンカなどしている場合じゃない」

「そうね」

二人は、大人しくなる。