魂のしくみからの独り言✨

過去の経験からその{意味}を探し・・
スピリチュアルな世界を知った私の独り言。。

あるがままを受け入れる

2007-10-10 00:16:35 | 気付き
夜のニュースを見ました。

その日は・・二大放送局で、同じ時間帯のニュース内での{特番}のテーマが・・偶然同じでした。
思わず見入ってしまう。。

テーマは{障害}

片方のニュースは・・
障害を持つ人・難病を抱える子供達との交流(コンサート)を追ったもの。

もう一方のニュースでは・・
障害を抱えた子供を抱える家族を追ったもの・・でした。

そのお母さんは・・というか夫婦は・・最初の女の子に障害があった。

お母さんは言います。
「子供の生命力を信じる」
「あるがままを受け入れる」

とはいいながら・・こうも言っていました。
「この子が先に亡くなったら 私達が看取る事ができる・・この子にとったらそれが幸せなのかもしれない」

そして・・二人目を身ごもります。

夫婦の選択・覚悟の出産。
検査はしない。
例え障害が有っても、あるがままを受け入れる。

二人目の子供は 健康でした。

そして・・三人目。
今度も勿論 検査はしない。
でも・・胎内にいる間に異常がみつかり・・それが原因で障害が残る。
胎内にいる間に なんだかの処置?を先生に勧められたそうですが・・拒否したそうです。
この子は 最初の子とは違う障害。

家族の姿勢に・・驚きました。

検査をせずに 二人目・三人目を出産???
処置を断る???

私には出来ない。

子供を産む時に、皆さん必ず頭をかすめるはず・・。
「子供の健康」
「五体満足」

それは・・えご?
健康でなければ・・愛せない?

私自身の経験から・・考えさせられました。
「子供を持つ事が怖かった」からです。
かつて自分が{うつを患っていた}から。

私が{うつ}だった時代は・・うつはある意味{障害}でした。
今とはニュアンスが全く違っていました。
だから、そんな自分が子供を持つ恐怖・・・お察し頂けるでしょうか?

「自分と同じ{もの}を抱えた子供だったら・・どうしよう・・」

私は 自分が親を苦しめた事も忘れて・・恐怖感を持ちました。
どうやっても・・その恐怖を消す事が出来ませんでした。
恐怖を消せない・・それ程 苦しみました。

主人は そんな私の気持ちを知ってはいても・・分からない。
それも 仕方が無いこと。かつての私の苦しみを・・想像でしか知り得ません。

今だから 冷静に書けます。
自分の{うつ}を消化できていなかった。
受け入れ・認めていなかった。

自分のような苦しみを 我が子が味わうかもしれない・・という恐怖。
同じ苦しみを抱えるかもしれない子供を持つ事を・・受け入れられない自分。

葛藤しました。

だから・・このお母さんの{言葉}は刺さりました。

「あるがままを受け入れる」
「その子の生命力を信じる」

全てを・・委ねる。
ありのまま・そのまま・・・を 受け入れる。

出来るだろうか?

私の恐怖は・・一人目を授かり、それでも消えませんでした。
二人目なんて考えられない。

それでも・・時間と共に 気持ちも変化し、二人目を望むようになりました。
望む・・これは正確ではありません、私が望んだというのではありません。

上の子の為に二人目を産む事を決意しました。
上の子の為に 兄弟は必要・・そう思ったからです。

心の底の恐怖は消えませんでした。
どこまでも エゴの強い人間だと思います。。

そんな・・自分の葛藤・経験とリンクさせ・・考えてしまいました。

そのお母さんの覚悟。
ありのままを受け入れる 姿勢。

昨日も書いたけれど・・ありのままを受け入れる・・その姿勢には強さがある。

強さの先に 本当の愛があるのかもしれない。。

愛は・・子供への愛

そして・・自己愛へと繋がるのかもしれません。